アメリカ旅行記D ニューヨークあれこれ 旅行関係
ニューヨークを発つ前に、
見たもので興味を引かれたものをあげます。
ニューヨークの黄葉。








ミュージカル「スパイダーマン」の宣伝。ゴミ箱です。
市内の随所にありました。

「TIMES SQUARE」にかけた
「TIMES SCARE」。
SCARE=恐怖で、
一種のおばけ屋敷。

ラジオ・シティ・ミュージック・ホール。

摩天楼の列。

ハロウィンはもう終わったのに。


ブライアント・パーク。

ここに、スケートリンクが出現。




タイムス・スクエア

の花嫁。

ニューヨークがイエローキャブの町だと分かります。

今回初めて見た光景。

どういう仕組みでレンタルされるのか探索しませんでした。

ゴミ問題はニューヨークでも大変なようです。

こんなに花が売れるのでしょうか。

街角で見かけたオブジェ。

ここはリトル・コリア。

32ストリートがコリア・ウェイと表記されていることは、
今回初めて知りました。

ソウルのお店は料理の写真を掲示しますが、
ここは、日本と同様、ロウ細工。

そのうち
「ロウ細工は韓国が発祥地だ」
などと言い出しかねません。

マディソン・スクエア・ガーデン。

中央郵便局。

ペンシルヴァニア駅。

常に混雑していて、

飛行場並です。

この人たちは、

この観光バスの勧誘員。

元で無しで商売が出来るので、沢山います。

どうしても黒人が多くなります。

タイムス・スクエアの電飾広告。




このぬいぐるみは、多分ディズニーからは無許可。
観光客と写真を撮って、チップを稼ぎます。

これは、「ハグしましょう」と言って、
親愛の情を交換する人。

ニューヨーク出発の日の早朝。
朝5時でこの電飾です。

ニューアーク空港行きのバス停は、
ポート・オーソリティ・バス・ターミナルの裏側にあります。
なんでこんな場所にあるのか、謎です。

そこで夜を明かすホームレス。

これがニューアーク空港←→マンハッタン間の連絡バス。

7時以降は15分ごとに出ます。
JFKへのバスとは違い、
こちらはシニア割引があって、9ドル。
タクシーですと、
トンネルの通過料金、
帰りの運賃保証も取られて大変割高になるので、
いつもこのバスを利用します。
橋ではなく、
リンカーン・トンネルを通って、
ニュージャージーへ。

ここから先は、ユナイテッド航空を利用。

スターアライアンス・ゴールドの扱いで
チェック・インは優先。


荷物検査も優先ライン。

ラウンジも利用しようとしたら、

「このカードはインターナショナルなので、
国際線に乗る24時間以内でないと、
利用できない」
と断られました。
なるほど、そうなのか。
そこで、朝食は空港内のマクドナルドで。

朝マックのエッグ・マックマフィンのセット。
5.05ドル。

日本でおなじメニューは400円台ですから、
ちょっと高い。
アメリカは物価が高いです。
さようなら、ニューヨーク。

そして、こんにちは、オーランド。

冬から夏に転換です。
見たもので興味を引かれたものをあげます。
ニューヨークの黄葉。








ミュージカル「スパイダーマン」の宣伝。ゴミ箱です。
市内の随所にありました。

「TIMES SQUARE」にかけた
「TIMES SCARE」。
SCARE=恐怖で、
一種のおばけ屋敷。

ラジオ・シティ・ミュージック・ホール。

摩天楼の列。

ハロウィンはもう終わったのに。


ブライアント・パーク。

ここに、スケートリンクが出現。




タイムス・スクエア

の花嫁。

ニューヨークがイエローキャブの町だと分かります。

今回初めて見た光景。

どういう仕組みでレンタルされるのか探索しませんでした。

ゴミ問題はニューヨークでも大変なようです。

こんなに花が売れるのでしょうか。

街角で見かけたオブジェ。

ここはリトル・コリア。

32ストリートがコリア・ウェイと表記されていることは、
今回初めて知りました。

ソウルのお店は料理の写真を掲示しますが、
ここは、日本と同様、ロウ細工。

そのうち
「ロウ細工は韓国が発祥地だ」
などと言い出しかねません。

マディソン・スクエア・ガーデン。

中央郵便局。

ペンシルヴァニア駅。

常に混雑していて、

飛行場並です。

この人たちは、

この観光バスの勧誘員。

元で無しで商売が出来るので、沢山います。

どうしても黒人が多くなります。

タイムス・スクエアの電飾広告。




このぬいぐるみは、多分ディズニーからは無許可。
観光客と写真を撮って、チップを稼ぎます。

これは、「ハグしましょう」と言って、
親愛の情を交換する人。

ニューヨーク出発の日の早朝。
朝5時でこの電飾です。

ニューアーク空港行きのバス停は、
ポート・オーソリティ・バス・ターミナルの裏側にあります。
なんでこんな場所にあるのか、謎です。

そこで夜を明かすホームレス。

これがニューアーク空港←→マンハッタン間の連絡バス。

7時以降は15分ごとに出ます。
JFKへのバスとは違い、
こちらはシニア割引があって、9ドル。
タクシーですと、
トンネルの通過料金、
帰りの運賃保証も取られて大変割高になるので、
いつもこのバスを利用します。
橋ではなく、
リンカーン・トンネルを通って、
ニュージャージーへ。

ここから先は、ユナイテッド航空を利用。

スターアライアンス・ゴールドの扱いで
チェック・インは優先。


荷物検査も優先ライン。

ラウンジも利用しようとしたら、

「このカードはインターナショナルなので、
国際線に乗る24時間以内でないと、
利用できない」
と断られました。
なるほど、そうなのか。
そこで、朝食は空港内のマクドナルドで。

