『韓国が「反日国家」である本当の理由』  書籍関係

今日は、雪の中、朝からおでかけ。
昨年2月に亡くなった
義兄を偲ぶ会です。
あいにくの雪の中、
遠い親戚の出席はかなわず、
席も半分ほどしか埋まらなかったですが、
それでも、
故人の写真がスライドショーで上映される中、
遺族と思い出を語り合う、
とても良い集いでした。

雪の中、どうなるかと思いましたが、
バス停までは、
車道の車のわだちを歩いたので、
靴の中に雪が入ることはありませんでした。
「根性無し」の京葉線は予定通り止まっているので、
バスで東西線の浦安まで行き、
茅場町で日比谷線に乗り換え、
北千住で常磐線に乗り換えて柏駅まで、
約2時間かかりました。

これから雪のたびに
この「偲ぶ会」を思い出すことでしょう。


〔書籍紹介〕

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このブログでもたびたび触れているように
慰安婦問題での世界中のいいふらし、
「東海」表記の外国での強制、
ハルビン駅での安重根記念館の設置と、
日本をおとしめるために狂奔する
韓国の姿は、
私から見ると、
やはやビョーキとしか思えないが、
その根本にある「病理」を解説したのが、
この本。

題名に「韓国人が書いた」と付いているように、
日本人ではなく、
韓国内部の人間が書いた、という点がポイントだ。

著者の崔碩栄(チェ・ソギョン)氏は
1972年ソウル生まれ。
韓国の大学で日本学を専攻し、
1999年渡日し、大学に。
2009年韓国へ帰国し、
著作活動を開始。
現在、フリーライターとして活躍している。

ネイティブではないのに、
すごい日本語能力を持ち、
分析力もあり、
相当優秀な人材だと思われる。

この本の著述意図は、
「はじめに」で明確に語られている。

日本に10年間滞在し、
長年韓国で培われた「常識」が
一夜で「非常識」になるような経験をする。
その違いを多くの資料と情報で確かめたところ、
「当たり前」だと思っていたことの中に、
数多くの間違いと矛盾が見つかった。
韓国の教科書、新聞、TV、政府の発表から
次々に出て来る間違いと矛盾に当惑する。
それを韓国人の友人に話すと、
その話を信じてくれなかった。
著者は彼らの認識を変えることが不可能に近いことだと気づく。
そして、こう書く。

韓国人はなぜこのような認識を持つようになったのか、
という単純な好奇心から私の作業が始まった。
資料を調べたり、
韓国社会を客観的に観察したりするうち気付いたのは、
韓国社会で生まれ、育った人は
自然に「反日型人間」になるように仕組まれた社会構造、
つまり、「反日システム」が形成されているということである。
限られた情報だけを提供する人々、
そして、それを利用する人々が構築、運営する
「反日システム」の中では、
日本は「悪い国」にほかならない。
もしかしたら、「反日システム」が教え込むように
日本は実際「悪い国」かもしれない。
しかし、そう判断するのは
自分の目で日本を見て、
自分で経験してからでも
遅くないのではないだろうか。
他人が、テレビが、
先生が教える情報には
伝達者の「意図」が含まれる可能性が高いからだ。
私はそう考え、
「反日システム」について、
さまざまな角度から検証を進めていった。
すると、その中から、
なぜ、韓国人は日本に対して
これほどまで過剰に反応するのか、
「反日」を国是として
掲げているような言動を取るのか。
その理由が見えてきた。
それをまとめたのが本書である。

こうして、7つの章から構成する。

第1章 韓国の高校生が見ている世界
第2章 反日教育の実態
第3章 韓国歴代政権の「反日」と反日主義の構築
第4章 反日で得する人々
第5章 韓国が認めたくない日本の姿
第6章 韓国が反日国家でなくなるために
第7章 日本社会への提言

特に、第2章 反日教育の実態 がすさまじい。

マスコミによる不正確な情報発信が危険であることはいうまでもないが、
それよりも恐ろしいことがある。
それは「教育」によって
幼い頃から頭の中に刻み込まれる知識である。
大人になってから目にするニュースは
自分で選択することもできるが、
子供の頃から学校で聞かされるないようは
一方的な入力であり、
自己修正することも、
懐疑的に考えることも難しいからだ。

そして、二人の抗日運動をした人物の偉人伝に触れる。
そのうち、柳寛順について触れよう。
柳寛順は、1919年3月1日に起きた
万歳運動の先頭に立った10代の女子生徒で、
「韓国のジャンヌ・ダルク」と呼ばれている。
捕らわれ、刑務所の中で死亡した。
その際、柳寛順は拷問され、
遺体が6つの分断されていたのだという。
しかし、拷問を受けたことも
遺体が切断されたとの証拠は存在しない。
いつの間にか「都市伝説」のように伝承されたのである。

