在韓被爆者  政治関係

また韓国問題です。
すみません。
もうやめたいのですが、
次々と出て来るので。

↓は、今日の産経新聞

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広島や長崎で被曝した韓国人79人が、
1人当たり1000万ウォン(約100万円)の
損害賠償を求める裁判だ。
ただし、被告は韓国政府
日本政府が韓国人被爆者への責任を認めて謝罪し、
賠償を迫るよう
韓国政府に対して求めているものだ。

原告団は今回の提訴と並行して、
今後、
「原爆投下を招いた侵略戦争を起した」
「強制徴用で広島や長崎に行かせ被曝させた」
として、
日本政府に謝罪や賠償を求める考えだという。

言うまでもなく、
原爆を投下したのはアメリカ政府だし、
原爆投下を事前に知っていて
広島や長崎に徴用したわけではない。
「原爆投下を招いた侵略戦争」
の責任を問うというのは、
因果関係の拡大解釈というものだろう。

しかも、
日本政府は
国籍や居住地に関係なく
「被爆者援護法」を適用し、
戒告人被爆者に対して医療支援などを行っている他、
40億円の基金も韓国に拠出している。

これは、1965年の日韓基本条約、
日韓請求権協定に反するようだが、
原爆による被害という特殊性を考慮し、
請求権問題とは切り離し
例外的措置を取ってきたものだ。
日本の統治時期に発生した被害という
特別な経緯を踏まえ、
人道的になされた配慮
であったという。

日韓基本条約、日韓請求権協定については、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130818/archive

しかし、原告支援者は、
「日本に謝罪や賠償を求める努力をしてこなかった」
と韓国政府を責めているのである。

私の子供の頃に記憶に
次のようなものがある。
韓国で日本から輸入した缶詰から
石が発見された。
持って来た人には返金されるとなった途端、
石の入った空の缶詰を持って来た人たちが殺到したという。

そのことを話した大人は、
「あいつら(韓国人)は、こんな時、
われもわれもと
嘘の申し出をするんだ」
と言った。
言葉の勢いから
多少偏見が入った言葉だったに違いない。
しかし、子供心(小学生)に、
印象深い事件だった。

もっとも、
10年くらい前、
北海道のスーパーで、
表示を間違えて売ってしまった肉を買った方には返金する、
レシートがなくても構わない、
としたところ、
実買価格の5倍を超える申請があったという。
韓国人も日本人も同じだろう。
欲と二人連れになれば、
人はどんなことでもする。

日本から支援があったことを忘れての
謝罪と賠償の請求。
それも欲と二人連れでなければよいのだが。

こんなことが起こると、
また、賢人・曽野綾子さんのコラムを思い出す。

ある友だちがいて、
70年前、自分の隣に住んでいる一家が、
自分たちに対して
どんなひどい仕打ちをしたかというような話を
繰り返すとすれば、
それは聞いていても楽しくない話だから、
それとなく
その友だちとは疎遠になるだろうと思う。

という言葉は、
この問題の本質をついている。
このままでは、
韓国の国民性が疑われる。
そろそろ、
「こんなことを続けるのはやめよう」
と韓国国民から声は出ないのだろうか。
「反日有理」とばかりの日本叩きでは、
日韓の将来はない。

曽野綾子さんのコラムについては、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130709/archive



『ホテルローヤル』  書籍関係

〔書籍紹介〕

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先の直木賞受賞作

北海道の片田舎にある一軒のラブホテルに
関わった人々を描く連作短編集。

@シャッターチャンス
スーパーに勤める美幸は、
中学時代の同級生・貴史と
今は廃墟となっている
古いラブホテルを訪れる。
そこでヌード写真を撮り、
写真雑誌に投稿するためだ。
元アイスホッケー選手だった貴史は、
靱帯を損傷して市の臨時職員をつとめたあと、
上司とそりが合わず辞め、
3年前に美幸のスーパーに採用された。
写真に生きがいを見いだし、
「やっと見つけた目標なんだ。
ここからまたスタートなんだ。
もうし挫折したくないんだ」
という男の言葉に、
美幸は服を脱ぐ・・・。

