戦時徴用訴訟と『悪韓論』  政治関係

↓は、今朝の産経新聞

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戦時中の韓国人徴用に対する賠償支払いを巡る判決について、
日本企業の敗訴が確定した場合は、
「重大な国際法違反だ」
として、国際司法裁判所への提訴などの
法的対応を取る方針であることを
日本政府が韓国政府に対して伝えていた、
というもの。

この問題については、
このブログでも度々取り上げている。

8月18日「韓国の戦時徴用訴訟」

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130818/archive

8月6日「遠ざかるゴール」

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130806/archive

7月9日「70年前の昔」

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130709/archive

ようやく日本政府も腰を上げ、
国際司法裁判所という
一つ上の段階での措置を求めるようになったか、
というのが実感だ。

そういえば、
昨年、竹島に李明博大統領が上陸した際に、
時の民主党政権が
国際司法裁判所に提訴する、と言っていたが、
あれもいつの間にかうやむやになってしまった。

国際間の紛争の解決のために
国際司法裁判所があるのだから、
そこへ提訴するのは当たり前の話だ。
躊躇する方がおかしい。

朴槿恵(パク・クネ)大統領は、
反日を色濃く出しているのは、
「親日家」と言われた父親の影を払拭するためだと
当初言われていたが、
どうもそれだけではなく、
根っからの「嫌日家」らしいことが分かってきた。
なにしろ、大統領就任後、そろそろ1年たとうというのに、
日韓の首脳会議さえ開こうとしない。
そればかりか、
諸外国を訪ねて
「日本の歴史問題」について言いふらして回る。
言われた相手国首脳も戸惑っている。
二国間の親密のための会合で、
何ら興味のない日本の歴史認識について言及されては、
相手は戸惑うばかりだろう。
「あなた、何しに来たんですか」
と訊きたいのが本音だろう。

先日も中国に出かけて、
伊藤博文を暗殺した安重根の碑
事件現場であるハルピン駅頭に建立するという提案さえしている。

日本政府の反応は「安重根は犯罪者だ」で、
それはそれで波紋を起しているが、
どこかで誰かが、
アメリカのワシントンは米国人にとっては英雄だが、
英国にとっては反逆者。
国によって見解が違うのは当然だから、
そのことには、触れずにいる
と書いていたが、
それが大人の対応というもの。
わざわざ第三国に出かけて
そんな提案をするというのもどうかしている。

なにしろ、この大統領、
「被害者と加害者の関係は
千年変わらない」

と宣言した。
つまり、「和解は永遠に出来ない」
と言ったと同じことだ。
政治家としては、疑問符がつく。

歴史認識というが、
日韓基本条約締結時、
あれだけ多額な賠償金を支払っているのだ、
謝罪は終わっていると見るのが普通なのに、
ことあるごとに
過去の問題を持ち出す。
歴代の大統領の中でも特異な存在だ。


そんな時、↓の本を読んだ。

〔書籍紹介〕

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著者の室谷克実氏は、時事通信社でソウル特派員をしていた方。
その立場で、
韓国人の本質に迫る。

本の表紙裏にこのようにある。

「勤勉で高学歴な国民、
急成長する経済力、
世界に冠たる技術力──
すべては、貧しき内実を華やかの外見で糊塗する
隣国の悪しきまやかしだった。
李王朝時代から続く
凄まじい差別意識、
異様なまでの学歴崇拝、
熟練工も育たない歪んだ技術蔑視。
それが彼らの姿である。
冷厳な眼で韓国を捉えてきた論客が、
韓国メディア自身が図らずも報じていた
「外華内貧」の実態を見ながら、
その底流にある思考、行動、風習に迫る。

まさにそのとおりの本書だが、
特色は、その根拠を
韓国の新聞や出版物の中から丹念に拾っていることだ。
新聞の片隅に掲載された
一行の記事から
その本質に迫る内容。
しかも、数字的裏付けも豊富。

私は韓国に行くたび、
「日本、負けてる」
と思う方だが、
それがいかに皮相的な受け止め方だったかと分かるほど、
韓国社会の病根は深い。

目次でいくつかの表題を拾ってみる。

・滅私奉公と逆の価値観
・大卒でなければ人間扱いされない
・大卒新人社員の平均年齢は28歳超
・大学を出ても半数は職がない
・「学歴過剰大国」症は昂進する
・「ニート大国」症候群も悪化する
・「超」短期退職者がいっぱい
・どんな汚い術を使おうと勝てばいい
・「韓国人は勤勉」とは外国人観光客向け
・大統領夫妻が美容整形した輝かしい歴史
・「謝罪させたい」という欲望
・「犯罪大国」でもある
・「技術大国」でなく「欺術大国」
・「民・民汚職」の常識

