ウィーン、アウシュビッツ、クラクフ  旅行関係

昨日は、WiFiの不具合で報告出来ませんでしたが、
ウィーン観光は、
シェーンブルン宮殿、
ベルベデーレ宮殿、
オペラ座
で終わり。
ツァーの観光など、そんなものです。
前回は、個人旅行でしたので、
美術館や作曲家たちのお墓、
「第三の男」の観覧車、
ラストシーンの並木道を訪れ、
毎晩オペラ三昧でしたが、
団体行動ですから、仕方ありません。
その後は、7時間半かけて、
ポーランドのクラクフへ。
翌朝、アウシュビッツを訪れました。
ここでのことは、
おいそれとは書けませんので、
帰国後にします。
その後は、
世界遺産•クラクフ歴史地区を観光。
昔はポーランドの都でもあった
小さいけれど、きれいな町です。
その後、バスで5時間かけて、
チェコの町、ブルノへ。
強行軍です。

『愛と欲望の王宮』  映画関係

〔映画紹介〕

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絶対王政末期、
18世紀後半のデンマーク。
国王クリスチャン7世の侍医となったドイツ人ストルーエンセは、
王の信頼を勝ち取り、
その自由主義啓蒙思想で数々の改革を進める。
町を清潔にするためにゴミ回収者を3倍に増やし、
領主による使用人への拷問を禁じ、
私生児たちの施設を作り・・・
費用は特権階級の年金の減額。
貴族の圧政から民衆を解放するような施策が次々と打たれ、
不満を募らせた保守派貴族たちは、
ストルーエンセを退けようとするが、
王の決断で枢密院は解散、
ストルーエンセは事実上の摂政として、
デンマークを自由で平等な国にしようとする。

ただ、ストルーエンセの弱点は、
王妃カロリーネの心もとりこにし、
禁断の恋に落ちたことだった。
やがて、そのことは皇太后の知るところとなって、露顕し、
反対派の格好の攻撃材料となるが・・・

デンマーク人なら
誰でも知っている話らしい。
その知られた話を実に面白く、
ドラマチックに描いてみせる。

特に、王妃の孤独と国王の狂気、
そのさ中、
ストルーエンセと王妃の心が通じる
仮面舞踏会のシーンが秀逸。

ストルーエンセを演ずるのは、
デンマークのトップスター、マッツ・ミケルセン
とりたてて美男ではないが、
自由主義思想を導入する国家的チャンスを生かして邁進する男の姿を
リアリティ豊かに、魅力的に演じてみせる。

英国から嫁ぎ、
心の病を抱える王に見放された王妃を
マリシア・ヴィカンダーが魅力的に演ずる。

心の病を抱える王クリスチャンの複雑な性格を
ミケル・ボー・フォルスガード
見事に演ずる。

監督・脚本はニコライ・アーセル
音楽は「イングリッシュ・ペイシェント」のガブリエル・ヤレド

実話を使って、
実話以上のリアリティをもって、
中世の終焉を描いたこの作品、必見

アカデミー賞の外国語映画賞の候補となったが、
惜しくも、「愛、アムール」という強敵に敗れた。

5段階評価の「5」

タグ: 映画

ベルギー・オランダ旅行記・9 キューケンホフ公園とハーグ  旅行関係

この旅行、
今の時期に設定したのは、
「オランダ旅行は春でなければ」
とのアドバイスがあったからで、
咲き誇る花を期待したのですが、
↓のような花の絨毯はわずかで、

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ほとんどが、↓の状態。

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なにしろ、
「何世紀に一度の寒さ」だそうで、

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みんな冬支度。

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とても↓のポスター写真のようにはいきません。

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明日からは、恒例の「花のパレード」が開催されるというのに、
パレードに使う花もフランスから買って充てるとのこと。
運が悪かったというしかありません。

というわけで、
花の名所、
キューケンホフ公園に到着。

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園内に入ります。

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一応、花は咲いていますが、

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なんとなく、寂しい。

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日本では花見はとうに終わっていますが、
桜が咲いています。

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いろいろな建物があって、
オランダ王室の王族の名前がついています。

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温室に行ってみると、

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ここは、花が満開。

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しばしの間、
寒さに負けずに咲いている花たちの姿を見てあげて下さい。

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一生分のチューリップを見た感じですね。

カメラマンたちの被写体として愛されています。

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みんな、いいカメラを持っています。

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それにしても、
こんな望遠が必要なのでしょうか。

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おばさまたちはデジカメで充分。

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ここにも、風車があります。

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風車の上から眺めた景色。
まだ花は咲かず、青々としています。

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木靴のおみやげ物。

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こんな光景も。

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鳥取県と何か縁が?