A本日開店
観楽寺の二代目住職の妻・幹子は、
市内のホテルで檀家総代の佐野と会っている。
檀家の何人かは、
寺を支えるためにお布施を出すのと交換に、
住職の妻と関係を結んでいたのだ。
父親が亡くなり、檀家総代を引き継いだ佐野は、
父親からその話を聞き、戸惑いながらも幹子を抱く。
しかし、それは幹子にとって、
「奉仕」ではなく「快楽」と感じられる行為だった。
「お布施」はご本尊の足元に置くのだが、
佐野との関係を見通したのか、
夫の住職はそれを放ったままにしておく。
二度目に佐野と関係した時、
幹子は一つの遺骨を預かる。
それは「ホテルローヤル」の持ち主の遺骨で、
引き取り手がないから、寺で預かってくれという。
ホテルの持ち主田中大吉の最後の言葉は、
「本日開店」だったという。

Bえっち屋
ホテルローヤルの持ち主・田中大吉の娘・雅代は、
高校卒業以来10年間、
このホテルの事務室で生活してきた。
母のるり子は雅代の卒業式の翌日、
出入りの飲料水メーカーの配達員と一緒に町を出た。
父は肺を患い、入院中だ。
ホテルの一室で心中者が出て以来、
ホテルは閑古鳥が鳴き、
閉めることにした。
軽自動車に荷物を積んで、
貯金が続く限り
どこに行くか分からない旅を続けるつもりだ。
あとは、売れ残ったアダルト玩具を引き取ってもらうだけだ。
引き取りに来た宮川と雅代は
心中者の出した部屋で宮川と交わろうとするが・・・

Cバブルバス
恵と真一は、
墓の前で遅れた寺の住職を待っている。
電話で催促すると、
予定の記載ミスで、住職は他の墓に行っているという。
読経を断り、その帰り道、
たまたま前を通ったホテルローヤルに二人は入る。
住職に渡すはずだった5千円を使って、 
ここで休憩しようというのだ。
真一は個人で家電の販売をしていたが、
行き詰まり、
今は大手家電販売店の主任をしている。
生活は厳しく、
転がり込んで来た父に部屋を奪われて、
くたくたに疲れて帰って来ても、
満足な寝床も確保出来ない生活だ。
ホテルに入った二人は
バブルバスに入り、身体を重ねる。
真一の左遷が話題に登っていた頃、
父が息を引き取る。
左遷も見送られた。
恵はパートに出る決心をし、
お金が余ったら、
またあのラブホテルに行こうと思う。

Dせんせぇ
高校教師の野島は、
木古内(きこない)駅で札幌の家に帰る途中、
教え子のまりあと一緒になる。
まりあは母と義弟が失踪、
その借金を押しつけられた父が身をくらまし、
「ホームレス女子高生」だと笑っている。
まりあはついに札幌までついてきてしまい、
野島は妻のいるマンションに向かう。
妻には三連休に帰宅することは告げていない。
実は、野島の妻は20年来の愛人がおり、
その男は野島に妻を紹介した元校長だった。
1年前にそれが発覚し、
妻は「別れる」と泣いてあやまった。
しかし、マンションで、
野島は妻がその校長を家に引きずり込むところを見てしまう。
その夜、ビジネスホテルにまりあと泊まった野島は、
翌日、野島は終着駅が一番遠そうな釧路行きの電車を選ぶ。
2枚買った切符の1枚をまりあに渡して。

E星を見ていた
ミコは「ホテルローヤル」で掃除婦をしている。
船員同士の喧嘩が足を痛めて船を下りて以来、
働こうとしない十歳下の夫と
山奥で暮らしている。
3つ作ったおにぎりを3回に分けて食べているような極貧の暮らしだ。
子供は3人いるが、
みんな家を出て、
時々電話をくれる札幌で左官をしている次男以外は音沙汰がない。
ホテル宛てに来た次男の手紙を受け取る。
中には3万円入り、
「会社がかわって、給料がすこしだけ良くなりました。
この金は母さんが好きに使ってください」
と書かれていた。
ミコはこのお金で通勤用の自転車を買おうと考える。
そんな時、次男が事件で報道されていたのを知る。
左官職人かと思った次男は、
暴力団の一員で、
死体遺棄事件の犯人として逮捕されたのだ。
ミコはこんな時、周囲がミコに優しくなるのを知る。
その夜、ミコは家に帰らずに林を彷徨い、
星を見上げて泣く・・・

