『終戦のエンペラー』  映画関係

先日、紹介した
浦安市による「おたっしゃ度チェックリスト」
「結果アドバイス」というのが戻って来ました。

このことについては、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130702/archive

「生活機能」「運動機能」「栄養状態」
「口腔機能」「閉じこもり」
「認知症」「うつ」
の7項目について、いずれも「心配ありません」

「総合判定結果」も「心配ありません」で、
「日頃から健康管理などに気を使われている
成果があらわれています。
65歳からの健康づくりは、
病気の予防に加え、
運動や家事、外出など、
自立した生活を送る能力(生活機能)を
低下させないこと(介護予防)が大切です。
今後も、いきいきと
元気な生活を送りましょう」
と解説されています。

アドバイス、ありがとうございます、
という感じです。
ちなみに、
カミさんも「心配ありません」で、
当分、夫婦揃って
健全な老後の生活を送れそうです。

しかし、評価の悪い人は、
どのようなことが書かれているのでしょうか。


〔映画紹介〕

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終戦秘話は日本側の立場で描いたものは沢山あるが、
この作品は、アメリカ側の視点で描く。
それだけに大変期待した。

冒頭、広島の原爆投下と
空襲にあった東京の廃墟が描かれ、
東京に向かうマッカーサーの飛行機の中。
200人の敵兵の出迎えに
丸腰で臨むことの危惧が検討され、
「問題なし」というフェラーズ准将の意見が取り入れられる。
厚木飛行場に着いたマッカーサーは、
コーンパイプをくわえ、
千両役者のごとくポーズを取る。
第一生命ビルに設置された総司令部で、
フェラーズ准将は
天皇側近の逮捕を命じられ、
天皇を処刑すべきかどうかの是非について
10日間で報告せよとの命令を受ける。
出発する軍人たち。
連行される天皇の側近たち。
天皇を中心に壁に張り出された写真が
尋問すべき者たちの配置を示す。

快調な演出と音楽で
期待感が高まったのは、
ここまで
ここから後、
フェラーズ准将がアメリカで知り合った日本人娘との恋愛模様がからむと、
すっかり安っぽくなる。
三時間で行けるはずもない静岡への調査行など、全く不要。

東條英機、近衛文麿、木戸幸一ら実在の人物への尋問も、
結果として出て来たものが
午前会議での明治天皇の御製
「四方の海 みな同朋(はらから)と 思う世に
など波風の 立ちさわぐらん」
を天皇が詠まれ、
天皇は戦争を望んでいなかった、
ということと、
終戦が天皇の裁可でなされたということだけでは、
あまりにも平凡。
誰でも知っている話でしかない。

むしろ、日本娘との恋などさっさと割愛して、
フェラーズの専属通訳の高橋を通じて
戦前の天皇制の日本人の精神構造に踏み入った方がよかったのではないか。
その点、あまりにもハリウッド的な脚本の手違いが残念。
通訳の高橋役の羽田昌義が好演なだけに惜しまれる。

「ラストサムライ」が
日本人以上に日本精神を描いたアメリカ映画だったように、
この映画も日本映画を超えた
日本人の精神構造と天皇制への心情に触れるかと
期待した私が馬鹿だった。

ただ、最後のマッカーサーと天皇の面会は見せる。
この時、マッカーサーは天皇の人間性に
大きな感銘を受けたと言われる。
これが歴史の重さというものだろう。

                       
5段階評価の「3.5」

なお、木戸幸一の口から語られる
天皇の玉音放送の録音盤の争奪戦については、
東映が「八月15日の動乱」(1962)で描いている。
ツタヤディスカスにもないが
ネットで観ることができる。↓

http://www.showtime.jp/app/detail/contents/h00cnm010100277814753/

タグ: 映画




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