朝マックのエッグ・マックマフィンのセット。
5.05ドル。

日本でおなじメニューは400円台ですから、
ちょっと高い。
アメリカは物価が高いです。
さようなら、ニューヨーク。

そして、こんにちは、オーランド。

冬から夏に転換です。
取り違え事件と『ニッチを探して』 書籍関係
昨日、一斉に報道された、
取り違え事件。

「そして父になる」や
「もうひとりの息子」が公開されている中、
まさに「事実は小説より奇なり」を
地で行く話です。
片方が裕福で、
片方が母子家庭で苦労した、
という対照的な家族であったことが
ひときわ劇的要素を加えています。
私は子供時代、
自分は実はこの家の子供じゃなくて、
いつか本当の親が現れるのではないかと
夢想したことがあります。
ある日、高級車がお迎えに来て、
連れて行かれた所はものすごい豪邸。
事情があって
赤ん坊の時に預けられていたのを
改めてこの家の遺産相続者として迎えたいといます。
その想像の中で、
私は、そのまま受け入れていいものだろうか、と悩みました。
今まで育ててくれた父母をあっさり捨てていいのだろうか。
金持ちとしての生活を断って、
貧しくても暖かい元の家庭を選ぶべきではないか。
悩むだけ無駄で、
現実にはそんなことは起こりませんでした。(笑)
私は父母に似ておらず、
3人いる姉とも似ていない。
子供の頃、
近所の悪いおじさんたちに、
「あんたは反射炉に行く途中の橋の下で拾われたんだよ」
などとからかわれました。
そのおじさんたちによると、
三姉は横須賀の海で、
ワカメにくるまって流れて来たのだそうです。
全く悪いおじさんたちで、
子供心にどれだけ傷ついたことか。
そんなことやあんなことが
実は自分には別な人生があった、と
そんな想像をさせたのかもしれませんが、
長じるに従い、
父と母から性格的なものは
しっかり両方から受け継ぎ、
老年になってから
昔の父の写真に段々似て来たことから、
間違いなく父母の子だと認識しました。
ちなみに、
私の娘は私にも妻にも似ていません。
しかし、最近、電話の声が妻の声に似てきたこと、
そして、ミュージカルを観に、
海外に一人で行ってしまうところなど、
私とそっくりな行動形式をすることなどで、
間違いなく私たち夫婦の子供であると認識しています。
報道では、
取り違えられて、
貧乏な暮らしを強いられた人の方にばかり注目が集まっていますが、
興味深いのは、
間違えて、裕福な暮らしをしてしまった人の方。
弟三人が「兄とは血が違うのではないか」
と結束して調査に走ったという、
その背景にどんなドラマがあったのか。
60年育った家族から
放逐された長兄の心理はどんなものか。
そちらに興味が湧きます。
〔書籍紹介〕

「ニッチ」(Niche)については、次のような説明がある。
地球上には
生物の多様な生息環境があり、
それぞれの生息に適した場所を占める。
その場所もしくは条件を「ニッチ」と呼ぶ。
本の表紙に犬の姿が描かれているのは、
主人公の飼っていた犬の名前が「ニッチ」であったから。
銀行員の藤原道長が突然失踪する。
ある日、何の前触れもなく帰宅しなかったのだ。
翌朝、妻が会社に電話しても「出勤していない」という。
午後になって支店長から電話があり、
融資資金の振り込み予定が実施されず、
道長が持ち逃げしたおそれがあるという。
その額5億6千万円。
実際はその後の調べで、
決済されていない融資があり、
不明の資金は1億円と分かった。
銀行は返済すれば穏便に終わらせるというが、
警察には届けざるを得ないという。
警察が来て、事情聴取をしていく。
パソコンも押収されそうになった。
パソコンの掲示板には、
妻へ。娘へ。
リセットボタンを押してしまった。
もう後戻りはできない。
いつになるかはわからないが、
必ず戻ってくる。
単身赴任に出かけたと思ってくれ。
追われる身になるかもしれないが、
間違ったことはしていない。
互いに信頼し合わなければ、
家族でいることの意味はない。
という書き込みがあった。
こうして、藤原道長の世間からの「離脱」後の生活を追う。
所持金10万円はすぐになくなり、
まず赤羽に行き、飲み屋を巡る。
何か仕事がしたいという思いが込み上げてくるのが不思議だった。
これは離脱をした者が最初に味わう試練なのかもしれない。
オフィスやデスクのような自分の定位置を失うと、
軽いパニックが起きる。
指先がキーボードを打ちたくて、むずむずする。
何か利潤を生みだす算段をしないと不安になり、
おどおどしてしまう。
お決まりの上野公園に数日留まり、
ホームレスのための炊き出しの列に並ぶ。
馬券も買ってみる。
西の方に向かい、中野の公園に泊まり、更に吉祥寺の先に行く。
つまり、自分のニッチを探して歩くわけで、
なかなか自分の生息地はみつからない。
近頃、町の図書館は老人のニッチになっていると聞く。
雑誌コーナーでは新聞各紙、
週刊誌各誌を読み、
仕切りのあるデスクでは時代小説を読みふけり、
医学書を紐解き、
おのが持病の見識を深めたりする。
ランチタイムには
家から持参した握り飯を外のベンチで食べ、
閲覧室で午睡を取ったりするが、
露骨に寝息を立てて顰蹙を買うのは避ける。
日参するうち、
職員に顔を覚えられてしまうが、
職員は気を利かせ、素知らぬふりをしてくれる。
図書館が休みの月曜日、
彼らは何処に行くのだろう。
廃車に泊まり、児童公園を転々とし、
コンビニの駐車場や駅前、
スーパーの試食などで過ごす。
中学生のオヤジ狩りに遭い、
一文無しになる。
また、不思議な女性に救われたりもする。
様々な時間帯に町を歩き回ってみてわかったのは、
下界に暮らす人々が
実に巧みに
時間のニッチを使い分けていることである。
同じ猛禽類でも、
タカやワシは昼間に活動し、
フクロウやミミズクは夜、活動する。
時間を変えて、
棲み分ける習性や知恵は
人間においてはもっと高度だ。
特に申し合わせたわけでもないのに、
早朝から昼下がり、深夜、未明まで、
人々の活動時間帯は微妙にずれている。
こうして、自らのニッチを探し求めながら、
道長の離脱には、
実はある意図があり、
途中から話がある方向に展開し、
意外な結末を迎えるのだが、
それは読んでのお楽しみ。
本書で、国内の監視カメラの総台数は約400万台に及び、
一人の人間の容貌や身体特徴を入力すると、
監視カメラの画像の中から
その人物の立ち回り先が判明するのだと、
初めて知った。
その捜査の過程で、
監視カメラの映像から
道長の行動が判明したりする。
他に、高度成長をし尽くした日本の行く末に関わる、
次のような記述が気に入った。
もうこれ以上の発展も、進化も、
成長もないと見切ったら、
あとは堕ちてゆくだけである。
問題はその堕ち方だ。
努力空しく、騙され、出し抜かれ、
敗北して、堕ちてゆくくらいなら、
自らすすんで、緩やかに、
フェードアウトしてゆく方が百倍ましである。
「成長神話よ、もう一度」
と願ったところで、
くたびれたオヤジになった日本を
溌剌とした青年に戻すことなどできないし、
神は同じところで二度も奇跡を起こさない。
これからの時代は、
どれだけ上手に没落できるかが問われる。
没落はするが、
破滅はしない。
目指すべきは、
多くの副産物をもたらす、
実り多い没落、
誰もが真似をしたくなるような
魅惑の没落である。
取り違え事件。