たとえば、このように書く。

私は、朝鮮半島の歴史の中で変容した儒教の一部が、
今日の韓国人の価値観や行動原理の中に色濃く残っていると思っているが、
今日の韓国を「儒教の国」とは考えない。
たとえば「孝」は儒教の基本的な考え方の一つだ。
「身体髪膚(しんたいはっぷ)、これを父母に受く。
敢えて毀傷(きしょう)せざるは、
孝の始めなり」
と孔子は説いている。
それなのに、首都ソウルに住む女性のほぼ半数は「整形済み」だ。
これは、朝鮮日報(09.12.22)が報じたところだ。
つまり敢えて毀傷している。
何が「儒教の国」であるものか。

そう言えば、日本には、
「親にもらった玉の肌」という言葉がある。

日常生活のレベルでは、
言い訳のための嘘がやたらに多い。
これは「自分の非は絶対に認めたくない」
「絶対に謝りたくない」
という頑迷なコリアン・マインドの表れだ。
言葉を換えれば「体面絶対文化」だ。
やはり<外華>の重視につながることだ。
そして、「体面絶対文化」の裏側には、
「相手に非を認めさせたい」
「相手に謝らせたい」
という欲望が渦巻いている。

それが、アメリカまで出かけて
元慰安婦の像を作ろうというメンタリティーか。

盧 武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は05年の3・1節の演説で
「韓日両国関係の発展には、
日本政府と国民の誠実な努力が必要だ」
「(日本が)心から謝罪し反省して賠償した後に
和解すべきだ」
などと述べ国民を煽り立てた。
過去の問題に関する一切の請求権は
日韓条約により解決済みなのに、
改めて日本の謝罪・反省・賠償を要求するというのだ。
まさに”ゆすり・たかり集団”のボスのような発言だ。

大統領ともあろう人が
日韓条約を知らないはずがない。
知っていてとぼけているとすれば、罪は深いが、
次のような特性によるものらしい。

韓国人には、自らが恥と感じる歴史事実はきれいに消去し、
都合が良いデマがあれば、
「そうだ、そうだ」と国民挙げて大合唱することで、
短時間にして「これはウリ国民がみんな知っている歴史的事実だ」
と思い込める国民的特性がある。
新たなデマの内容が国民的常識に昇華するや、
「事実はそうではない」と知る人々が
一斉に口を噤むのも、
その国民文化の一つだ。

こういう困った国民が隣人なのだ。
それにしても、
中国・韓国と来て、
なぜ日本のような「清廉潔白」を是とするような国が出来たのだろう。
やはり「武士道」の伝統に根ざしているような気がするのだが。

最後にこの本は次のように記述して終わる。

隣の国と仲が悪いのは、
当たり前の「世界標準」だ。
とりわけ、歴史捏造に基づく反日意識で
武装しているような隣の小国と、
親しく付き合う必要など、どこにもない。
『脱亜論』を説いた福沢諭吉の慧眼に、
いま改めて敬服し、
本書を終えることにしたい。


アメリカ旅行記A ミュージカル3本とオペラ  旅行関係

今日のテーマは、
ミュージカルオペラです。

↓はニューヨークで最も人が集まる場所、タイムズ・スクエア

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割安チケットのブースには長い行列が出来ています。

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私の経験では、
割安のチケットは必ずしも良い席とは限らないので、
長い列もあって敬遠。
全てネットで取りました。
しかし、方式が変わっており、
以前は座席表を見ながら空席をクリックする方式だったのに、
今はコンピューターが選ぶ方式です。
どうしてこんな改悪がまかり通っているのでしょうか。

タイムズ・スクエアの看板。

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左と右の看板のを観ました。

到着日の夜は、
44丁目にあるシューベルト劇場の「マチルダ」

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開演前に劇場前に長い行列が出来ます。

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開始前の幕。

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舞台には、文字盤が装飾されています。

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このミュージカルの原作はロアルド・ダール
「奇妙な味」の小説を書く人です。
ダニー・デヴィート監督で、1996年、映画にもなりました。
ミュージカルはロンドン発で、
初演は2010年、シェイクスピアのふるさと、
ストラトフォード・アポン・エイボンで。
2011年、ロンドンのウエストエンドに進出し、
2012年のオリビエ賞7部門で受賞という快挙。

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劣悪品の中古車を高値で売りさばき、
育児に不熱心な両親を持つマチルダは、
3歳で読む能力を開花させ、
図書館でたくさんの本を読み世界を広げていきます。
数学的にも天才で、超能力も持っています。

