二つの調査結果  耳より情報

厚生労働省の「24年国民生活基礎調査」によると、
65歳以上の高齢者で構成される
高齢者世帯が、
全世帯の21.3%
で、
過去最多になったといいます。

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また、1世帯の平均人数は2.57人と
過去最少で、
「高齢化」「核家族化」が一段と進んでいる傾向が
顕著にうかがえます。

また、同じく構成労働省の
国立社会保障・人口問題研究所が実施した
「生活と支え合いに関する調査」によると、
「普段どの程度、人(家族を含む)と挨拶程度の会話や世間話をするか(電話を含む)」
を訪ねた結果、
「毎日誰かと会話する」と答えた割合は、
20〜60歳未満の男女で9割超でしたが、
一人暮らしの65歳以上では、
男性50.0%、女性62.8%と低く、
「2〜3日に1回」は、男性18.3%、女性24.9%、
「4〜7日に1回」は、男性15.1%、女性8.4%、
「2週間に1回以下」は、男性16.7%、女性3.9%

だといいます。

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私はさいわいカミさんと娘の3人暮らしですから、
「毎日誰かと会話」をしていますが、
では、カミさん、娘以外との会話がどれだけあるかといえば、
数えるほど。
ジムの受付との挨拶は会話とはいえませんし、
旅行会社の担当者との話は楽しいですが、
他には昔の知人との電話くらい。

やがて、カミさんを送り、娘も嫁いだとして、
本格的一人暮らしが始まると、
おそらく誰とも会話をしない生活になるのではないかと、
考えただけでも恐ろしい。

団地でも「お話し広場」などというのを作って、
シニア世代の会話の場所を設定したりしていますが、
そういうところに出かける気にはなれません。

まあ、今までがしゃべり過ぎる生活をしていましたので、
沈黙もまたいいものだと思うし、
そういう誰でも迎える孤独には耐えていくつもりですが、
中には孤独に耐えきれない老人もいるに違いない。

食生活の向上、感染症の克服によって、
世界一の長寿を獲得した日本ですが、
果たして長生きして幸福なのか
という思いは胸をかすめます。

そんな時、数年前に訪れたネパールのことを思います。
産業もない、貧しい国で、
何百年も前と同じ暮らしをしているようなところです。
貯蓄額もゼロ。
「老後の備え」などはしません。
なぜなら、大家族だから。
親子三代、または四代が一緒に暮らす。
父母や祖父母の面倒を見るのは当然、という社会。
孫と暮らしますから、
「会話」もしているわけです。

そして、ネパールの人の寿命は50歳くらいだといいます。
何だか、それくらいの方が自然ではないかと思えます。

昔、私は「65歳で死ぬんだ」と公言して
顰蹙を買っていました。
既にその年齢は過ぎて、
恥をさらしていますが、
次の目標は75歳にしてみたいと思います。
あと9年。
その間、好きなことをして、
次世代の邪魔にならないように
さりげなくこの世から姿を消す
そんな死に方が出来ればいいのですが・・・。






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