「そして父になる」や
「もうひとりの息子」が公開されている中、
まさに「事実は小説より奇なり」を
地で行く話です。
片方が裕福で、
片方が母子家庭で苦労した、
という対照的な家族であったことが
ひときわ劇的要素を加えています。
私は子供時代、
自分は実はこの家の子供じゃなくて、
いつか本当の親が現れるのではないかと
夢想したことがあります。
ある日、高級車がお迎えに来て、
連れて行かれた所はものすごい豪邸。
事情があって
赤ん坊の時に預けられていたのを
改めてこの家の遺産相続者として迎えたいといます。
その想像の中で、
私は、そのまま受け入れていいものだろうか、と悩みました。
今まで育ててくれた父母をあっさり捨てていいのだろうか。
金持ちとしての生活を断って、
貧しくても暖かい元の家庭を選ぶべきではないか。
悩むだけ無駄で、
現実にはそんなことは起こりませんでした。(笑)
私は父母に似ておらず、
3人いる姉とも似ていない。
子供の頃、
近所の悪いおじさんたちに、
「あんたは反射炉に行く途中の橋の下で拾われたんだよ」
などとからかわれました。
そのおじさんたちによると、
三姉は横須賀の海で、
ワカメにくるまって流れて来たのだそうです。
全く悪いおじさんたちで、
子供心にどれだけ傷ついたことか。
そんなことやあんなことが
実は自分には別な人生があった、と
そんな想像をさせたのかもしれませんが、
長じるに従い、
父と母から性格的なものは
しっかり両方から受け継ぎ、
老年になってから
昔の父の写真に段々似て来たことから、
間違いなく父母の子だと認識しました。
ちなみに、
私の娘は私にも妻にも似ていません。
しかし、最近、電話の声が妻の声に似てきたこと、
そして、ミュージカルを観に、
海外に一人で行ってしまうところなど、
私とそっくりな行動形式をすることなどで、
間違いなく私たち夫婦の子供であると認識しています。
報道では、
取り違えられて、
貧乏な暮らしを強いられた人の方にばかり注目が集まっていますが、
興味深いのは、
間違えて、裕福な暮らしをしてしまった人の方。
弟三人が「兄とは血が違うのではないか」
と結束して調査に走ったという、
その背景にどんなドラマがあったのか。
60年育った家族から
放逐された長兄の心理はどんなものか。
そちらに興味が湧きます。
〔書籍紹介〕