Fギフト
看板職人の田中大吉は、
団子屋の売り子・るり子を愛人にする。
建築会社の勧めで、借金をし、
湿原を見晴らす高台にラブホテルを建てることを決め、
大吉はるり子を連れて行く。
一方、妻は夫がラブホテルの経営をすると聞き、
離婚届けを置いて、実家に帰ってしまう。
迎えに行った大吉は
義父から屈辱を受けて帰る。
息子も2階の窓から侮蔑の視線を投げつける。
その日、るり子のところに戻る途中、
大吉は高いみかんを買い求める。
るり子が妊娠し、つわりが始まっていたのだ。
るり子にみかんを食べさせた後、
みかんからはがした金色のシールに「ローヤル」とあるのを見て、
大吉は「ホテルローヤル」の名前を思いつく。

というわけで、
ホテルの主人、
その娘、
掃除婦、
客、
心中した男女、
遺骨を世話する住職の妻
廃墟を訪れる男女
をそれぞれ主人公にした7つの作品。
そのどれもが趣向を変えながら
最後は一つのラブホテルに結びつく。
しかも@からFへ時間をさかのぼる。

ホテルローヤルの名前が全く出てこない「せんせぇ」も
実は、その数篇前に、関わりが伏線として秘められている。
そういう意味で、
技巧をこらした短編集としてのうまさは感ずる。

しかし、読後感はすこぶる悪い
やりきれない息づかい。
その根底にある貧困。
知恵の欠如。
まあ、人間の真実を描くのが小説だし、
その意味で、一つの真実が描かれていることは確かだが、
それにしても救いがない。
いや、なくても構わないのだが・・・
この小説、好きになれない。

著者の3回の直木賞候補作「ラブレス」の感想は、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20120309/archive


映画サークル  

娘は土曜・日曜と韓国に出かけ、
今朝帰国、そのまま出勤。
訪韓したのは、
ジュンスの出演するミュージカル「エリザベート」を観るため。
ジュンスのパパママや沢山の友達と会えたようです。

新日鉄住金の賠償問題などは知りません。

土曜日の行きの飛行機は、
オーバーブックでビジネスクラスにアップグレードしてくれたそうです。
あまり小出しに運を使わない方がいいのですが。


お昼は、新浦安のオリエンタルホテル
和食レストラン「美浜」へ。
ランチバイキングです。

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カミさんと一緒に↓のようなものをいただきました。

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ここでランチを食べたのは、
カミさんのオリエンタルホテルの会員カードで
貯まったポイントの期限が来るため。
カミさんがオリエンタルホテルのカラオケルームを使った際のポイントで
これくらいの食事が出来るようになりました。
塵も積もれば山となる


その後は、
灼熱の銀座に出て、
ビックカメラ→映画館→映画サークルの会合
というお決まりのコース。
↓は、夕刻の銀座四丁目。

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そこで見た、このような車。

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5台も連なって走っています。

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「皇祖天照大神」「世直し特別広報隊」って何。

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皇太子殿下もご迷惑でしょう。
こういう活動が
日本の「右翼」の信用を落としていることを知らないのか。

その後は、
映画鑑賞サークル「CCS」の月1回の会合に出席。
旅行で6・7月は出席出来なかったので、
3か月ぶりです。

各自の近況報告に続き、
「きっと、うまくいく」
「華麗なるギャツビー」
「インポッシブル」
「奇跡のリンゴ」

などについて感想を述べあう。
映画好きの集まりの楽しい語らいの2時間半でした。


韓国の戦時徴用訴訟  

↓は、今朝の産経新聞一面トップ

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朝鮮半島の日本統治時代に
日本で戦時徴用された
韓国人4人が
未払い賃金などの個人補償を求めた訴訟で、
被告の新日鉄住金が、
計4億ウォンの賠償を命じられた
7月のソウル高裁判決を受け、
敗訴判決が確定した場合には
賠償に応じる意向であることが
取材の結果判明した。


というもの。

元徴用工の賠償請求問題については、
日韓領政府とも、
昭和40年の日韓請求権協定で
解決したとの立場を取っており、
同社の判断は
今後の同種訴訟や
国内世論に影響を与えそうだ。

と書いている。

判決文では、

韓国政府が日本国内での個人請求権を
外交的に保護する手段を失ったとしても、
韓国内での請求権は消滅していない。

侵略戦争の正当性を否認するのが
文明国家の共通価値。

憲法が守護しようとする
確信的価値に
真っ向から反する。

徴用などで人権を侵害した軍需産業の賠償さえ
免責する日本の法律や規則は、
戦争の反省に基づく日本国憲法の価値にも合わない。

と、日本の法律に対しても「内政干渉」。
まず「補償ありき」で、
そのための理論作りをしたとしか思えない。

ここにも、
70年以上も前のことに関して
相変わらず「反省」や「謝罪」を求める姿勢が見られる。

まず、日本国内で発生した労働の対価に対することが、
なぜ韓国で裁かれるかが分からない。

この問題については、
このブログでも一度取り扱った。(「遠ざかるゴール」↓)

