『きっと、うまくいく』  映画関係

〔映画紹介〕

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インド映画は久しぶり。

いつにも変わらず、
お気楽な登場人物たちによる
お気楽な展開、
ベタなギャグと意外性、
そして、突然入るミュージカルシーン。
こうしたものに満ちているが、
この作品は、そういうものがうまく化学変化を起こして
上質なエンタテインメントに仕上がっている。
インドの歴代興収ナンバーワンを記録したという。

飛び立った飛行機の中、
突然入った電話で、
急病人のふりをして飛行機を止めてしまい、
友人を伴って行ったところが、
昔通った大学の塔の上。
そこで、当時敵対していた学生から、
10年前にこの場所で約束した事柄が述べられる。
10年後、どちらが成功しているか比べる賭け、というのである。
しかし、肝心の相手の学生・ランチョーがいない。
どこにいるか突き止めたから、
これから訪ねて行こう、ということになる。

こうしたわけで、
旧友の行方を辿る話と、
10年前の学生時代の話が同時進行する構成がなかなかいい。

大学は、未来のエンジニアを目指す若者たちが集う工科大学。
成績優秀だが、型破りな自由人ランチョー、
動物カメラマンの夢を抱いたファルハーン、
神頼みの苦学生ラージューの三人に、
頑固な学長、その娘、
ライバルの学生たちの
破天荒な出来事の数々。

描く話はどれも調子外れで、
他愛もないことなのだが、
それがぶつかりあって、
ほのぼのとした笑いを呼ぶ。
インドという国の持つ、
身分制度や貧困・競争社会なども織り込まれる。

様々な困難に出会いながらも、
学生たちの合い言葉というか呪文のような
「うまーく、いーく」で切り抜けてしまう。
自分の信念を貫けば、
好きな道を歩けば、
最後は全てうまくいく、
という展開はベタだが、正しい。
三人の若者の友情ドラマとしても面白い。
ランチョーを訪ねて、
行き着いたのが別人だったというミステリーもあり、
最後の展開も
名前の秘密が効果的に生きている。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=9fGcoFVwdq0#t=22s

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