「ニッチ」(Niche)については、次のような説明がある。
地球上には
生物の多様な生息環境があり、
それぞれの生息に適した場所を占める。
その場所もしくは条件を「ニッチ」と呼ぶ。
本の表紙に犬の姿が描かれているのは、
主人公の飼っていた犬の名前が「ニッチ」であったから。
銀行員の藤原道長が突然失踪する。
ある日、何の前触れもなく帰宅しなかったのだ。
翌朝、妻が会社に電話しても「出勤していない」という。
午後になって支店長から電話があり、
融資資金の振り込み予定が実施されず、
道長が持ち逃げしたおそれがあるという。
その額5億6千万円。
実際はその後の調べで、
決済されていない融資があり、
不明の資金は1億円と分かった。
銀行は返済すれば穏便に終わらせるというが、
警察には届けざるを得ないという。
警察が来て、事情聴取をしていく。
パソコンも押収されそうになった。
パソコンの掲示板には、
妻へ。娘へ。
リセットボタンを押してしまった。
もう後戻りはできない。
いつになるかはわからないが、
必ず戻ってくる。
単身赴任に出かけたと思ってくれ。
追われる身になるかもしれないが、
間違ったことはしていない。
互いに信頼し合わなければ、
家族でいることの意味はない。
という書き込みがあった。
こうして、藤原道長の世間からの「離脱」後の生活を追う。
所持金10万円はすぐになくなり、
まず赤羽に行き、飲み屋を巡る。
何か仕事がしたいという思いが込み上げてくるのが不思議だった。
これは離脱をした者が最初に味わう試練なのかもしれない。
オフィスやデスクのような自分の定位置を失うと、
軽いパニックが起きる。
指先がキーボードを打ちたくて、むずむずする。
何か利潤を生みだす算段をしないと不安になり、
おどおどしてしまう。
お決まりの上野公園に数日留まり、
ホームレスのための炊き出しの列に並ぶ。
馬券も買ってみる。
西の方に向かい、中野の公園に泊まり、更に吉祥寺の先に行く。
つまり、自分のニッチを探して歩くわけで、
なかなか自分の生息地はみつからない。
近頃、町の図書館は老人のニッチになっていると聞く。
雑誌コーナーでは新聞各紙、
週刊誌各誌を読み、
仕切りのあるデスクでは時代小説を読みふけり、
医学書を紐解き、
おのが持病の見識を深めたりする。
ランチタイムには
家から持参した握り飯を外のベンチで食べ、
閲覧室で午睡を取ったりするが、
露骨に寝息を立てて顰蹙を買うのは避ける。
日参するうち、
職員に顔を覚えられてしまうが、
職員は気を利かせ、素知らぬふりをしてくれる。
図書館が休みの月曜日、
彼らは何処に行くのだろう。
廃車に泊まり、児童公園を転々とし、
コンビニの駐車場や駅前、
スーパーの試食などで過ごす。
中学生のオヤジ狩りに遭い、
一文無しになる。
また、不思議な女性に救われたりもする。
様々な時間帯に町を歩き回ってみてわかったのは、
下界に暮らす人々が
実に巧みに
時間のニッチを使い分けていることである。
同じ猛禽類でも、
タカやワシは昼間に活動し、
フクロウやミミズクは夜、活動する。
時間を変えて、
棲み分ける習性や知恵は
人間においてはもっと高度だ。
特に申し合わせたわけでもないのに、
早朝から昼下がり、深夜、未明まで、
人々の活動時間帯は微妙にずれている。
こうして、自らのニッチを探し求めながら、
道長の離脱には、
実はある意図があり、
途中から話がある方向に展開し、
意外な結末を迎えるのだが、
それは読んでのお楽しみ。
本書で、国内の監視カメラの総台数は約400万台に及び、
一人の人間の容貌や身体特徴を入力すると、
監視カメラの画像の中から
その人物の立ち回り先が判明するのだと、
初めて知った。
その捜査の過程で、
監視カメラの映像から
道長の行動が判明したりする。
他に、高度成長をし尽くした日本の行く末に関わる、
次のような記述が気に入った。
もうこれ以上の発展も、進化も、
成長もないと見切ったら、
あとは堕ちてゆくだけである。
問題はその堕ち方だ。
努力空しく、騙され、出し抜かれ、
敗北して、堕ちてゆくくらいなら、
自らすすんで、緩やかに、
フェードアウトしてゆく方が百倍ましである。
「成長神話よ、もう一度」
と願ったところで、
くたびれたオヤジになった日本を
溌剌とした青年に戻すことなどできないし、
神は同じところで二度も奇跡を起こさない。
これからの時代は、
どれだけ上手に没落できるかが問われる。
没落はするが、
破滅はしない。
目指すべきは、
多くの副産物をもたらす、
実り多い没落、
誰もが真似をしたくなるような
魅惑の没落である。
アメリカ旅行記C ニューヨークで食べたもの 旅行関係
今回は、、「食べ歩き編」。
と言っても、
滞在期間3日では、そう多くは行けません。
今回はフジテレビの「世界 行ってみたらホントはこんなトコだった」の
10月9日放送で、
渡辺直美が行った場所を中心に。
まず、ロウワー・イーストサイドにある
クリントン・ストリート・ベーキング・カンバニー&レストラン。

アメリカで毎月1億人が参加するグルメレビューサイト
「イェルプ」で、
ベストパンケーキ部門の第1位を飾る店。
30人も入れば一杯になってしまう、
小さなお店です。

従業員はやたらと明るい。
食べたのは、
パンケーキ・ウィズ・ウォーム・メイプル・バター。
14ドル。(以下、全て税加算前の値段です)

ごらんのとおり、
ブルーベリーの入ったパンケーキ3枚重ねにブルーベリーを乗せ、
更にメイプルシロップとバターの溶けたのをかけて食べます。

う〜ん、うまい。
でも、甘い。
甘いのは当たり前か。
でも、最後は苦行。
これ以外の人気メニュー
クリスピー・ポテト・パンケーキは、
ハッシュドポテトを揚げたパンケーキに
サーモンの薄切りとキャビアを合わせたもの。
17ドル。
とても二つは無理でしたが、
このお店、青山に出店していて、
ニューヨークと同じメニューが食べられるそうです。
娘が行ってきて、
「クリスピー・ポテト・パンケーキ、
超うまい。
食べて来な」
と言っていました。
青山のお店のホームページは、↓をクリック。
http://clintonstreetbaking.co.jp/
1日目のミュージカル鑑賞後、行ったのは、
ニューヨークの街角で訊くと、
必ず勧められるバーガーショップ、
シェイク・シャック。
「世界 行ってみたらホントはこんなトコだった」で紹介していたのは、
マディソン・スクエア・パークの店ですが、
手近の44丁目のお店に。

お店の外まであふれる行列。

ここで注文し、

これが鳴るのを待ちます。

お店内部の賑わい。

これが一番人気のシャック・バーガー。

特上サーロインを使ったビーフパテ、アメリカンチーズ、
レタス、トマトを、
あっさり味のオリジナルソースでいただきます。
意外と安く、4.60ドル。
チーズフライは3.70ドル。
一味違うハンバーガーで、おいしく食べれました。
2日目は、イーストリバーを渡って、ブルックリンへ。

マーシーアベニュー駅。

このあたりの地下鉄は高架線。

ビルの間に地下鉄が見えます。


映画「フレンチ・コネクション」の中で、
ジーン・ハックマンが地下鉄の下を追走するシーンでおなじみ。

駅を降りたら、
目的のレストラン、
ピーター・ルーガーの看板が見えます。

このビルにお店があるわけではなく、
ただの看板です。
このビルは教会ではなく、銀行。

この町にも、ブロードウェイがあります。

元々「広い通り」の意味なので、
全国どの町にもブロードウェイがあることは、
前回のブログで説明したとおり。
建物の間に

今通って来た、
ウィリアルズバーグ橋が見えます。

目的地、ピーター・ルーガーはレンガ作り。
ニューヨーク発祥の
世界的グルメガイト「ザガット」の
ステーキハウス部門で28年間連続bPに選ばれ続けたお店。

ここが入口。

ディナーは予約で一杯なので、
ランチが狙い目。
11時45分の開店と同時に入りました。
店の内部。

ウィリアムズ・バーグ橋を描いた絵がかかっていました。

メニュー。

1887年創業と、誇らしくうたっています。

このパンがおいしい。

大きなトマトの厚切り。

2人前で14.95ドルですが、
一人前なので、8.95ドル。
注文したのは、
日替わりランチメニーのうち、
ロースト・プライム・リブ・オブ・ビーフ・USDAプライム。
22.50ドル。

