紛失物と『ゼロ・グラビティ』  映画関係

昨日のことですが、
事件が起こりました。
スーパーで、通帳などを入れた袋を紛失したのです。

銀行と郵便局に行ってお金を下ろした後、
買い物でスーパーへ。
HISの旅行用ジッパー付き透明袋に入れた通帳等をカゴに入れ、
レジへ。
そこからの記憶がありません。

買ったものをレジ袋に入れ、
自転車で数メートル行ったところで気づき、
スーパーに逆戻り。
カゴやカートを見てもありません。
レジのところに行き、
落とし物がなかったかと聞くと、
サービス係に言ってくれといいます。
サービスカウンターでは、
そういう忘れ物は届いていないとのこと。
名前と連絡先を書いて渡し、
再度、カゴ置場やカートの場所を探しましたがありません。
トイレに行って、ゴミ箱も探してみました。

袋の中には通帳の他、引き出したばかりの現金と
キャッシュカード、それに保険証も入っています。
通帳やカード、それに保険証の再発行など、
手続きのことが頭をよぎります。

警察に電話すると、
紛失なのか盗難なのか判断してくれといいます。
盗難の場合は、
現場検証しなければならなく、
紛失届は電話でも出来るので、
とりあえず、
通帳を無効にするのを先にしたらどうか、というので、
すぐ側の郵便局に行き、
順番待ちしていると、
家から電話がかかってきました。
「あなた、サミットに何か忘れたの?」
とカミさんの声。
「それらしいものが届けられたと電話があったわ」
というので、スーパーに戻ると、
サービスカウンターに袋がありました。
なんでもカートの上に置かれていたのを、
女性が届けてくれたとのこと。
どうやら、レジでカゴを出す時に、
中から取り出し、カートの上に置いたらしい。
その上にカゴを置き、
カゴを取り除いた後、
カートをそのまま戻してしまったようです。

さすがは日本、
財布が現金入りのまま戻って来る、
というのは、今話題の猪瀬知事の
オリンピックの第1回プレゼンでの言葉ですが、
そのとおりになりました。

帰国直後で頭がぼうっとしていたのかもしれません。
でも、帰ってきて、よかった。
ほっとしました。
みなさん、
持ち物には気をつけましょう。


〔映画紹介〕

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原題の「グラビティ」とは、、「重力」という意味で、
日本題の「ゼロ・グラビティ」で「無重力」
題名のとおり、無重力の世界が描かれる。

冒頭、宇宙から見た地球の姿が美しい。
遠方からやって来るスペースシャトル。
そのそばに白い点。
やがて近づくと、
その白い点は船外活動をする宇宙船の乗組員だと分かる。
視点は乗組員の周囲を周り、
ついには乗組員の宇宙服の中にまで入り込む。
それが数分間にわたるワンカットで描かれる。
どうやって撮影したのか。
実写とCGの組み合わせと言ってしまえばそれきりだが、
それにしてもすごい。

まさに「すごい!」という言葉が連続する
観たことのない映像が連続する映画だ。

60万メートル(600キロ)上空のスペース・シャトルで
ロシアが衛星を破壊した結果である宇宙塵に襲われ、
シャトルが大破する。
船外で活動中だった
エンジニアのストーン博士(サンドラ・ブロック)と
ベテラン宇宙飛行士マット(ジョージ・クルーニー)が
取り残されてしまう。
無重力の宇宙空間。
残った酸素はわずかで、
地球との交信手段も断たれる中、
二人は放置されたロシアのシャトル、ソユーズに向かう。
しかし、
慣性と反動の抵抗を受けながらの
接近は至難の業だった・・・。
そして、地球に帰還するために、
中国のシャトル「天空」を目指す。
その手段とは・・・。

宇宙の造形が見事そのもの。
白く輝く地球の様が美しい。
そして無限に広がる黒い空間。
その中でのちっぽけな人間の
生き延びるための闘い。

宇宙空間の広がりを表現するために、
ワン・カットは長く、
同じカットの中で、
被写体に接近したり離れたり、
外側から眺めたり、
人物に添った動きをしたり、自由自在。
もっと簡単な撮り方もあっただろうに、
不可能なカットへの挑戦。
そういう長いコンテを作り、
実現してしまう技術力のすごさ。

SFの宇宙空間の表現も
「フラッシュ・ゴードン」の昔から
「2001年宇宙の旅」
「スターウォーズ」を経て、
ここまで描けるようになった。
技術の進化と発展に敬服せざるを得ない。

この映画、そういう技術だけでなく、
サンドラ・ブロック、
ジョージ・クルーニー
という名優を得て、
人間ドラマとも成立している。

なにしろ俳優は二人のみなのだから、
実力者でなければならない。
アンジェリーナ・ジョリー
マリオン・コティヤール、
スカーレット・ヨハンソン、
ブレイク・ライヴリー、
ナタリー・ポートマン
などが出演交渉を受け、
最終的にサンドラ・ブロックに決まり、
男優もロバート・ダウニー・Jrから
ジョージ・クルーニーに代わった。
それで正解だったような気がするほど、
二人の演技は、はまっている。

他にヒューストンからの連絡で、
「ライトスタッフ」で宇宙飛行士を演じた
エド・ハリスが声の出演をしている。

監督はアルフォンソ・キュアロン
アカデミー賞の最有力候補だと言われるが、
これが作品賞を受賞すると、
SF作品初の作品賞受賞
アカデミーの懐の深さが試されるところ。

映画が映像で伝える芸術であるとすれば、
これほど見事に宇宙空間を描き、
追体験させる
見事な映画はない。

5段階評価の「5」

予告編の映像は↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=aE6o6WvObKk&list=PLizFMbnOjAaXqTL_EKmLQLhNCydq6NDzA


タグ: 映画




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