『ホビット 思いがけない冒険』  映画関係

〔映画紹介〕

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あの長大な3部作「ロード・オブ・ザ・リング」を完成させた
ピーター・ジャクソン監督が、
その60年前を舞台にした「ホビットの冒険」の映画化に挑む、
なれば、観に行かざるを得ない。

前作の主人公フロド・バギンスの養父、
ビルボ・バギンスが今作の主役。
冒頭、フロドも登場して、
ビルボがつづる昔の物語として語られる。

繁栄していたドワーフの王国が
ドラゴンに奪われ、
その失われた国を取り戻すために
ドワーフたち13人が
故郷の「はなれ山」エレボールを目指す旅に
魔法使いガンダルフに誘われて
ビルボが同行する、
という趣向。

その旅の描写が半端ではない
どうして撮影したのか分からない光景が次々と続く。
CGだと言えばそれまでだが、
それにしてもすごい。

結局ファンタジーは、
その架空の世界を成立させるだけの
映像が命だが、
「ロード・オブ・ザ・リング」で見事に成功したものが継承されている。

特にゴブリンが潜む地下空間の
木製の橋を駆け抜けていくシーン、
それと並行して描かれる
ビルボとゴラムの出会いが秀逸。
ホビット庄のシーンも
どんなセットを組んだのか、
これもCGかとうならされる。

「足でまとい」と、うとまれていたビルボが
ドワーフのリーダー、トーリンと和解するシーンなど
胸打つシーンもある。
コンドルたちの飛行シーンも美しい。

ビルボが旅立つ決意が意外とあっさりしていたり、
大勢出て来るドワーフのキャラが立っていない、
前作にある闇の力との対比が欠けていたり、
欠点はあるが、
今後3部作の中で解決するのを期待する。

5段階評価の「4」。

第2部「ホビット スマラグの荒らし場」は2013年、
第3部「ホビット ゆきて帰りし物語」は2014年公開の予定。


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