USDAとは、米国農務省のことで、
格付けが最高のプライム。
柔らかく美味でしたが、
量が多く、やはり、最後は苦行。
ステーキにすべきだったか。
次回に期待。
↓は、125周年記念のコイン。

中身はチョコです。

と言っている間に、席は埋まり、

出る頃には、行列が出来ていました。

2日目の夜は、
劇場の帰り、
ピザ屋でピザの持ち帰り。
ホテルで食べました。

3日目は、
山本一力に勧められた、
レキシントン・アベニューの30丁目にある

ペネロペでブランチ。

お客で一杯。
よく繁盛しているお店は、店員も元気がいいし、愛想もいい。

注文したのは、パンプキン・ワッフル。
胡桃の味が口の中で広がって、美味。
しかし、量が多く、最後は、やはり、苦行。

↓のリンゴの飲み物がついて、
ブランチメニューで16.50ドル。

最後の夜は、
ニューヨークで和食を、
というわけで、
48丁目に2軒並ぶ
日本食レストランに。

ここも繁盛しています。

外国へ行くと、
韓国人や中国人が経営する寿司店に出くわしますが、
ここは、日本人の板前さんで、安心。

アサリの酒蒸し。8ドル。

隣のアメリカ人が、
私が食べているのを見て、
「同じのを」と注文したのが面白かった。
最後は寿司のセット。24ドル。

こぶりで上品な作り。
ただ、酢飯の酢が少なめだったのは、アメリカ人向けでしょうか。
訪米前に、
「ここに行こう」と決めていた店には、
とりあえず全部行きました。
ただ、とにかく量が多く、
最後はいつも「苦行」でした。
と言っても、
滞在期間3日では、そう多くは行けません。
今回はフジテレビの「世界 行ってみたらホントはこんなトコだった」の
10月9日放送で、
渡辺直美が行った場所を中心に。
まず、ロウワー・イーストサイドにある
クリントン・ストリート・ベーキング・カンバニー&レストラン。

アメリカで毎月1億人が参加するグルメレビューサイト
「イェルプ」で、
ベストパンケーキ部門の第1位を飾る店。
30人も入れば一杯になってしまう、
小さなお店です。

従業員はやたらと明るい。
食べたのは、
パンケーキ・ウィズ・ウォーム・メイプル・バター。
14ドル。(以下、全て税加算前の値段です)

ごらんのとおり、
ブルーベリーの入ったパンケーキ3枚重ねにブルーベリーを乗せ、
更にメイプルシロップとバターの溶けたのをかけて食べます。

う〜ん、うまい。
でも、甘い。
甘いのは当たり前か。
でも、最後は苦行。
これ以外の人気メニュー
クリスピー・ポテト・パンケーキは、
ハッシュドポテトを揚げたパンケーキに
サーモンの薄切りとキャビアを合わせたもの。
17ドル。
とても二つは無理でしたが、
このお店、青山に出店していて、
ニューヨークと同じメニューが食べられるそうです。
娘が行ってきて、
「クリスピー・ポテト・パンケーキ、
超うまい。
食べて来な」
と言っていました。
青山のお店のホームページは、↓をクリック。
http://clintonstreetbaking.co.jp/
1日目のミュージカル鑑賞後、行ったのは、
ニューヨークの街角で訊くと、
必ず勧められるバーガーショップ、
シェイク・シャック。
「世界 行ってみたらホントはこんなトコだった」で紹介していたのは、
マディソン・スクエア・パークの店ですが、
手近の44丁目のお店に。

お店の外まであふれる行列。

ここで注文し、

これが鳴るのを待ちます。

お店内部の賑わい。

これが一番人気のシャック・バーガー。

特上サーロインを使ったビーフパテ、アメリカンチーズ、
レタス、トマトを、
あっさり味のオリジナルソースでいただきます。
意外と安く、4.60ドル。
チーズフライは3.70ドル。
一味違うハンバーガーで、おいしく食べれました。
2日目は、イーストリバーを渡って、ブルックリンへ。

マーシーアベニュー駅。

このあたりの地下鉄は高架線。

ビルの間に地下鉄が見えます。


映画「フレンチ・コネクション」の中で、
ジーン・ハックマンが地下鉄の下を追走するシーンでおなじみ。

駅を降りたら、
目的のレストラン、
ピーター・ルーガーの看板が見えます。

このビルにお店があるわけではなく、
ただの看板です。
このビルは教会ではなく、銀行。

この町にも、ブロードウェイがあります。

元々「広い通り」の意味なので、
全国どの町にもブロードウェイがあることは、
前回のブログで説明したとおり。
建物の間に

今通って来た、
ウィリアルズバーグ橋が見えます。

目的地、ピーター・ルーガーはレンガ作り。
ニューヨーク発祥の
世界的グルメガイト「ザガット」の
ステーキハウス部門で28年間連続bPに選ばれ続けたお店。

ここが入口。

ディナーは予約で一杯なので、
ランチが狙い目。
11時45分の開店と同時に入りました。
店の内部。

ウィリアムズ・バーグ橋を描いた絵がかかっていました。

メニュー。

1887年創業と、誇らしくうたっています。

このパンがおいしい。

大きなトマトの厚切り。

2人前で14.95ドルですが、
一人前なので、8.95ドル。
注文したのは、
日替わりランチメニーのうち、
ロースト・プライム・リブ・オブ・ビーフ・USDAプライム。
22.50ドル。

USDAとは、米国農務省のことで、
格付けが最高のプライム。
柔らかく美味でしたが、
量が多く、やはり、最後は苦行。
ステーキにすべきだったか。
次回に期待。
↓は、125周年記念のコイン。