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20130806/archive

やっかいなのは、
新日鉄住金が
韓国内に資産を持っていることで、
判決に応じて支払いをしないと、
韓国内の資産を差し押さえられるおそれがあることだ。
預金などが差し押さえられるのならまだいいが、
取引上の売掛債権などが差し押さえられるとすると、
取引先にまで影響が及ぶ可能性があるため、
同社は賠償に応じることを決意したようだ。

しかし、これを前例として、
「われもわれも」と追いかけて訴訟が起こったらどうするのか。
欲と二人連れになれば、
何でもしてしまうのが、人間というものだろう。
一定の歯止めが必要である。

日韓基本条約及び日韓請求権協定では、
「日韓間の両国間及び国民間の請求権に関する問題は
完全かつ最終的に解決されていること」
が確認されており、
これを否定する今回の判決は、
国際法よりも国内法の方が上位に来ることになり、
韓国の国際的信用を著しく傷つけるものであることを
この裁判官たちは知っていたのだろうか。

新日鉄住金の今回の判断は、
諸事情はあったものと思うが、
断固撥ねつけ、
差し押さえでも何でもさせて、
国際世論を喚起することは出来なかったものか。

第一、日韓基本条約の交渉の過程で、
韓国人への個人補償を日本政府が行うことを提案していたにもかかわらず、
拒否したのは韓国側で、
韓国政府が一括で経済協力金を受け取り、
韓国政府が個人補償を行うということで
両国間の合意がなされたはず。

そんなことは素知らぬ顔で、
韓国政府が差し押さえを認めるなら、
一体この国の統治機構がどうなっているか疑われる。

おそらく、
日韓基本条約も日韓請求権協定も
韓国の一般大衆は知らないい違いない。

竹島問題で、
竹島が日本領であった事実を
一般の韓国人は知らないのと同じである。


参考のために、
日韓基本条約及び日韓請求権協定の
本文を下に示す。

日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(日韓基本条約)

日本国および大韓民国は、両国民間の関係の歴史的背景と、善隣関係および主権の相互尊重の原則に基づく両国間の関係の正常化に対する相互の希望とを考慮し、両国の相互の福祉および共通の利益の増進のためならびに国際の平和および安全の維持のために、両国が国際連合憲章の原則に適合して緊密に協力することが重要であることを認め、一九五一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約の関係規定および一九四八年一二月一二日に国際連合総会で採択された決議第一九五号(III)を想起し、この基本関係に関する条約を締結することに決定し、よって、その全権委員として次のとおり任命した。

    日本国   日本国外務大臣     椎 名 悦三郎
                      高 杉 晋 一
    大韓民国  大韓民国外務部長官   李  東  元
          大韓民国特命全権大使  金  東  祚

これらの全権委員は、互いにその全権委任状を示し、それが良好妥当であると認められた後、次の諸条を協定した。

   第一条
両締約国間に外交および領事関係が開設される。両締約国は、大使の資格を有する外交使節を遅滞なく交換するものとする。
また、両締約国は、両国政府により合意される場所に領事館を設置する。

   第二条
一九一〇年八月二二日以前に大日本帝国と大韓帝国との間で締結されたすべての条約および協定は、もはや無効であることが確認される。

   第三条
大韓民国政府は、国際連合総会決議第一九五号(III)に明らかに示されているとおりの朝鮮にある唯一の合法的な政府であることが確認される。

   第四条
(a) 両締約国は、相互の関係において、国際連合憲章の原則を指針とするものとする。
(b) 両締約国は、その相互の福祉および共通の利益を増進するに当たって、国際連合憲章の原則に適合して協力するものとする。

   第五条
両締約国は、その貿易、海運その他の通商の関係を安定した、かつ友好的な基礎の上に置くために、条約または協定を締結するための交渉を実行可能な限りすみやかに開始するものとする。

   第六条
両締約国は、民間航空運送に関する協定を締結するための交渉を実行可能な限りすみやかに開始するものとする。

   第七条
この条約は、批准されなければならない。批准書は、できる限りすみやかにソウルで交換されるものとする。この条約は、批准書の交換の日に効力を生ずる。

 以上の証拠として、それぞれの全権委員は、この条約に署名調印した。

 一九六五年六月二二日に東京で、ひとしく正文である日本語、韓国語および英語により本書二通を作成した。解釈に相違がある場合には、英語の本文による。

   日本国のために
            椎 名 悦三郎
            高 杉 晋 一
  大韓民国のために
            李  東  元
            金  東  祚