小学校に入学してすぐ
彼女の能力が非凡であることを知ったハニー先生は、
校長先生に彼女を飛び級させるよう進言しますが、
学校で厳しさを教えることが「しつけ」だと信じている
暴君の校長先生に拒否されてしまいます。

マチルダは正義感にあふれ、
校長先生からから理不尽な体罰を受ける同級生を
機転をきかせて救うなどします。

そしていつの間にか、
司書に語っていた物語が、
現実の世界と交錯していき・・・。

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痛快なのは、
級友と団結して、
独裁者である校長を追い出してしまうところ。

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そして、子供たちの群舞
振り付けが「ビリー・エリオット」のピーター・ドゥスリング。
子供とは思えない切れのいいダンスに感心します。

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トニー賞授賞式での子供たちのダンスを観たい方は、↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=A06-8IWjFSE#t=36

この授賞式のパフォーマンスで最後にマチルダが4人出て来るのは、
このミュージカルは、
主役の子供が4人いて、
交代で出演するため。
トニー賞では4人が特別出演しました。

やはり子供向けとあって、
客席は子供が一杯。
隣も前も可愛い女の子でした。
こんな素敵なミュージカルを子供の頃から観れるなんて、
本当に幸福です。

日本での上演はまず無理。
これだけ芸達者な子供たちを集めるのは至難のわざであることと、
日本では子供の出演時間帯に制限がありますので。

↓は、買い求めたCDのジャケット。

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翌日観たのが、45丁目のアル・ハーシュフェルド劇場の「キンキー・ブーツ」

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普通ブロードウェイの劇場は7アヴェニューと8アヴェニーの間にありますが、
この劇場は8アヴェニューの西側にあります。

開幕前のセット。

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天井の装飾。

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元々は2005年製作の映画で、
これを舞台化。
ハーヴェイ・ファイアスタインが脚本を担当し、
演出を務めたジェリー・ミッチェルは振り付けも担当。
そして、作詞・作曲が、あのシンディ・ローパー
↓その三人組。右の女性がシンディー。

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2013年のトニー賞は、
「キンキー・ブーツ」の年で、
13ノミネート(主演男優賞に2人だから、実際は12部門)されて
見事ミュージカル作品賞を受賞。
シンディーもオリジナル楽曲賞
ローラ役を演じたビリー・ポーターはミュージカル主演男優賞を受賞しました。
他に振付賞、音響賞、編曲賞計6部門で受賞。
また、このミュージカルに
プロデューサーの一人として携わった
川名康浩さんも
日本人として初めてトニー賞を受賞しました。

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チャーリー・プライスは
イギリスの田舎町ノーザンプトンの
伝統ある紳士靴メーカー 『プライス社』 の跡取りだったが、
後継の重圧に耐えかね、
転勤を機にロンドンに移住することを計画していた。

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しかしロンドンに到着したその日に
父の訃報が届き、『プライス社』 を継ぐことになってしまう。
しかも社の財政状況が火の車だということを知る。

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工場の起死回生に頭を悩ませる彼は、
偶然出会ったドラッグクイーンのローラから
インスピレーションを得て、
ドラッグクイーン用のセクシーなブーツを
新商品として開発しようと思いつく。

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ローラの意見を取り入れ、
『危険でセクシーな女物の紳士靴 (Kinky Boots)』
を作り上げたチャーリーは、
ミラノの靴見本市に打って出る決意をする。

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とにかく全編はじけた舞台で、
面白いし、楽しい
勢いがあるから、息もつかせない。

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トニー賞ミュージカル作品賞も納得の舞台です。

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特に、良いブーツが出来上がったことで、
工場全体で狂喜乱舞する
↓このシーン「Everybody Say Yeah」は、

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第1幕の終わりの盛り上がりで、
ベルトコンベアーをうまく使って、
縦横無尽の振り付け。
この群舞は、見事!の一言です。

このシーンは、トニー賞授賞式でも再現されていますので、
観たい方は、↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0PhhhBvfUzE

ラストで、出演者のほぼ全員がブーツを着けて登場すると、
劇場内は拍手喝采、興奮のるつぼ。

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映画にあった悲哀や哀愁はどこかに消し飛んで、
ひたすらエネルギーでぐいぐい押して来る舞台でした。

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なお、映画の中での腕相撲はボクシングに変更。
その方が見栄えもいい。
そして、ファッショッショー前日のいさかいと、
ファッショッショー前半は省略。
映画を観ていることが前提のような作りでした。