中身はチョコです。

と言っている間に、席は埋まり、

出る頃には、行列が出来ていました。

2日目の夜は、
劇場の帰り、
ピザ屋でピザの持ち帰り。
ホテルで食べました。

3日目は、
山本一力に勧められた、
レキシントン・アベニューの30丁目にある

ペネロペでブランチ。

お客で一杯。
よく繁盛しているお店は、店員も元気がいいし、愛想もいい。

注文したのは、パンプキン・ワッフル。
胡桃の味が口の中で広がって、美味。
しかし、量が多く、最後は、やはり、苦行。

↓のリンゴの飲み物がついて、
ブランチメニューで16.50ドル。

最後の夜は、
ニューヨークで和食を、
というわけで、
48丁目に2軒並ぶ
日本食レストランに。

ここも繁盛しています。

外国へ行くと、
韓国人や中国人が経営する寿司店に出くわしますが、
ここは、日本人の板前さんで、安心。

アサリの酒蒸し。8ドル。

隣のアメリカ人が、
私が食べているのを見て、
「同じのを」と注文したのが面白かった。
最後は寿司のセット。24ドル。

こぶりで上品な作り。
ただ、酢飯の酢が少なめだったのは、アメリカ人向けでしょうか。
訪米前に、
「ここに行こう」と決めていた店には、
とりあえず全部行きました。
ただ、とにかく量が多く、
最後はいつも「苦行」でした。
『いとしきエブリディ』 映画関係
〔映画紹介〕

イギリスの片田舎、ノーフォークの村。
朝早く起こされた4人の兄妹は、
2人を隣人に預け、
残りの兄弟が母親カレン(シャーリー・ヘンダーソン)に手を引かれて、
バス、長距離列車、市内電車を乗り継ぎ、
たどり着いた所は刑務所。
そこに服役している父親イアン(ジョン・シム)と面会するためだ。
日本の刑務所と違い、
広い会場に家族ごとの面会テーブルが並べられ、
ハグすることもキスすることも出来る。
父親は子供たちの日常を聞き、
教訓をたれ、
何げないやりとりをして
時間が来ると、母子は帰って行く。
後に残されたイアンはベッドに横たわって、
家族との交流を思い出して目をつぶる。
次の時は、姉妹二人。
次の時は・・・
と離ればなれになった家族の
刑務所の面会室での交流が描かれる。
その繰り返しだ。
母親カレンは昼はスーパーで働き、
夜はパブで働く。
寂しさから町の男と関わったりする。
1日保釈日には、
家族揃って町に出かけ、食事をし、
年長の兄に子供たちを任せて、
部屋を借りて夫婦は体を重ね合う。
こうした家族の「失われた日常(エブリディ)」が淡々と描かれていく。
子供には実際の兄妹を起用。
撮影期間は5年に及び、
子供たちの成長をとらえる。
最初、父親との離別の理由が分からなかった子供たちも
次第に父親が犯罪を犯し刑務所に入れられていることを理解するようになる。
また、そのことで学校の子供同士で喧嘩もする。
「大人の事情」も理解するようになる。
こうした「虚構」を理解して演じたとしか思えない
子供たちの「演技」が見事。
何も事件は起こらない。
せいぜい母親の浮気と
所内にハシシを持ち込んだことで
刑務所を移動しなければならないかもしれないということで、
ガラス越しの面会にさせられた時、
母親が「もう耐えられない」と涙を流すことくらい。
こうした描写を通じて、
家族にとって、
普通の日常生活(エブリディ)が
いかに貴重で大切な時間であるかが伝わって来る。
刑務所を出た父親と
海岸で家族一緒にたわむれる映像が
そのことを雄弁に語る。
観ている間は特に感動するわけではないが、
帰り道、映画のことを思い出して、
胸が熱くなり、
ついつい涙ぐんでしまう。
そんな心に残る映画だ。
監督は「日蔭のふたり」や「ひかりのまち」などの名作を撮った
マイケル・ウィンターボトム。
原題はただ「Everyday」だが、
邦題は「いとしき」を付け加えることによって
意味が明確になった。
良い題名だ。
5段階評価の「4.5」。
0.5点を引いたのは、
ハシシの件と、
出所後の夫婦のいさかいが置き去りにされたため。
ここは、浮気相手のエディと争いになりそうになり、
ここで暴力を振るったら、
また刑務所に逆戻りだ、
家族との平和がまた失われる、
とイアンが自制するくらいの描写があってしかるべきだと思った。
予告編は、↓をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=ta87Avkm0Js&feature=player_embedded

イギリスの片田舎、ノーフォークの村。
朝早く起こされた4人の兄妹は、
2人を隣人に預け、
残りの兄弟が母親カレン(シャーリー・ヘンダーソン)に手を引かれて、
バス、長距離列車、市内電車を乗り継ぎ、
たどり着いた所は刑務所。
そこに服役している父親イアン(ジョン・シム)と面会するためだ。
日本の刑務所と違い、
広い会場に家族ごとの面会テーブルが並べられ、
ハグすることもキスすることも出来る。
父親は子供たちの日常を聞き、
教訓をたれ、
何げないやりとりをして
時間が来ると、母子は帰って行く。
後に残されたイアンはベッドに横たわって、
家族との交流を思い出して目をつぶる。
次の時は、姉妹二人。
次の時は・・・
と離ればなれになった家族の
刑務所の面会室での交流が描かれる。
その繰り返しだ。
母親カレンは昼はスーパーで働き、
夜はパブで働く。
寂しさから町の男と関わったりする。
1日保釈日には、
家族揃って町に出かけ、食事をし、
年長の兄に子供たちを任せて、
部屋を借りて夫婦は体を重ね合う。
こうした家族の「失われた日常(エブリディ)」が淡々と描かれていく。
子供には実際の兄妹を起用。
撮影期間は5年に及び、
子供たちの成長をとらえる。
最初、父親との離別の理由が分からなかった子供たちも
次第に父親が犯罪を犯し刑務所に入れられていることを理解するようになる。
また、そのことで学校の子供同士で喧嘩もする。
「大人の事情」も理解するようになる。
こうした「虚構」を理解して演じたとしか思えない
子供たちの「演技」が見事。
何も事件は起こらない。
せいぜい母親の浮気と
所内にハシシを持ち込んだことで
刑務所を移動しなければならないかもしれないということで、
ガラス越しの面会にさせられた時、
母親が「もう耐えられない」と涙を流すことくらい。
こうした描写を通じて、
家族にとって、
普通の日常生活(エブリディ)が
いかに貴重で大切な時間であるかが伝わって来る。
刑務所を出た父親と
海岸で家族一緒にたわむれる映像が
そのことを雄弁に語る。
観ている間は特に感動するわけではないが、
帰り道、映画のことを思い出して、
胸が熱くなり、
ついつい涙ぐんでしまう。
そんな心に残る映画だ。
監督は「日蔭のふたり」や「ひかりのまち」などの名作を撮った
マイケル・ウィンターボトム。
原題はただ「Everyday」だが、
邦題は「いとしき」を付け加えることによって
意味が明確になった。
良い題名だ。
5段階評価の「4.5」。
0.5点を引いたのは、
ハシシの件と、
出所後の夫婦のいさかいが置き去りにされたため。
ここは、浮気相手のエディと争いになりそうになり、
ここで暴力を振るったら、
また刑務所に逆戻りだ、
家族との平和がまた失われる、
とイアンが自制するくらいの描写があってしかるべきだと思った。
予告編は、↓をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=ta87Avkm0Js&feature=player_embedded
タグ: 映画
アメリカ旅行記B 映像博物館とMoMA 旅行関係
ニューヨークも、積もり積もって20回目ですが、
まだまだ探せば、
訪問したことのないところがあります。
クイーンズへ川を渡り、
アメリカ映像博物館に行ってみました。
ニューヨークの地下鉄は均一料金。
2ドル75セント(275円)で、
どこまでも行けます。
反対に、たった2駅でも同じだけ取られます。

