『三銃士』  ミュージカル関係

今日は、灼熱の渋谷に出かけ、

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Bunkamuraのオーチャードホールへ。

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韓国ミュージカル「三銃士」です。

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このミュージカル、
Ferdi BollandとRob bollandの作詞・作曲、
Andre Breedlandの脚本による
オランダで制作初演され、
日本では2011年に、
帝国劇場100周年記念作品として
上演された作品とは別物らしく、
作曲は、Michal David、Bryan Adans、Michael Kamen、Robert Langeら、
脚本と作詞は、Lou Fananek Hagen、Libor Vaculikら
がクレジットされています。
ということは、
複数の外国人に依頼しての韓国オリジナル・ミュージカル?
同様の成り立ちに「天国の涙」の例がありますが、
本当にそうなのか、
確信が持てません。

プログラムを買えば
そのあたりのことが書いてあると思うのですが、
なにしろ2500円もしたもので。
誰か詳しい人がいたら、
教えて下さい。

原作は、まぎれもないアレクサンドル・デュマ
これは間違いありません。

韓国初演は2009年。
3度も再演。
私はしばしばソウルにミュージカルを観に行っていますが、
微妙に公演日が食い違い、未見。
それで、今回観た次第。
韓国語で字幕付き

17世紀のフランス、
片田舎から大都会パリにやってきた青年、ダルタニャン。
銃士(国王に使える近衛兵)になることを夢見る彼は、
三銃士と呼ばれる高名な銃士、
アトス、アラミス、ポルトスと偶然出会う。
「田舎者」と馬鹿にされたことで、
3人と決闘をすることになったダルタニャンだが、
共通の敵が出来て、意気投合。
鉄仮面を被った男と天使のような女性コンスタンスとも出会い、
ダルタニャンはコンスタンスと恋に落ちる。
しかし、何者かに鉄仮面の男がさらわれ、
コンスタンスも巻き込まれてしまう。
犯人がリシュリュー枢機卿の部下、
ミレディであることを知った4人は
力を合わせてリシュリュー枢機卿の陰謀を突き止めることを決意するが…。

という、全くの娯楽作品
ところが、これが面白い。
スピーディーな展開、
華麗な装置、
視覚的効果、
そして、ダンスとミュージカルシーン。

三銃士のそれぞれの過去が明らかになるというおまけがつき、
ポルトスが元オペラ歌手だったり、
アラミスの過去が海賊で、
上半身裸の海賊たちとダンスを踊る。
アトスとミレディの秘めたる恋も描かれる。

何より音楽性が高く、
韓国ミュージカルが誇る歌唱力も健在だ。
これはミュージカル作品に必須で、
2時間半の上演時間があっという間に過ぎる。

終わってみれば、
たっぷり感、満腹感があふれる。
「観てよかった」という思いに満たされる。

韓国ミュージカルのレベルの高さ
このブログでも再三紹介しているが、
そのためにソウルまで行かなくても、
向こうからやって来る時代になったとは。
東宝も四季もほとんど新作上演をしなくなってしまった中、
こんな形でしか
ミュージカルの新作を楽しめない。

ただ、オーケストラが生でなく、
録音だったのが残念だ。
娘によると、
韓国ミュージカルはランクがあり、
「レ・ミゼラブル」や「エリザベート」など
一流どころは生演奏、
その下のレベルは録音なのだそうだ。

なお、観客は、ほとんどが女性
見受けられた男性は10人にも満たない。
従って、男性トイレも女性に変えられている。
千名を超える会場だが、
女性が99%。
ミュージカルが「女こどものもの」と思われるのも無理はない。
というか、
演劇そのものを男性が観なくなって久しい。

韓国ではミュージカルは若い男性の観客も結構いる。
ニューヨークやロンドンではカップルが多く、
年齢層も高い。

この文化状況をどう見ますか?






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