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓請求権並びに経済協力協定)


 日本国及び大韓民国は、両国及びその国民の財産並びに両国及びその国民の間の請求権に関する問題を解決することを希望し、両国間の経済協力を増進することを希望して、次のとおり協定した。

第一条

1 日本国は、大韓民国に対し、

(a)現在において千八十億円(一◯八、◯◯◯、◯◯◯、◯◯◯円)に換算される三億合衆国ドル(三◯◯、◯◯◯、◯◯◯ドル)に等しい円の価値を有する日本国の生産物及び日本人の役務を、この協定の効力発生の日から十年の期間にわたつて無償で供与するものとする。各年における生産物及び役務の供与は、現在において百八億円(一◯、八◯◯、◯◯◯、◯◯◯円)に換算される三千万合衆国ドル(三◯、◯◯◯、◯◯◯ドル)に等しい円の額を限度とし、各年における供与がこの額に達しなかつたときは、その残額は、次年以降の供与額に加算されるものとする。ただし、各年の供与の限度額は、両締約国政府の合意により増額されることができる。

(b)現在において七百二十億円(七二、◯◯◯、◯◯◯、◯◯◯円)に換算される二億合衆国ドル(二◯◯、◯◯◯、◯◯◯ドル)に等しい円の額に達するまでの長期低利の貸付けで、大韓民国政府が要請し、かつ、3の規定に基づいて締結される取極に従つて決定される事業の実施に必要な日本国の生産物及び日本人の役務の大韓民国による調達に充てられるものをこの協定の効力発生の日から十年の期間にわたつて行なうものとする。この貸付けは、日本国の海外経済協力基金により行なわれるものとし、日本国政府は、同基金がこの貸付けを各年において均等に行ないうるために必要とする資金を確保することができるように、必要な措置を執るものとする。

 前記の供与及び貸付けは、大韓民国の経済の発展に役立つものでなければならない。

2 両締約国政府は、この条の規定の実施に関する事項について勧告を行なう権限を有する両政府間の協議機関として、両政府の代表者で構成される合同委員会を設置する。

3 両締約国政府は、この条の規定の実施のため、必要な取極を締結するものとする。

第二条

1 両締約国は、両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約第四条(a)に規定されたものを含めて、完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。

2 この条の規定は、次のもの(この協定の署名の日までにそれぞれの締約国が執つた特別の措置の対象となつたものを除く。)に影響を及ぼすものではない。

(a)一方の締約国の国民で千九百四十七年八月十五日からこの協定の署名の日までの間に他方の締約国に居住したことがあるものの財産、権利及び利益

(b)一方の締約国及びその国民の財産、権利及び利益であつて千九百四十五年八月十五日以後における通常の接触の過程において取得され又は他方の締約国の管轄の下にはいつたもの


3 2の規定に従うことを条件として、一方の締約国及びその国民の財産、権利及び利益であつてこの協定の署名の日に他方の締約国の管轄の下にあるものに対する措置並びに一方の締約国及びその国民の他方の締約国及びその国民に対するすべての請求権であつて同日以前に生じた事由に基づくものに関しては、いかなる主張もすることができないものとする。

第三条

1 この協定の解釈及び実施に関する両締約国の紛争は、まず、外交上の経路を通じて解決するものとする。

2 1の規定により解決することができなかつた紛争は、いずれか一方の締約国の政府が他方の締約国の政府から紛争の仲裁を要請する公文を受領した日から三十日の期間内に各締約国政府が任命する各一人の仲裁委員と、こうして選定された二人の仲裁委員が当該期間の後の三十日の期間内に合意する第三の仲裁委員又は当該期間内にその二人の仲裁委員が合意する第三国の政府が指名する第三の仲裁委員との三人の仲裁委員からなる仲裁委員会に決定のため付託するものとする。ただし、第三の仲裁委員は、両締約国のうちいずれかの国民であつてはならない。

3 いずれか一方の締約国の政府が当該期間内に仲裁委員を任命しなかつたとき、又は第三の仲裁委員若しくは第三国について当該期間内に合意されなかつたときは、仲裁委員会は、両締約国政府のそれぞれが三十日の期間内に選定する国の政府が指名する各一人の仲裁委員とそれらの政府が協議により決定する第三国の政府が指名する第三の仲裁委員をもつて構成されるものとする。