地下鉄の内部。

落書きも減り、
昔の危険なイメージはありません。
目的地、スタインウェイ通り。

こんな感じ。

ここにもブロードウェイがあります。

元々「広い通り」という意味なので、
アメリカ中、どの町に行ってもブロードウェイがあります。
以前、トニー賞の授賞式の冒頭で、
全国各地のブロードウェイが紹介されていました。
こんなところにある空手道場。

ここがアメリカ映像博物館。

英語表記は、『Museum of the Moving Image』。
これが正面入口。
入館料はシニアで9ドル。

ロビー。

中庭。

ここは以前パラマウント映画の
撮影所だったところで、
1977年に創立。
「映像に関する歴史や技術に関する教育を通して
人々の文化や社会へ良い影響を発揮していく」
というミッションを持って運営されています。
場所が不便なところなので、
閑散としているのではないかと心配しましたが、
意外に中には人がいました。

かぶりものの展示。

「ミセス・ダウト」の特殊メイク。

死体の蝋細工。

衣裳の展示。


初期のスライド。

映画以前の動く映像の仕掛け。


研修室では、

コンピューターを使って、編集をしていました。

撮影カメラの展示。



サウンドの機材。

映写機。

これはフィルムの方式の展示。

8ミリ映画のフィルム。
16ミリのフィルムを往復で使い、
現像の段階で縦に切断して8ミリにします。

これはコダックのスーパー8。
最初から8ミリのマガジン。
日本ではシングル8でした。

9.5ミリ、

28ミリなどという珍しいのもあり、

これが16ミリ。
テレビのニュース映像は、みんな16ミリで撮影しました。

これが標準的な35ミリフィルム。

シネマスコープのフィルム。
左右が圧縮されており、
映写時、特殊なレンズを使って左右を広げて横長にします。

70ミリ映画のフィルム。

70ミリの3フレーム分を使った
IMAXのフィルム。
この方式が本当のIMAX。

これはテープの幅の展示。

こういうものを見ると、ついカメラを向けてしまいます。

「エクソシスト」のリンダ・ブレアの人形。
首がぐるりと回るシーンで使われました。

オーディオやテレビ受像機の展示。

映画好きにはたまらない博物館です。

次に行ったのは、
ニューヨーク近代美術館。

英語表記は、『The Museum of Modern Art, New York』。
頭文字を取って、『MoMA』と申します。
ニューヨークのど真ん中、53丁目にあり、
来館者数年間250万人を誇る人気美術館。
開館は1929年。
モダンアートの殿堂で、
20世紀以降の現代美術の発展と普及に多大な貢献をしてきました。
1880年代のヨーロッパの革新的なアートから
今日に至るまで
あらゆる時代のビジュアル文化を代表する作品が所蔵されています。
また、従来の伝統的な表現技法だけにとどまらず、
映像や工業デザインといった、
現代ならではの方法で表現された作品も網羅しています。
現在、収蔵作品は約15万点にも及び、
それらを通じて近・現代美術の全体像を見ることが出来ます。
設立の経緯は、
ニューヨークの金持ち、
3人の女性コレクターがある日集まり、
「ヨーロッパ的、保守的、伝統的な美術を展示するのではない、
革新的で前衛的なものを展示する美術館を
ニューヨークに作ろう」
と相談した結果。
つまり、この美術館は、
国が建てたものではなく、
ニューヨーク市が建てたものでもなく、
あくまでも3人の民間人が、
こういうものを建てようと思いついて、
お金を出し合って作ったものです。
今まで足を運ばなかったのは、
上野に来たMoMA展を見て、
あまり良い印象を持っていなかったから。
しかし、今回、行ってよかった。
入館料はシニアで18ドル。

最初に見たのが、
フリーダ・カーロ=眉毛つながり女の自画像。

フラッシュをたかなければ、
写真OKは嬉しい。




マチス「ダンス」。エルミタージュ美術館にもありましたね。

エルミタージュ美術館のは↓。

エルミタージュの方が完成品という感じです。


ルソー「夢」。

この絵を題材に扱った、
原田マハの小説「楽園のカンヴァス」については、↓をクリック。
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130322/archive
同じくルソーの「眠れるジプシー女」。

この2枚を見れただけでも、
今回の収穫でした。

セザンヌ「水浴の男」

セザンヌの一連のリンゴの絵。


ゴッホ「星月夜」。

ピカソ「アヴィニョンの娘たち」。

ここはピカソが多く、4室ほどを占めます。





モネ「睡蓮」。大きい。






ここからがモダンアート。

緑青一色。これでも絵ですか。

何も描いてない。

ブロックを置いただけ?