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既にやり尽くした感のあるミュージカルですが、
まだまだ素材は見つけられるという
希望に満ちた新作でした。

↓は劇場で求めたCD。

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シンディ・ローパーのサイン入りです。


ミュージカル3本目は、
45丁目のミュージックボックス劇場で上演中の「ピピン」

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2013年のリバイバル・ミュージカル作品賞受賞の看板。

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他にトニー賞では、
演出賞、主演女優賞、助演女優賞の計4部門を制覇。

出演者たちの写真。

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開演前のカーテン。

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初演は1972年。
ボブ・フォッシーの振り付けが評判になりました。
今回の再演では、
サーカス小屋仕立てにしたのがミソ。
役者全員が曲芸を演じます。
それもかなり高度なものを。

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舞台は狂言回しの役者が各場面を取り仕切る形で進んで行きます。

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紀元8世紀後半のローマ帝国。
シャーメイン国王の王子、ピピンは
品行方正、学業優秀で教育期間を終了する。

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父には色仕掛けで王の寵愛をつなぎ止めている
後妻のファストラーダと
彼女の連れ子(弟)で
お馬鹿だけれどやる気満々の戦士=ルイスがいる。

これからの身の振りかたについて、
ピピンは
「人生の真の意味を探しに、何か特別な大いなるものを見つけに行きます」と宣言する。

ところが戦争に参加して勝利を収めても、
流されたおびただしい血に手をそめて恐れおののき、
沢山の女達との性愛にふけっても
愛の無い情事にピピンの心は満たされない。

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ピピンは隠居している祖母、バーサに会いに行く。
ピピンはバーサから、
「考え過ぎちゃ駄目、
自然の成り行きに任せて人生を楽しんで生きることさ。」
と励まされ、もう少し力を抜いて生きてみようと思う。

やがて父王の政策が段々暴挙を帯びて来ると、
ピピンは父に反抗して革命を企て、
父を殺害して王位に就く。

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しかし、自分が王になってみると事は思うようには運ばず、
結局は父がとったような暴君政治になりつつある事に気付いたピピンは、
ここで芝居を止めて、
狂言回しの役者に
父を生き返らせてストーリーを修正してくれと頼む。

こうして、自分が王になる前に話は戻り、
ピピンはさらに人生特別な意義を探して
芸術や宗教といろいろ試すが、
相変わらず心は満たされず、
とうとう道に行き倒れてしまう。

倒れていたピピンを助けて世話をしたのが未亡人のキャサリン。
彼女にはテオという息子がいて、
典型的な田舎の農家暮らしだ。
キャサリンとテオの家で、
ピピンは初めて平民の平凡な生活を送る。

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やがてキャサリンと愛し合うようになるが、
次第に乳搾りや死にかけのアヒルのために祈るような日々を
とてつもなく退屈だと思い始めたピピンは、
心傷ついたキャサリンを置いて家を出る。

そして・・・

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ローマ時代の話に借りた現代の寓話。
これをサーカスの場で演ずる着想がユニーク。
この子供向けとも思える話を
演出と振り付けが大人の話に変えます。
従って、ラストは悲哀に満ち、皮肉も一杯。

特に、祖母役の老女優アンドレア・マーティン
レオタード姿でアクロバットを演ずるのには、拍手喝采。

旧作を新たな装いで新作に仕立てる、
という意味で、
リバイバル・ミュージカル作品賞にふさわしい内容でした。

トニー賞授賞式でのパフォーマンスは、↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?v=ueslL0YUJ3g&feature=player_embedded


ブロードウェイの興行成績は
毎週発表されるのですが、
私が観た11月4日から10日までの成績では、
「マチルダ」が95.6%の入り。
「キンキー・ブーツ」が100.4%
「ピピン」が91.8%でした。

他に「ブック・オブ・モルモン」が今だに102.6%と満席をキープ。
「ベトラセル」が100.0%
「ウィキッド」が99.9%
「ライオン・キング」が98.5%
1千席を越す劇場を
毎日満席にするのは至難のわざ。
それをなし遂げて膨大な利益を上げる。
一方で、長いトライアウトを重ねて初日に持ち込みながら、
不評で1週間で打ち切りになるものもある。

それだけ厳しい世界なので、
高い水準が保たれるのだとも言えます。

いずれにせよ、
ニューヨークにミュージカルは欠かせません。
ニューヨークを訪れたら、
是非ミュージカルをどうぞ。


最終日の夜は、
やはり、ここに来てしまいました。

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噴水も美しい

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メトロポリタン・オペラ

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昨年の2月に、
「もう二度と来ることはないだろう」
と思ったのですが、
やはり来てしまいました。