これについては、
遺体を引き取り、死装束を着せた欧米人教師ミス・ワルターの証言がある。
「1959年私が韓国を訪問した時、
迎えにきた人々にインタビューを求められた。
その時私は彼女の遺体は切断されていなかったことをはっきり証言した。
私はきれいに保管された彼女の体に服を着せたのだ」


これに対して、当時の新聞は、こう書く。
「これに対する倭奴たちの復讐は、
少女の肉体を
6つに切断し、
石油缶に入れたことだった」
「学校に戻って
遺体の入った箱を開けてみて
皆仰天した。
遺体は複数に切られていて
全身は傷だらけだった」
そして、数々の柳寛順伝が、このように描写する。
「看守たちは寛順姉さんを拷問室に連れて行った。
棒で殴り、足で蹴り、
気絶すると水をかけ再び殴り始める。
数日後、お姉さんは
血だらけになって監房に戻ってきた」
「看守長は柳寛順を廊下に連れ出し、
鞭を振り下ろしました。
肉が飛び散り、骨が見えた。
気絶すると監房に投げ込みました。
それでも足りなかったのか
取調室に連れていき拷問を加えました」
「日本人看守たちは柳寛順を連れ出し、
足で蹴りながら暴言を浴びせました。
逆さ吊りにして水をかけ、
膀胱が破裂するまで殴り、飢えさせました。
また、地下の独房に監禁しました。
槍で刺された傷はだんだんひどくなりました。
そして、拷問で破裂した膀胱のせいで
体が腐っていったのです」

「講釈師、見て来たような嘘を言い」というが、
この筆者たちは、
どこでこの惨状を見ていたのであろうか。
見てもいないものを
勝手に創作して、
子供たちに伝えるのは、いけないことではないのか。
しかも、直接の証言では
「きれいに保管された体」と言っているのに。

子供に「歴史」を教えるのはいいが
嘘を教えてはいけない。
そして、嫌悪、嫉妬、憎しみ、差別の感情を教えてはいけない。
子供のとき頭に入った感情は
大人になっても影響を及ぼすからだ。

筆者は、反日の理由として、
日韓併合と朝鮮統治があるが、
現在韓国社会に広がっている反日感情は
単純に「過去」だけでは説明しきれない部分が多い、
と指摘する。
過去が原因であれば、
今より終戦直後の方がもっと強かったはずだ
、と。
そして、後になればなるほど
反日感情が強くなっている事実を指摘する。

日本と韓国の多様な資料に接した結果、
気付いたことがある。
それは、
@現在見られる韓国の反日感情は
 「過去」に起因するものではない、
A韓国社会には社会的「システム」として
 反日感情を生産、維持する装置がある、
Bその「システム」の中に生まれ、育った人々は
 自分が限られた情報と報道しか見ていないことを認知できない
ということである。


そして、歴代大統領
自分の政権維持の手段として
「反日」を使ったことを指摘する。
しかし、大統領の中には、
そのようなことはもうやめよう、
と表明した人もいる。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は
「在任期間中(日本に対して)過去の歴史問題について言及しない」
と宣言した。
また、李明博(イ・ミョンバク)大統領は、
「(式典演説の度に)日本への謝罪を求めることはやめる」
と表明した。
しかし、自らの支持率が下がると、
「反日カード」を切ったのである。

このように、
政府が真っ先に立って、
「反日」を口にすることが
益々反日の気運を高めていった。

そして、「反日」をビジネスに利用する人々の存在。
たとえば「独島」(竹島)をイベントに仕立て上げる人々。
日本統治期に徴用されたことへの賠償を取ってみせる、
と言って会員を募り、会費を取る様々な団体。
そして、反日で人気取りをしようとする政治家たち。
また、反日のニュースで売り上げを伸ばす新聞を始めとするマスコミ。
様々な学者、研究家、活動家・・・。
このように反日でなければ困る人々が韓国社会には蔓延しているのである。

映画「マトリックス」の仮想世界に生きる人々が
仮想社会を現実だと認識しているのと同じく、
韓国で生まれ育った人々は
日本に対する偏向したイメージを持っている。
韓国人の頭の中に映っている日本は、
侵略戦争(文禄の役、太平洋戦争)を起こした国、
戦争犯罪に対して反省も謝罪もしない国、
韓国の島である独島(竹島)を日本の領土だと主張する国、
歴史を歪曲している国である。
肯定的ナイメージは
報道されることが少ないため、
良い印象とはいえない。
日本に対する固定観念に
ひびが入る契機があるとすれば、
「韓国」というカプセルの外側に飛び出したときである。
その「外側」とは、
外国(日本を含む)へ旅立ち、
第三者の評価に接した時である。

というわけで、
外国に行った韓国人が、
日本の評価が高く、
韓国の評価が低いことに
憤慨し、畏怖する姿が描かれる。

第6章 韓国が反日国家でなくなるために
では、

韓国社会が築いてきた固い殻を破り、
外に飛び出すために
何が必要だろうか。
この章では、
韓国社会が気付いた洞窟、
つまり反日の社会システムから飛び出し、
真実を確かめられるようになる方法について考えてみたい。