ただのゴミにしか見えません。


上野ではこんなのばかり見せられましたから、
印象が悪かったのでしょう。





巨大な象の歩みだけを映し出す映像芸術。


前から撮った写真もありますが、割愛。
相当卑猥です。




表に出来た行列は、
金曜日4時からの無料入場タイムに来た人たち。

この無料タイムの提供はユニクロ。

なかなかいいことをやりますね。

ひとときの眼福を味わった
MoMA訪問でした。
まだまだ探せば、
訪問したことのないところがあります。
クイーンズへ川を渡り、
アメリカ映像博物館に行ってみました。
ニューヨークの地下鉄は均一料金。
2ドル75セント(275円)で、
どこまでも行けます。
反対に、たった2駅でも同じだけ取られます。

地下鉄の内部。

落書きも減り、
昔の危険なイメージはありません。
目的地、スタインウェイ通り。

こんな感じ。

ここにもブロードウェイがあります。

元々「広い通り」という意味なので、
アメリカ中、どの町に行ってもブロードウェイがあります。
以前、トニー賞の授賞式の冒頭で、
全国各地のブロードウェイが紹介されていました。
こんなところにある空手道場。

ここがアメリカ映像博物館。

英語表記は、『Museum of the Moving Image』。
これが正面入口。
入館料はシニアで9ドル。

ロビー。

中庭。

ここは以前パラマウント映画の
撮影所だったところで、
1977年に創立。
「映像に関する歴史や技術に関する教育を通して
人々の文化や社会へ良い影響を発揮していく」
というミッションを持って運営されています。
場所が不便なところなので、
閑散としているのではないかと心配しましたが、
意外に中には人がいました。

かぶりものの展示。

「ミセス・ダウト」の特殊メイク。

死体の蝋細工。

衣裳の展示。


初期のスライド。

映画以前の動く映像の仕掛け。


研修室では、

コンピューターを使って、編集をしていました。

撮影カメラの展示。



サウンドの機材。

映写機。

これはフィルムの方式の展示。

8ミリ映画のフィルム。
16ミリのフィルムを往復で使い、
現像の段階で縦に切断して8ミリにします。

これはコダックのスーパー8。
最初から8ミリのマガジン。
日本ではシングル8でした。

9.5ミリ、

28ミリなどという珍しいのもあり、

これが16ミリ。
テレビのニュース映像は、みんな16ミリで撮影しました。

これが標準的な35ミリフィルム。

シネマスコープのフィルム。
左右が圧縮されており、
映写時、特殊なレンズを使って左右を広げて横長にします。

70ミリ映画のフィルム。

70ミリの3フレーム分を使った
IMAXのフィルム。
この方式が本当のIMAX。

これはテープの幅の展示。

こういうものを見ると、ついカメラを向けてしまいます。

「エクソシスト」のリンダ・ブレアの人形。
首がぐるりと回るシーンで使われました。

オーディオやテレビ受像機の展示。

映画好きにはたまらない博物館です。

次に行ったのは、
ニューヨーク近代美術館。

英語表記は、『The Museum of Modern Art, New York』。
頭文字を取って、『MoMA』と申します。
ニューヨークのど真ん中、53丁目にあり、
来館者数年間250万人を誇る人気美術館。
開館は1929年。
モダンアートの殿堂で、
20世紀以降の現代美術の発展と普及に多大な貢献をしてきました。
1880年代のヨーロッパの革新的なアートから
今日に至るまで
あらゆる時代のビジュアル文化を代表する作品が所蔵されています。
また、従来の伝統的な表現技法だけにとどまらず、
映像や工業デザインといった、
現代ならではの方法で表現された作品も網羅しています。
現在、収蔵作品は約15万点にも及び、
それらを通じて近・現代美術の全体像を見ることが出来ます。
設立の経緯は、
ニューヨークの金持ち、
3人の女性コレクターがある日集まり、
「ヨーロッパ的、保守的、伝統的な美術を展示するのではない、
革新的で前衛的なものを展示する美術館を
ニューヨークに作ろう」
と相談した結果。
つまり、この美術館は、
国が建てたものではなく、
ニューヨーク市が建てたものでもなく、
あくまでも3人の民間人が、
こういうものを建てようと思いついて、
お金を出し合って作ったものです。
今まで足を運ばなかったのは、
上野に来たMoMA展を見て、
あまり良い印象を持っていなかったから。
しかし、今回、行ってよかった。
入館料はシニアで18ドル。

最初に見たのが、
フリーダ・カーロ=眉毛つながり女の自画像。

フラッシュをたかなければ、
写真OKは嬉しい。




マチス「ダンス」。エルミタージュ美術館にもありましたね。

エルミタージュ美術館のは↓。

エルミタージュの方が完成品という感じです。


ルソー「夢」。

この絵を題材に扱った、
原田マハの小説「楽園のカンヴァス」については、↓をクリック。
http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130322/archive
同じくルソーの「眠れるジプシー女」。

この2枚を見れただけでも、
今回の収穫でした。

セザンヌ「水浴の男」

セザンヌの一連のリンゴの絵。


ゴッホ「星月夜」。

ピカソ「アヴィニョンの娘たち」。

ここはピカソが多く、4室ほどを占めます。





モネ「睡蓮」。大きい。






ここからがモダンアート。

緑青一色。これでも絵ですか。

何も描いてない。

ブロックを置いただけ?

ただのゴミにしか見えません。


上野ではこんなのばかり見せられましたから、
印象が悪かったのでしょう。





巨大な象の歩みだけを映し出す映像芸術。


前から撮った写真もありますが、割愛。
相当卑猥です。




表に出来た行列は、
金曜日4時からの無料入場タイムに来た人たち。

この無料タイムの提供はユニクロ。

なかなかいいことをやりますね。

ひとときの眼福を味わった
MoMA訪問でした。