遠ざかるゴール  政治関係

報告が遅れましたが、
が昨日まで韓国に行っていました。
キム・ジュンスのコンサートのためです。
8月中旬に「エリザベート」を観に行き、
私も9月にはソウルに行こうと思っています。
なにしろ、韓国には32回行き、
娘は1年半、韓国に語学留学に行きました。

このように、
我が家は韓国に親しみを感じています。
しかし、そんな親韓派の私でさえも、
最近の韓国の反日にはうんざりしています。


アメリカのグレンデール市に、
従軍慰安婦の像が設置された問題について、
一昨日のブログ↓で、

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130804/archive

公聴会に出席した日本人が発言した証言を取り上げました。
その中で、

「慰安婦たちは、志願した売春婦であり、性的奴隷ではなかった」

という主張は、
冷たく聞こえますが、
まぎれもない事実です。

当時は公娼制度があり、
遊廓があり、
強制連行などしなくても、
充分人は集まったのです。
慰安婦の収入は、
勤め人の給料より多かったといいます。

もちろん、いやいや、泣く泣く
その道を行った女性もいたでしょうし、
その方たちには同情を禁じ得ませんが、
その原因は貧困であり、
それは当時の国内でも同じでした。

戦後、倫理感覚が進み、
女性の人権も重視されるようになって、
売春そのものが否定されるわけですが、
当時の状況は、日本のみならず、
世界的にそうだったのです。
なにしろ、売春は
聖書の創世記にも出て来る、
「世界最古の職業」なのですから。

要するに、
過去の歴史の出来事を現在の
物差しで裁く
のが間違いなのです。
戦争にまつわる議論は、
どうしても
現在の価値観で過去を振り返って議論しがちです。

過去の出来事を反省しながら、
今の世界をより良くする、
という感覚が大切なのではないでしょうか。

この問題では
「軍による強制連行があったか」が問題となっていますが、
↓のウィキペディア「慰安婦問題と強制連行」を読めば、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E5%BC%B7%E5%88%B6%E9%80%A3%E8%A1%8C#.E6.85.B0.E5.AE.89.E5.A9.A6.E5.95.8F.E9.A1.8C.E3.81.A8.E5.BC.B7.E5.88.B6.E9.80.A3.E8.A1.8C

強制連行はなかった、
という主張の方に理があることは明らかです。


数日前の産経新聞の「オピニオン」に、
宮家邦彦さんが、
「ムーブ・ザ・ゴールポスト」
ということを書いていました。

ワシントンに出張した際、
諸機関や議会関係者と話した際、
次のようなロジックを展開したといいます。

@1945年、日本は「生まれ変わった民主主義国家」として
 再出発した。
A1965年、長い交渉の末に、韓国と基本条約を結び、
  請求権も含め懸案を処理した。
B1995年には、村山談話で、戦争と植民地支配に対し
  「心からのおわび」を表明した。
C民間で「アジア女性基金」を立ち上げて、日本国民から集めた
  償い金を女性たちに届けた。
D1945年以来、70年近く、日本が行った努力はかくも丁寧、
  かつ真摯なものだった。
Eフットボールで言えば、50ヤードも前進したのに、
  ゴールポストは逆に遠のいた。
F心ある多くの日本国民が中国や韓国との関係改善を
  望んでいることは間違いない。
G同時に、多くの日本国民は、
  韓国や中国がゴールポストを動かし、
  日本のゴールを永久に認めないのではないかと
  心を痛めているのである。

ある米国政府関係者は、
「こんな説明を聞いたのは、初めてだ」
と言ったそうです。

日韓基本条約では、
「日韓間の両国間及び国民間の請求権に関する問題は
完全かつ最終的に解決されていること」

が確認されています。

この協定において、
当時世界最貧国のひとつであった韓国に対して、
日本は国交と同時に合計5億米ドル
及び民間融資3億米ドルの経済協力支援を行いました。
当時の韓国の国家予算は3.5億米ドル程度で、
韓国はこの経済協力金を基として、
ダムや高速道路を整備し、漢江の奇跡を成し遂げました。

日本側は条約の交渉の過程で、
韓国人への個人補償を日本政府が行うことを提案していましたが、
韓国側はこれを拒否、
韓国政府が一括で経済協力金を受け取り、
韓国政府が個人補償を行うということで両国間の合意がなされました。
しかし、実際には個人補償は非常に小さい規模でのみ行われ、
経済協力金の大半は
前述したように韓国のインフラ整備に費やされたのです。

しかし、最近、
戦時中、日本に強制徴用された韓国人元徴用工5人が
三菱重工業に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し控訴審で
韓国の釜山高裁は、
1人当たり8000万ウォン(約700万円)を支払うよう
命じる判決を言い渡しました。
日本企業への賠償命令は新日鉄住金に次ぎ2件目です。
韓国内では同様の訴訟が
この1年で4件提起されており、
一連の判決を受け、新たな訴訟を起こす動きもあります。

既に書いたように、
植民地支配にかかわる請求権の問題を
1965年の日韓国交正常化時に決着させたにもかかわらず。

条約で決着がついた内容を
司法が否定する。
めちゃくちゃです。

↑のCの「アジア女性基金」は、
民間で財団法人を立ち上げて、
日本国民から集めた償い金を
285名のフィリピン、韓国、台湾の
元従軍慰安婦の方に届けたもので、
個人的請求権は放棄したにもかかわらず、
韓国の従軍慰安婦にも支給されました。
大部分は「政府からではない」と拒絶し、
受け取った人は故無き差別を受けました。

村山談話は、
日本が
「植民地支配と侵略によって、
多くの国々、
とりわけアジア諸国の人々に対して
多大の損害と苦痛を与えました」
と述べ、
「痛切な反省の意」
「心からのお詫びの気持ち」
を表明したものです。

そして、日韓首脳会談のたびに
「おわび」を繰り返しています。

それでもなお「歴史認識」を突きつけて来る。

まさに宮家さんが言うとおり、
「ゴールポストを動かし続けている」のです。

竹島問題にしても、
日本の主張など聞く耳を持たず、
ほとんど「宗教的雰囲気」になっているといいます。
「制度化された反日」と言う人もいます。
これが隣国だと思うと情けない。

「このようなことはよくないのではないか」
「日本の言い分も聞いたらどうか」
「もう、過去のことを言うのはやめよう」
という声はないのでしょうか。
あったとしても、
表に出しにくいのでしょう。
「宗教的雰囲気」と言われるゆえんです。

それでも、娘や私は、韓国に行く。

韓国国民も
もう少し冷静になってもらいたいものです。





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