ソウルでミュージカルのはしご  ミュージカル関係

今回のソウル行きは、
ミュージカル2本を観るため。
水曜日はマチネーがあるので、
はしごが出来ます。

まず、新開地・新道林のDキューブ・アートセンター

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「ジャック・ザ・リッパー」を観ました。

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ビルの7階がチケット売り場で、

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エスカレーターで9階に上がって客席に行きます。

おなじみの写真撮影用スペース。

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韓国のミュージカルは、複数配役で、
捜査官アンダーソン役は4人、
ジャック役は3人、
新聞記者モンロー役は2人、
医師ダニエル役に至っては、7人が配役されています。

今日の出演は↓。

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舞台の両脇に↓のような表示があり、

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もしや字幕付き、と思ったら、
まさしく日本語字幕付き
一応予習はしていきましたが、
今どういう内容を歌っているかが、
リアルタイムに分かるというのは、助かります。
それにしても、
日本からの観客を見越してのサービス
これには頭が下がります。

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このジャック・ザ・リッパーというミュージカル、
ロンドンで19世紀末に起こった
連続殺人犯、切り裂きジャックを題材としたもので、
2007年初演のチェコ発ミュージカル

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韓国では2009年の初演以来、
毎年再演されており、
沢山の改変が行われ、
もはや韓国産ミュージカルと言ってもいいくらい。

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凶悪犯捜査官のアンダーソンがジャックの行方を追い、
ロンドン・タイムスの記者モンローがアンダーソンに食らいついて
特ダネをものにしようとし、
そこに米国から来た外科医のダニエルがからむ。

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特に、後半の、一度は姿を消したジャックが
再び登場するあたりから
舞台は緊迫感が漂います。

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演出がすぐれ
舞台転換が大変スムーズ。
19世紀末のロンドンの雰囲気を表す装置もいい。
そして、音楽性も高く、
歌手もうまい。
特にジャックを演じたシン・スンウの存在感が素晴らしい。

これも「モーツァルト!」「エリザベート」同様、
暗いミュージカルですので、
ブロードウェイには登場しない作品。
ウィーン、プラハと、
中欧で蒔かれたミュージカルが
どうして韓国で花開いたのかは、
韓国人気質と合わせて研究材料になりそうです。

日本では昨年来日公演を果たし、
好評につき、
11月に神奈川芸術劇場で再演↓。

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必見です。

このDキューブ・アートセンターでの次回作は、
↓の「ボニーとクライド」(俺たちに明日はない)

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これは、2年前にニューヨークで観ています。
その時の感想は、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20111223/archive

その後、地下鉄を2つ乗り継いで、
芸術の殿堂オペラ劇場へ。

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ここは東京文化会館のようなものらしく、
沢山のクラシックのチラシが置いてありました。

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開場前のロビー。

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観たのは、、「エリザベート」

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座席は2階の正面最前列。

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ご招待の大統領が座るような席です。

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先程韓国のミュージカルは配役が複数、と書きましたが、
再演のたびにメンバーが入れ替わります。
まるで歌舞伎のように、
あの役を今度誰々がやるから観にいこう、
という感じでしょうか。

今日の配役は、
まず、トート役に↓キム・ジュンス

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エリザベート役は↓オク・ジュヒョン

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皇帝ヨゼフ役が↓ミン・ヨンギ

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狂言回しのルキーニ役は↓パク・ウンテ

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この4人は、昨年の前回公演の時からの生き残り組。
それだけに、安定感のある舞台でした。
とにかく4人共歌がうまいので、
音楽がストーリーを進めるミュージカルの特性にぴったりです。
か細い声で、口先だけで歌う
日本のミュージカルとは、レベルが違います。

それにしても、
ジュンスのトートは独創的で、
彼が歌うと、何とも言えない哀愁が漂い、
胸がかきむしられるようになります。

一曲歌うごとに、
すさまじい歓声が会場を包み、
鼓膜が破れそうでした。

水・木・土曜に出演したジュンスの出演は、今日が最後。
カーテンコールの後、
ジュンスの再登場を催促する拍手と歓声が客席にあふれ、
みな帰ろうとしません。

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毎回客席で観劇する
↓ジュンスのお母さんも心配そう。

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20分を過ぎた頃、
「安全のためお早くお帰り下さい」
というアナウンスが流れましたが、
それでもまだ帰ろうとはしません。
バスや電車の時間があるというのに。

25分を過ぎた頃、
メイクを落とし、
平服に着替えたジュンスが上手から登場。
深々とおじぎをした後、

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下手に消えていきましたが、

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これでようやくお客さんは帰り始めました。

後での情報によると、
客席にいたジュンスのお父さんが、
楽屋のジュンスに電話をして、
「何をしてんだ。
出て来ないと、
みんな帰れないぞ」

と言ったそうです。
ジュンスの答は、
「会場の規則で出れないんです」
とのこと。
おそらく、ここは公共の施設なので、
舞台を使用するのは、
カーテンコールまで、
というような無粋な決まりがあったのでしょう。
それで、
平服のジュンスが現れて(通り過ぎて)、
挨拶なしの変則カーテンコールとなったようです。

翌日の新聞に
「30分間のスタンディング・オベーション」

と掲載されたそうですが、
ファンはありがたいですね。






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