実はこの日は土曜日で、
昼の部の「トスカ」Live in HDで、
全国とヨーロッパの映画館に同時配信されます。
(時差の関係で、日本では不可能。)
ニューヨークでも6館ほどで上映。
リアルタイムで観るMETライブビューイングはどんなものかと
勇んで42丁目の映画館に行ったところ、
残念SOLD OUTでした。

↓は劇場脇にあるショップ。

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玄関ホール。

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劇場内。

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写真を撮っても注意されません。
上演中に撮らなければいい、ということでしょう。
以前、渋谷の劇場で
休憩中に会場の写真を撮ったら、
血相変えて係員が飛んで来て、
削除させられましたが、
その点、METはおおらかです。

今日の演し物は、、「TWO BOYS」

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2011年に英国ナショナル・オペラで初演の現代オペラ。
上演前から舞台のスクリーンに
どこかのビルの監視カメラの映像が延々と流れています。

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英語のオペラですが、
前の席の後ろに字幕が出ます。
英語の他にドイツ語とスペイン語。
日本語の字幕が出るのは、
一体いつのことでしょうか。

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さて、「TWO BOYS」ですが、
やはり私は現代音楽は駄目ですね。
その上、前の座席に体の大きな人が来て、
舞台の主要な部分が半分も見えません。
アメリカはこういうことがあるからこわい。
席はネットで、かなりの良い席を取りました。
METは座席表の空席をクリックする方式。
しかし、前の席にどんな体格の人が座るかまでは分かりません。

「TWO BOYS」の映像は↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=C80eJCaNedY

残念な結果でしたが、
まあ、↓の光景をもう一度見ることが出来ただけでも、
よしとしましょう。

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というわけで、
ニューヨークでのミュージカル、オペラ三昧は終了。
次回は、博物館、美術館です。


『42 世界を変えた男』  映画関係

〔映画紹介〕

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黒人初のメジャーリーガーである
ジャッキー・ロビンソンの伝記ドラマ。

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(ただし、黒人初、というのは、MLBが整備されてからのことで、
アフリカ系アメリカ人のメジャーリーガーとしては
1884年のモーゼス・フリート・ウォーカーがいる。)

第2次世界大戦が終わって間もない1945年、
ブルックリン・ドジャースの会長ブランチ・リッキーは、
内輪の会議で
黒人選手を入団させることを表明し、
黒人だけの野球リーグ、ニグロリーグの
カンザスシティ・モナークスで活躍している
ジャッキー・ロビンソンに目を付けて契約し、
ドジャース傘下の3Aのモントリオール・ロイヤルズに入団させる。

当時は今よりもずっと人種差別が激しく、
他球団のメンバーはもちろん、
チームメイトやファンからも厳しい差別を受ける。
しかし、順調に成績を残し、
ついに、ロビンソンは
1947年4月15日、
ドジャースの本拠地エベッツフィールドに、
黒人初の大リーガーとして立つ・・・。

何事も「初めてのこと」をなすのは勇気が要るもので、
今は日本人を含めてキューバやジャマイカなど
有色人種の大リーガーは不思議でも何でもないが、
「白人のスポーツ」とされていた大リーグでの
黒人選手誕生は、
相当な逆風の中でのことだった。

映画では、ロビンソンとリッキーの二人三脚で成し遂げられたことだというのがよく分かる。
ニグロリーグ時代のロビンソンは、
黒人への差別にはたちどころに抗議する男だった。
逆風が吹くことを予想したロビンソンが
「やり返さない勇気のない男と思われる」と言うと、
リッキーは「やり返さない勇気を持て」と言う。

資料によれば、
リッキーはロビンソンに
「君はこれまで誰もやっていなかった
困難な戦いを始めなければならない。
その戦いに勝つには、
君は偉大なプレーヤーであるばかりか、
立派な紳士でなければならない。
仕返しをしない勇気を持つんだ」

と言い、
右の頬を殴ったところ、
ロビンソンは
「頬はもう一つあります。ご存じですか」
と答えたという。

このリッキーの存在がロビンソンの支えとなり、
どんな野次に対しても紳士的に対処し、
実績だけで見返そうという姿勢が出来る。

それでも相手チーム監督の汚い野次に
ロビンソンが切れそうになって
球場奥でバットを叩きつけるシーンは胸が痛くなる。
そして、汚い野次が
逆にチームメイトの応援を呼び、
チームに貢献するロビンソンの姿に周囲が変わっていく・・・。

