無事帰国とラスベガス版『リゴレット』  

本日、午後4時17分、
無事、南米14日間の旅から
帰国しました。

さて、それからが大変。
バスで東京ディズニーランドに着くと、
すぐに舞浜駅に移動。
そこで待っていた娘の車にスーツケースを積み込み、
ジャケットに着替え、電車で東銀座へ。
METライブビューイング
今期9作目の
ヴェルディ「リゴレット」を観るためです。
一週間連続上映の今日が最終日。
そういうわけ、
家にも帰らずに
7時からの開映に間に合わせたわけです。

そうまでして見たかった理由は、
この「リゴレット」は、
ブロードウェイの演出家マイケル・メイヤーによる新演出で、
舞台がラスベガスに置き換えられている、と聞いたからです。

このブログの読者は既にご存じのとおり、
私は無類のラスベガス好き。
そんな奇抜な演出ならば、
観なければなるまい、
となったわけです。

更に、このブログの読者はご存じだと思いますが、
私はこの手の
時代を移し代えたり、
演出家の解釈を押しつけたり
という手の演出が大嫌い。

で、どうなったか。

16世紀のマントヴァは、↓これこのとおり。

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公爵は、「デューク」と呼ばれ、
踊り子を従えて、
「あれか、これか」を歌います。
イメージはフランク・シナトラ。
なんと、これが違和感がない。
不思議。

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歌うはピョートル・ベチョワ。

リゴリットのジェリコ・ルチッチも良く、
ジルダのディアナ・ダムラウも
歌がよく響きます。

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舞台の絢爛豪華さが
音楽とよく調和します。

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最後の悲劇も
車を上手に使って視覚的効果も満点。

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実は、さすがに長旅の疲れからか、
一番音楽的に盛り上がる
ジルダ殺害のシーンで眠ってしまい
起きた時には殺人は終わっていました。
残念。

同じアメリカの国土で
ラスベガスを舞台にニューヨークで演ずる、
というのが奇跡的な成功をもたらしたのだと思われます。
これをヨーロッパでやったら、
顰蹙を買うでしょう。

ちなみに、
「リゴレット」の前の演出(オットー・シェンク版)のものを
私は観ており、
その舞台は、↓のような重厚なもの。

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METのゲルブ総裁は、
長い間続いた古典的な演出作品を
新進の演出家によって
次々と改作しているようです。

しかし、今度のような成功例は珍しい。
まさかフランコ・ゼッフィレッリ演出の
「トゥーランドット」まで
新演出にするなどしないでほしいものです。


旅行の写真は、
順次掲載します。





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