4 両締約国政府は、この条の規定に基づく仲裁委員会の決定に服するものとする。

第四条

 この協定は、批准されなければならない。批准書は、できる限りすみやかにソウルで交換されるものとする。この協定は、批准書の交換の日に効力を生ずる。

 以上の証拠として、下名は、各自の政府からこのために正当な委任を受け、この協定に署名した。

 千九百六十五年六月二十二日に東京で、ひとしく正文である日本語及び韓国語により本書二通を作成した。

日本国のために 椎名悦三郎
高杉晋一

大韓民国のために 李東元
金東祚


『三銃士』  ミュージカル関係

今日は、灼熱の渋谷に出かけ、

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Bunkamuraのオーチャードホールへ。

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韓国ミュージカル「三銃士」です。

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このミュージカル、
Ferdi BollandとRob bollandの作詞・作曲、
Andre Breedlandの脚本による
オランダで制作初演され、
日本では2011年に、
帝国劇場100周年記念作品として
上演された作品とは別物らしく、
作曲は、Michal David、Bryan Adans、Michael Kamen、Robert Langeら、
脚本と作詞は、Lou Fananek Hagen、Libor Vaculikら
がクレジットされています。
ということは、
複数の外国人に依頼しての韓国オリジナル・ミュージカル?
同様の成り立ちに「天国の涙」の例がありますが、
本当にそうなのか、
確信が持てません。

プログラムを買えば
そのあたりのことが書いてあると思うのですが、
なにしろ2500円もしたもので。
誰か詳しい人がいたら、
教えて下さい。

原作は、まぎれもないアレクサンドル・デュマ
これは間違いありません。

韓国初演は2009年。
3度も再演。
私はしばしばソウルにミュージカルを観に行っていますが、
微妙に公演日が食い違い、未見。
それで、今回観た次第。
韓国語で字幕付き

17世紀のフランス、
片田舎から大都会パリにやってきた青年、ダルタニャン。
銃士(国王に使える近衛兵)になることを夢見る彼は、
三銃士と呼ばれる高名な銃士、
アトス、アラミス、ポルトスと偶然出会う。
「田舎者」と馬鹿にされたことで、
3人と決闘をすることになったダルタニャンだが、
共通の敵が出来て、意気投合。
鉄仮面を被った男と天使のような女性コンスタンスとも出会い、
ダルタニャンはコンスタンスと恋に落ちる。
しかし、何者かに鉄仮面の男がさらわれ、
コンスタンスも巻き込まれてしまう。
犯人がリシュリュー枢機卿の部下、
ミレディであることを知った4人は
力を合わせてリシュリュー枢機卿の陰謀を突き止めることを決意するが…。

という、全くの娯楽作品
ところが、これが面白い。
スピーディーな展開、
華麗な装置、
視覚的効果、
そして、ダンスとミュージカルシーン。

三銃士のそれぞれの過去が明らかになるというおまけがつき、
ポルトスが元オペラ歌手だったり、
アラミスの過去が海賊で、
上半身裸の海賊たちとダンスを踊る。
アトスとミレディの秘めたる恋も描かれる。

何より音楽性が高く、
韓国ミュージカルが誇る歌唱力も健在だ。
これはミュージカル作品に必須で、
2時間半の上演時間があっという間に過ぎる。

終わってみれば、
たっぷり感、満腹感があふれる。
「観てよかった」という思いに満たされる。

韓国ミュージカルのレベルの高さ
このブログでも再三紹介しているが、
そのためにソウルまで行かなくても、
向こうからやって来る時代になったとは。
東宝も四季もほとんど新作上演をしなくなってしまった中、
こんな形でしか
ミュージカルの新作を楽しめない。

ただ、オーケストラが生でなく、
録音だったのが残念だ。
娘によると、
韓国ミュージカルはランクがあり、
「レ・ミゼラブル」や「エリザベート」など
一流どころは生演奏、
その下のレベルは録音なのだそうだ。

なお、観客は、ほとんどが女性
見受けられた男性は10人にも満たない。
従って、男性トイレも女性に変えられている。
千名を超える会場だが、
女性が99%。
ミュージカルが「女こどものもの」と思われるのも無理はない。
というか、
演劇そのものを男性が観なくなって久しい。

韓国ではミュージカルは若い男性の観客も結構いる。
ニューヨークやロンドンではカップルが多く、
年齢層も高い。

この文化状況をどう見ますか?






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