トイレも白人専用だの、
南部の伝統的ホテルは黒人を泊まらせないだの、
ロビンソンが出場するなら、
試合を放棄するだの、
ありとあらゆるいやがらせがロビンソンを襲う。

放棄試合の相手チームに電話をかけたリッキーが、
「君が死んだ後、神様の前で、
ロビンソンが出るから放棄したと言えば、
神はそれを喜ばないだろう」
と言う場面など、
リッキーの背景にはメソジストとしての姿勢があったのだな、
と分かる。

リッキーが黒人選手を受け入れることに積極的であった理由としては、
ブルックリンにおける黒人の人口の多さや
将来的な黒人家庭の中産化を見越した上でのマーケティング戦略と、
より効率的な選手の供給源の開拓のためであったとされているが、
勇気ある決断であることは間違いない。
また、個人としても
大学野球の監督時代に指導していた黒人選手が宿泊を断られ、
自分の召使であると言って
ようやく同じ部屋で泊まることができたという
人種差別行為を体験しており、
「この肌が白ければ
みんなと同じように泊めてもらえるのに」

と涙を流して悲しむ選手姿が忘れられずにいたと語っている。
リッキーは1965年11月にミズーリ州の
スポーツ栄誉の殿堂に選出されたが、
そのスピーチの途中で倒れ、翌月没した。
1967年、アメリカ野球殿堂入り。

↓は、ブランチ・リッキー。

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スポーツの世界は実績が全てだ。
出塁したロビンソンが次々と盗塁を決め、
生還して来る様に球場全体の反応が変わって来る。
デビューの年、打率2割9分7厘、12本塁打、48打点、29盗塁
という成績を残してチームの優勝にも貢献し、
新人王を受賞した。
1949年には
自己最高の打率3割4分2厘、37盗塁を記録し、
首位打者と盗塁王を獲得。
MVPに選出された。
1949年から6年連続で3 割を達成している。
道は自ら開いた。
そして、「世界を変えた」のである。

ロビンソンを演ずる新人チャドウィック・ボーズマンがさわやか。
リッキーを演ずるハリソン・フォードは、
大人物をうまく演ずる。
年寄りじみてびっくりしたが、
これは役柄に合わせてかと思ったら、
1945年当時、リッキーは64歳。
演ずるハリソンは71歳。(撮影時はもっと若いか)
では、ハリソンは特殊メイクというわけではないのか。
しかし、ハリソンはこの役で、
2度目のオスカーノミネートを果たすかもしれない。

初めてメジャーリーグの舞台に立った4月15日、
球場に来た26,623人の観客のうち
半数以上の14,000は
ロビンソンを見ようとする黒人だったという。
この4月15日はロビンソン・デーとして
大リーグの全員が永久欠番「42」の背番号を付けるというが、
そのいわれも映画の中がさりげなく示される。
また、ニグロリーグというものがあったのも初めて知った。

「野球映画に外れなし」というが、
やはりこれがアメリカの伝統か、
胸を打つシーンが次々と出て来る、
立派な伝記映画であった。

5段階評価の「4」


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アメリカ旅行記@ 映画3本  旅行関係

さて、ようやくアメリカ旅行記にとりかかれます。

↓は、空港に設置されたステージ。

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成田空港もしゃれたことをします。

↓はスターアライアンス・ゴールドの優先チェックインのカウンター。

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現在私はゴールドのステータスなので、
初めて利用します。
スターアライアンスの航空会社で、
年間2万5千マイル飛ぶとシルバー、
5万マイルでゴールド。
シルバーは獲得しやすいですが、
ゴールドはなかなか。
2013年、頑張って5万マイル飛んだので、
このステータスを獲得。

当然、ラウンジも使えます。

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1名の同伴者もOK。
しかし、今度は一人旅です。

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ここのそば・うどん、寿司はおいしいので、
ついついこんなに食べてしまいます。

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今回は完全個人旅行なので、
旅程も自分で組みました。
ユナイテッドのホームページで
飛行区間を指定すると、
複数のフライトが表示され、
そのうち最も時間が合うものを選び、
次々と選定していく作業は実に楽しい。
旅行会社になった気分です。
ニューヨーク→オーランド→ラスベガス→成田
と飛んでも、12万1千860円
燃油サーチャージ、空港使用税全部込みの値段です。
よく格安航空券で「ニューヨーク4万5千円」などとありますが、
燃油サーチャージ、空港使用税抜きの値段なので要注意。

今、ユナイテッドで組んだと書きましたが、
ニューヨークまでは全日空の機材で、
ユナイテッドのコードシェア便です。

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ニューヨークのニューアーク空港までなら、
ユナイテッドの機材ですが、
JFK空港までは全日空で飛びます。

