ジンバブエとハイパー・インフレ  旅行関係

いよいよ本日、衆議院議員選挙が公示され、
選挙戦がスタートしました。

各党首の演説、
注目選挙区の候補者の演説を聞いても、
精彩なく、
具体性もなく、
なにより、演説する候補者の顔が
みんなつまらない顔をしています。
外見で判断してはいけないと思いながら、
しかし、顔ほど
その人の持っている内容が現れるものはなく、
どの顔も政治的信念よりも、
「票を下さい」とおもねる、
物欲しげな、
下品な品性ばかりが目立っています。

今回、1504人が立候補、
平成8年の小選挙区制導入後最多だといいます。
政治家を志す人は二流の人物ばかり、
センスのある人、実力のある人は実業を目指す、

というのが私の持論ですが、
それにぴったりのことを言っている人がいました。

産経新聞12月3日号の一面、
「THE リーダー」の中に出て来る、
事業再生や経営支援を行う
リバァンプ社長の沢田貴司氏の言葉。

「国を動かすのは政治だが、
今の日本では誰がやっても決められない。
僕が政治家になっても
何を実現できるのか全く見えない。
それならば、
経済活動を通じて
価値あるものと雇用を生み、
税金を払う。
そうやって社会に貢献したい」


まさにそのとおりと言いたい、
爽快な言葉です。


さて、アフリカ旅行記の続き。

今回、後半はジンバブエのヴィクトリア・フォールズに3連泊しました。

このジンバブエという国、
「世界の最貧国の一つ」と言われ、
「世界最悪の独裁国家」
「世界最悪のインフレーションの国」
といたって評判が悪い。

クリックすると元のサイズで表示します

国土は39万平方キロで、日本と同じくらい。
人口は1250万人しかいません。
1965年、イギリスから、ローデシアとして独立。
その後、
1980年、総選挙の結果、
ジンバブエ共和国が成立。
1987年以来、
ロバート・ムガベが大統領として君臨し続けています。

国民の約3割がHIVに感染していると言われ、
WHO(世界保健機構)によると、
平均寿命は36歳と世界で最も短い。

舗装された道以外は赤土のまま。

クリックすると元のサイズで表示します

道路の周辺には貧しい家が並びます。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

道路の脇の蟻塚の方が立派かもしれません。

クリックすると元のサイズで表示します

ヴィクトリア・フォールズの目抜き通り。

クリックすると元のサイズで表示します

歩いているのは、黒人ばかりです。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

大きなバオバブの木を

クリックすると元のサイズで表示します

見に行くと、

クリックすると元のサイズで表示します

どこからともなく、
物売りが集まって来ます。
どこにいたのでしょう。

クリックすると元のサイズで表示します

ホテルのそばの「クラフト・マーケット」。

クリックすると元のサイズで表示します

手作りの民芸品が

クリックすると元のサイズで表示します

所狭しと並んでいます。

クリックすると元のサイズで表示します

小さいものは1個1ドルから。

クリックすると元のサイズで表示します

お店の前が縄張りになっているのか、

クリックすると元のサイズで表示します

あまりしつこくは追いかけて来ません。

クリックすると元のサイズで表示します

これは何を売っているかというと、
インフレで使われなくなった
高額紙幣を売っているのです。

クリックすると元のサイズで表示します

通貨ジンバブエ・ドルは、
アメリカの評論誌Foreign Policyによれば、
2007年調査時点で世界で最も価値の低い通貨ワースト5の一つであり、
すさまじい勢いでインフレが進行しました。

20万ドル札に続き、

クリックすると元のサイズで表示します

50万ドル札が発行され、

クリックすると元のサイズで表示します

75万ドル札、

クリックすると元のサイズで表示します

1000万ドル札と続きます。

クリックすると元のサイズで表示します

もう笑うしかない。

クリックすると元のサイズで表示します

5000万ドル札に続き、
2億5000万ドル札と発行が続きます。

クリックすると元のサイズで表示します

500億ドル札が出たかと思ったら、

クリックすると元のサイズで表示します

ついに、
2008年7月には、
1千億ドル札を発行。

クリックすると元のサイズで表示します

紙幣そのものは、
ドイツの会社が印刷したしっかりしたもの。

レストランでの支払い風景。

クリックすると元のサイズで表示します

レシートにもゼロが並びます。

クリックすると元のサイズで表示します

コンピューターに支障が出たので、
2008年8月1日、
100億ドルを新1ドルとする、デノミを敢行。
1000億ドルが10ドルとなり、それに対応した新紙幣が発行されました。

クリックすると元のサイズで表示します

この3つの岩は、
首都ハラレの郊外、
エプワースの自然公園にある岩。
チレンバ・バランシング・ロック
と言われる岩です。

しかし、
バランスの岩を図柄に用いても、
インフレは止まりません。

クリックすると元のサイズで表示します

自国通過の信頼性が失われているので、当然。

クリックすると元のサイズで表示します

12月末には再び100億ドル新紙幣を、
2009年1月には
200億ドル紙幣と500億ドル紙幣の発行を行います。
この時点でジンバブエ・ドルの価値は、
250億ジンバブエ・ドル=1米ドルとなり、
年間インフレ率は約2億3000万%に達しました。

2009年1月29日、
ジンバブエ政府は
完全に信用を失ったジンバブエ・ドルに代えて
アメリカ合衆国ドルと南アフリカランドの国内流通を公式に認め、
公務員の給与も米ドルで支払うようになりました。
これにより同国のインフレは劇的な終息を見せました。
インフレが終息したというよりも、
ジンバブエ・ドルを使用する人がなく価値を失ったことで
ジンバブエは国家として通貨発行権を喪失したと見るべきでしょう。

現地のスーパーで買い物をしましたが、
紙幣は米ドル、
コインは南アフリカのランドが使われていました。

そんな高額紙幣、
セットにして販売したら
観光客に売れるだろう、
と思っていたら、
国境で若者がそれらの紙幣を売りに来ました。
セットではなく、
手に札を持って売りつけます。
「紙屑同然」という言葉がありますが、
まさに「紙屑」を売っているわけです。

交渉の結果、
4枚を5ドルで購入。
紙屑が5ドルになったのですから、
若者は嬉しそうでした。

そうして買ったインフレ紙幣。

↓が200億ドル札。

クリックすると元のサイズで表示します

↓が10兆ドル札。

クリックすると元のサイズで表示します

MILLIONの上がBILLION、
その上がTRILLIONという単位であることを知りました。
↓が20兆ドル札。

クリックすると元のサイズで表示します

100兆ドル紙幣が世界史上最高額紙幣です。

世界ではいろいろなことが起こっているものです。






AutoPage最新お知らせ