として、
まず「捨てるべきもの」として、次の3つを上げる
@日本がすべて悪いという結論ありきの解釈                    
A民族主義的な性向
B魔女狩りとバッシング

特にBについては、
ソウル大学の歴史学者である李教授に与えられたバッシングが強烈だ。

李教授が2004年テレビの討論番組で
「(日本の)公権力による強制的な慰安婦動員の証拠はまだ見つかってない」
と発言すると
マスコミ、市民団体、政党、一般市民から怒りの声が噴出した。
彼が勤めている大学には
彼の辞職、解雇を求める声が殺到し、
インターネットは彼を批判する声で埋めつ尽くされるなど
ものすごいバッシングが起きたのだ。
しかし、それは始まりに過ぎなかった。
2006年に開かれたあるシンポジウムで、
李教授は乱入した市民団体の人々に
胸倉をつかまれ、
引き倒され、
蹴られる、殴られるという暴行を受けた。
顔面と腹部を殴られた李教授は
血を流しながら救急車が運ばれるほどの事態となった。
市民団体の人々は
終戦時の現代史に関する李教授の歴史観を問題視したのだが、
これでは学問に対する明白なテロ行為である。
学者の主張に対する反論が
論文でも、コラムでも、声明文でもなく、
拳と足蹴りだったのだ。

そして、「持つべきもの」としてて、次の3つを上げる。
@懐疑的に考える姿勢
A第三者の意見を尊重する姿勢
B異説にも耳を傾ける姿勢

そして、第7章 日本社会への提言
では、
日本人の「加害者」としての罪意識に触れる。

過去の歴史について、
相手の苦痛と苦悩について
同情の気持ちを持つこと、
悲しむことは人間が持つ崇高な精神だ。
しかし、それだけでは絶対に関係が
回復、改善されていくことはない。
韓国社会にも寛容の精神は必要だが、
日本社会が韓国に対して気を使い、
一方的な加害者の立場に
自ら立ち続けることも望ましくない。
いつまでもそのような加害者の意識を持って
相手を眺めることこそ
韓国に対して失礼だ、
という見方もできるのではないだろうか。
韓国も被害意識とコンプレックスから
自分の力で抜け出さなけれはならない。
そのため、
同等な立場で助言と叱咤を惜しまないことこそ
「友情」であり、
日本社会に期待したい行動である。

冒頭に、筆者が優秀な人間である、
と書いたが、
優秀な人間だからこそ、
初めて、「反日」のシステムから脱却し、
政府の方針や反日ビジネスの桎梏から
離れた目で書くことの出来た
韓国の反日の正体の暴露である。

この書物が発刊されたのは、
平成24年10月23日。
朴槿惠(パク・クネ)大統領が登場するより前である。

朴槿惠大統領が
なお一層の反日態度を示し、
「加害者と被害者の関係は千年たっても変わらない」
と述べたのを聞いたら、
筆者はどう思うであろうか。

いずれにせよ、
この本で、
韓国社会には、
反日を生み出すシステムがあることが分かった。
そのシステムをなくすことは大変だろう。
いや、最近は益々その力が強くなっているように見える。

日本が相手にしてくれないのを見ると、
今度は外国に出掛けて
日本をおとしめる行動を取る。
最近筆者は、
反日のエネルギーが
もはや制御できないところまで来ている
モンスターのように、
と述べているが、
今の状態を見て、どう思うであろうか。

私自身は、
韓国社会の反日は、
もはや「病理」の世界まで入っていると思っている。
いつまでも過去のことにエネルギーを割くより、
そのエネルギーを他のことに向けた方が
国として発展するのではないか。
しかし、そのことに思いをやれず、
国を上げて反日に地道を上げる姿を見る時、
韓国は情けない国だな、
韓国人は悲しい人々だな、と同情の念さえ起こる。
誰かが「もうこんなことはやめよう」と言うべきで、
その責は国家的指導者が取るべきだが、
朴槿惠大統領は先頭に立って反日に火を注ぐ。
「愚かな大統領」だと言わざるを得ない。

ケリー米国務長官は13日、
米韓外相会談後の記者会見で、
日韓両国が4月下旬のオバマ大統領のアジア歴訪までに
歴史問題を克服し、
関係改善を図るべきだとの考えを示したという。
そんなことを言う以上、
どうやって関係改善を図るかを示さなければなるまい。
しかし、今起こっている日韓間の軋轢は、
みんな韓国側が仕掛けたことだ。
ケリー長官こそ、
韓国に対して
「もう、こんなことはやめたらどうか」
と言うべきではないのか。

関連本については、↓をクリック。

室谷克実「悪韓論」
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20131125/archive

黒田勝弘「韓国 反日感情の正体」
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20131207/archive

そして、最後は、↓に突き当たる。

曽野綾子「70年前の昔」
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130709/archive





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