その全日空便、ガラガラ

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こんなに空いた全日空便を見たのは、初めてです。
飛行機のドアが閉じると同時に、
4人がけの席に移動。
これなら、肘掛けを上げて、横になって行くことが出来ます。

といいつつも、眠ることなく機内映画を堪能。

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全日空の機内エンタテインメントは大変充実しており、
「ブロークンシティ」「2ガンズ」
「THE HEAT」
(サンドラ・ブロック主演の刑事もの)
「ウォーム・ボディーズ」「タイムスクープハンター」
の5本を観ました。

機内食は、せっかくの全日空ですから、和食を選定。

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朝食も同じく和食。

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ニューヨークには、12時間の飛行時間で到着。

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午前11時24分出発で、
同じ日の朝9時22分に到着。
いつもながらの時差のマジックです。

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ユナイテッドのターミナル。

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マンハッタン行きバスの停留所。

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いつも不思議なのは、
この国際空港で、
ターミナルごとにある、
こんな貧弱なバス停でことが足りているということ。
マンハッタンへは、
タクシーやシャトルバス、
バスで移動しての地下鉄利用など、
いくつかの方法がありますが、
この空港バス、30分に1本分の需要しかないのでしょうか。
成田のバス輸送の充実ぶりから見ても不思議です。

マンハッタンまでは16ドル
往復で割引ですが、
ニューアーク空港行きのようなシニア割引はありません。

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しばしの渋滞に巻き込まれて、
1時間半ほどで市内に。
雨です。

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晴れ男なのに、と思いましたが、
ホテルに着く頃にはあがっていました。

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宿泊先のメイフェアホテル

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ブロードウェイと8アヴェニューとの間の49丁目。
ミュージカル鑑賞には最適の場所で、
隣には「ブック・オブ・モルモン」を上演中の劇場、
向かいには「シカゴ」をやっている劇場があります。

↓は狭いロビー。

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12時前に着いてしまって、
チェックインは3時なので、
からかじめ見つけていたレストランに行き、
3時少し前に戻ってチェックイン。

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部屋は6畳より少し狭い感じ。

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バスタブもありません。

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窓の外には非常階段。

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良かったのは、壁紙くらい。

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これでも一泊2万円以上取ります。

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ニューヨークのホテルは本当に高くて、苦労します。
新しいホテルはほとんど建たず、
設備はどんどん古くなるのに、
ホテル代は年々値上げ。
もっもと、高いのはマンハッタンだけで、
ブルックリンやクイーンズのホテルなら、
もっと安く泊まれます。

さて、今度の旅行記、
どう書こうか、と検討した結果、
日程順はやめて、
項目別にすることにしました。
第1回は、映画編


ホテルに近い42丁目には、
道路をはさんで二つの大きなシネマコンプレックスがあります。

北側にあるのが、リーガル・シネマ。14スクリーンあります。

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南側がAMC25エンパイア。

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その名前のとおり、25スクリーンを擁する巨大シネマコンプレックス。

表には、ご覧のとおり、上映時間が。

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チケット代は年々高くなって、
大人14ドル50セント、
子供(3〜11歳)11ドル50、
シニア(62歳以上)11ドル50、
3Dの追加料金は+4ドル50。
税率が違うので、州によって違いますが、
ニューヨークは一番高い。
シニア料金など、日本(1000円)より高い。
その上、ポップコーンとドリンクが合わせて10ドル以上します。

さて、ホテルにチックインしてすぐに観たのが、
「GRAVITV」

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「重力」という意味で、
日本題は「ゼロ・グラビティ」で「無重力」
こちらの方が映画の内容に近い。

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60万メートル(600キロ)上空のスペース・シャトルで
宇宙塵に襲われ、シャトルが大破。
船外で活動中だった
エンジニアのストーン博士(サンドラ・ブロック)と
ベテラン宇宙飛行士マット(ジョージ・クルーニー)が
無重力の宇宙空間に放り出されてしまう。
残った酸素はわずかで、
地球との交信手段も断たれる中、
二人の生還を求めての闘いが始まる・・・。

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米国の興行トップテンで
3週間トップを続け、
既に興行収入2億4千万ドル(240億円)を突破。
アカデミー賞の最有力候補とみなされる、
アルフォンソ・キュアロン監督(「天国の口、終わりの楽園。」など)の作品。
これが作品賞を受賞すると、
SF作品初の作品賞受賞となります。

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とにかく「すごい!」の一言。
絶対3Dで観るべきで、
事実、アメリカでは観客の80%が3Dで鑑賞したといいます。