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ベアトリックス女王の名前の建物。

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さすが豪華です。

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途中の景色。

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お坊さんたちは何も思う。

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公園を後にして、
デン・ハーグへ。
「ザ・東京」という感じ。

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国会議事堂をはじめとする政府機関、
各国の大使館が集まる、
オランダの政治の中心都市。
ベアトリックス女王の宮殿もあります。

これは「平和宮」と呼ばれる、
国連の国際司法裁判所

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竹島問題をここに提訴しても、
韓国が応じないので、裁判が成立しません。
出るところに出れば不利だ、
と韓国も知っているのでしょう。
中国も尖閣が中国領土だというなら、
ここに提訴すればいいのに、
そうすると不利だから、しません。

市電の線路に草が青々と。

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ハーグ市立美術館
マウリッツハイス美術館が改装中のため、
ここに引っ越しています。

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館内は撮影禁止。
他の美術館が「フラッシュをたかなければ、写真OK」なのに、
何故でしょうか。

と、デジカメが抵抗して、
写っていました。

↓は「イエス降架」

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フェルメールの「デルフトの眺望」。これはコピーではなく、本物。

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レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」

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ピカソの静物。

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フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は、
どこかに貸し出されていたのか、ありませんでした。
他に、ルーベンスとブリューゲルが珍しく共作した「アダムとイブ」、
ルーベンスの「老婆と孫」
などを見ることが出来ました。

この後、バスはアムステルダムに戻ります。


ブラチスラバからウィーンへ  旅行関係

ブダペストを発ち、
国境を越えて
2カ国目のスロヴァキアへ。
昔はチェコスロヴァキアといいましたが、
1993年に円満離婚。
その首都、ブラチスラバを訪れました。
小さな町の旧市街。
昔、オスマントルコに
ブダペストが占領された時には、
ハンガリーの首都にもなり、
何人もの王が
ここの教会で戴冠式を行ないました。
徒歩で観光しまさたが、
私は、この町がすっかり気に入りました。
考えてみれば、
ここは昔は共産圏で、
訪れることのない国でした。
その後、国境を越えて、
「西側」のオーストリア、ウィーンへ。
ケルントナー通りの
喧騒はものすごく、
大都会だなあ、と認識させられます。
モーツァルトとエリザベートの街なので、
娘へのお土産を物色しました。


『冬の旅』  書籍関係

〔書籍紹介〕                     
                
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物語は、緒方隆雄が刑務所から出所するところから始まる。
最初にしたかったことは、時刻表を買うこと。
そして、次にしたいことは、
なんば花月の近くの店で「肉吸い」を食べること。

こうして、緒方の過去が語られる。
県立高校を出て、専門学校に通い、
アルバイト先の中華チェーン店に就職し、
店長候補として嘱望されながら、
店員との男色関係を疑われて解雇され、
次には新興宗教の広報誌作成の仕事につく。
そこで、阪神・淡路大震災に対して
教団からの救援隊に従事し、
そこで知り合った女性、鳥海ゆかりと結婚するものの、
女性が突然の失踪。
その上、経費の不正が明るみに出て、解雇。

仕事と家と家族を失った緒方は、
お好み焼き屋の女主人にみこまれて住み込みになるが、
店が火事で消失、
悪い仲間に誘われて強盗の見張りをして逮捕、服役。
出所したものの、
受け入れ先もなく、
唯一の財産であったキャリーバックも盗まれて、
一文無し状態になり、
行き着く先は・・・

この回想を縦軸に、
関わった人間たちの人生も語られる。

最初に男色関係を疑われ、
緒方の転落のきっかけを作った白鳥満は、
恋人に向かい、
「これから聖地巡礼の旅に出る。
そのあいだるきっと僕は神をみつけるだろう」
という言葉を残してアメリカに渡り、
マンソン事件の現場、
ブランチ・ダヴィディアン教団事件の現場、
ケネディ暗殺事件の現場、
人民寺院事件の起こったガイアナのジャングルまで訪れる。
白鳥満の言う「聖地」とは、
そのような凄惨な事件現場だった。
そして、帰国後、輸入会社に就職するも、
行きずりの男をマンションで撲殺する。

緒方と結婚したゆかりは、
実はSMクラブの「女王様」で、
緒方との幸福な生活の中でも足を洗えず、
その世界に舞い戻っていく。
そして、緒方の家を出る時聞いていたフォルクローレを聞きながら、
マンションの窓から飛び下りる・・・。

緒方と同房になった老人・久島は、
妻との介護の生活に苦しみ、
ついに妻の首を締めて服役する。
しかし緒方は知らなかったが、
久島とは、
不思議な縁で結ばれていた。

このように緒方と関わった人物たちの悲惨な人生が解きあかされる中、
緒方自身もついに行き着くところまで行ってしまう。

阪神・淡路大震災の被災地を救援隊で訪れる場面がリアル。
また、久島が雑居房で緒方に語ってきかせる仏教説話が印象深い。
極悪人が坊主の説教を聞いて発心し、
刀、槍、弓を捨てて頭を剃り、
引き止める手下たちに別れを告げて西に向かう。
陸地の果てに行き着いた男は、
そこにあった木に登り、
そのまま死に絶える。
死者の口からは真っ白な蓮華の花が一輪、生い出ていた・・。

久島と緒方は次のような会話をする。
「この世は浄土ぞ」
「まさか、地獄やないか」
「いや、仏さまの曇りなき目には、
この世はきっと浄土に映っとる」
「おれたちには地獄で、
仏さんには浄土とは、
訳が分からん」


そのとおり地獄の中の浄土を歩いた
一人の人物の転落の人生を描きながら、
不思議な諦念に満ちた作品。

これは次回の直木賞候補だろう、
と思ったら、
作者の辻原登、
既に1990年、芥川賞を受賞していた。
やはり作品の深みが違う。





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