『愛の妙薬』  オペラ関係

今日は、久しぶりに「上京」し、
↓築地の東劇へ。

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実は、先週の土曜日(3日)から
METライブビューイング2012〜13年のシーズン
始まっており、

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その第1作、ドニゼッティ「愛の妙薬」を鑑賞に来ました。
いつもは夜1回の東劇が、
今期は作品によっては昼の回もやるようになり、ありがたい。
3時30分の回は、
チケット売り場に行列が出来ていました。

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「愛の妙薬」は今期のメトロポリタン・オペラのオープニング作品で、
主演は昨年の「アンナ・ボレーナ」オープニングと同じ
アンナ・ネトレプコ

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情報によれば、
来年も「エフゲニ・オネーギン」のタチアーナ役で
オープニングを飾ることになっているそうで、
もうすっかり、METの顔になってしまいました。

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「愛の妙薬」は、ドニゼッティ35歳の時の作品で、
内容はスペインのバルク地方の農村での、
若い男女の恋のさやあて。
「愛の妙薬」とは、
インチキ薬売りが宣伝する「惚れ薬」で、
主人公ネモリーノが
村娘アディーナの心を獲得するために買い求めて飲む。

内容は他愛のないものですが、
全編が聴きどころと言っていいほど
音楽的水準は高い。

中でもネモリーノが歌う「人知れぬ涙」

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メランコリックな内容で、
思わず涙がこぼれてしまいました。

ネモリーノはパヴァロッティの当たり役の一つで、
↓はパヴァロッティの歌う「人知れぬ涙」。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=fVzBUR_hzEQ

アディーナ役のアンナ・ネトレプコは、

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ますます太く、いやふくよかになり、
この役をするにはぎりぎりのところ。
しかし、歌声は健在で、
一貫して美しい歌声と柔らかな演技を披露する。

ネモリーノ役のマシュー・ポレンザーニは、
滑稽に走らず、
恋に悩む青年を好演。
通常、この役は村の与太者か白痴として演ずるのを、
詩人志望の青年として演ずるのが新機軸。

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ベルコーレを演ずるマリウシュ・クヴィエチェン
かっこよく、恋敵役をこなす。

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出色はインチキ薬売りを演ずる
アンブロージョ・マエストリで、
この役を十八番とするだけあって、
重要な脇役を面白くふくらます。

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バートレット・シャーによる新演出は、

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奇をてらわず、
ドタバタ喜劇ではなく、
ドラマとして掘り下げて好感が持てる。

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衣裳も美術も見事で、
最後の野原のシーンなど、美しい造形だ。

終わってみれば、
観客の心をハッピーにさせ、
カタルシスを与えて帰す。
観客の総立ちのスタンディング・オベーションは当然だ。

実は2年前、
新国立劇場で「愛の妙薬」を観たが、
薄っぺらな内容で、
何一つ面白くなかった。
しかし、今回のMET。
始めから終わりまで面白く観せてくれ、
この作品の真価を発揮。
結局、超一流と二流との違いか。

新国立の感想は、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20100423/archive


帰途についた東銀座の駅で、
演劇関係の知人に遭遇。
「一杯どうですか」
に誘われて、
↓のような食事をしました。


あとお寿司を。
珍しく、
本当にビールを一杯いただきました。







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