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宇宙の造形が見事そのもので、
上になったり下になったりする地球の様が美しい。
ワン・カットが長く、
同じカットの中で、
外側から眺めたり、
人物に添った動きをしたり、
宇宙服の中にカメラ(視点)が入り込んだりします。
一体どうやって撮ったのか、
CGだと言えばそれまでですが、
それにしても、
そういう長いコンテを作り、
実現してしまう技術力がすごい。

人間ドラマにもなっていて、
サンドラ・ブロック、
ジョージ・クルーニー
が素晴らしい演技を見せます。

日本での公開は12月13日。
帰国したら、カミさんと娘を連れて観に行きます。


次は、「12 YEARS A SLAVE」

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これもアカデミー賞最有力候補と言われる、
スティーブ・マックイーン監督(「SHAME シェイム」)の作品。
高名な役者とは同名の別人です。

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南北戦争前、
ニューヨーク州北部出身の
自由の身であった
ソロモン・ノースアップ(キウェテル・イジョホー)は、
誘拐され、南部の農園に奴隷として売り飛ばされてしまう。

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邪悪な奴隷主による虐待や
思いがけない優しさを目のあたりにしたソロモンは、
生き延びるためではなく、
自らの尊厳を保つために苦しむ。

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12年目の奴隷生活を過ごしたソロモンは、
カナダ人の奴隷制度廃止論者(ブラッド・ピット)に出会ったことから、
その後の人生は大きく変わっていく・・・。

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という実話を
ていねいにじっくり、感動的に撮っています。
トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞。

まだ日本題も決まっていない様子で、
いつ公開になるのでしょうか。


最後が、「LAST VEGAS」

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マイケル・ダグラス、
ロバート・デ・ニーロ、
モーガン・フリーマン、
ケビン・クライン

というアカデミー賞スター4人が競演したコメディ。

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60代後半のパディ、アーチー、サムの3人は、
50年来の親友ビリーの結婚式のため、
ラスベガスを訪れることに。
4人はベガスでのバチェラー(独身お別れ)パーティーを楽しもうとするが、
ジェネレーションギャップに苦しむことになる。

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と、年寄り版の「ハングオーバー」
「LAS VEGAS」に一文字「T」を加えて
「LAST VEGAS」としたところがミソ。

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ラスベガスのホテル「アリア」の全面協力で作ったらしく、
私のようなベガス好きにはたまらない内容。

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しかし、出来はそれほどよくありません。
アカデミー賞の候補には無理。

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監督は「あなたが寝てる間に…」「ナショナル・トレジャー」のジョン・タートルトーブ

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というわけで、
42丁目の2つの映画館を行ったり来たりしながら観た3本。
アメリカに行く楽しみには、
こうした新作を日本でいるより早く観れることがあります。
もっとも、たいていは、
日本に帰ってから、
内容を確認するために
もう一度観るはめになるのですが・・・。


『鼻』  オペラ関係

今日は午後から有楽町に出かけ、
映画を1本。
コーヒーショップで読書し、
時間をつぶした後、
築地の東劇へ。
今週は月・水・木と
3回東銀座界隈に出没したことになります。

目的は、
METライブビューイング
今期第2作の
ショスタコーヴィチ「鼻」です。

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ニコライ・ゴーゴリの原作に基づくこのオペラ、
ある朝、目が覚めてみると、
小役人コワリョフの鼻がなくなっていた。

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鼻を捜索に出かけたコワリョフが見たのは、
服を着て歩く自分の鼻の姿。
新聞社に駆け込み、
鼻を探す広告を出そうとするコワリョフ。
しかし、鼻は次々と騒動を起こす。

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やがて鼻を取り戻したコワリョフだったが、
今度は、その鼻が元の場所に付かない。
さて・・・

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という荒唐無稽な話。

これにショスタコーヴィチが音楽を付けたこのオペラ、
ソ連初期の作品ですが、
1930年の初演では
一部の聴衆からは歓迎されたものの、
大部分の批評家からは酷評され、
上演レパートリーから消失。
復活上演が行われたのは、
1974年になってからだといいます。

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MET上演では、
この話をウィリアム・ケントリッジ
映像やアニメを駆使して演出。

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確かに、こういう上演方法しかないだろうという、
斬新な手法で舞台を盛り上げます。

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20歳を過ぎたばかりのショスタコーヴィチの
才気あふれる音楽は、
生き生きとした躍動感を見せます。

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しかし、私の音楽に対する許容範囲は、
ド演歌からハードロックの間。
そして、現代音楽にも境界線があることを
再度実感させられました。






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