『よろずのことに気をつけよ』  書籍関係

〔書籍紹介〕

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昨年の江戸川乱歩賞受賞作
渡辺容子以来、
15年ぶりの女性受賞者として話題になった。

塾講師で文化人類学者の仲澤大輔のところに、
一人の訪問者があった。
砂倉真由という18歳の大学生で、
自宅の床下から見つかった
呪術符を持参していた。
5、60年前に床下に埋められたものらしい。
その呪いの結果なのか、
1カ月前に祖父が家の中で殺されたという。

こうして大輔は真由と共に、
祖父殺害と呪術符の謎に挑んでいく。

祖父のアルバムには剥がされた写真があり、
それに写っているものが
何か事件に関わっていると分かり、
捜査の過程で、
祖父の過去に
何か償わなければならない秘密があることも分かって来る。

神社の息子で、占い師を生業としている湯山、
ホームレスの鳥類学者、野呂など多彩な人物が登場し、
やがて、高知にいた呪術集団の存在が分かり、
「よろずのことに気をつけよ」という祈祷念仏の存在も明らかになる。
山形まで呪術集団の動向を探索した結果、
二人は、祈祷念仏どおりの社を発見するが・・・

というわけで、
民俗学における民間伝承を虚実ないまぜに使って、なかなか読ませる。
登場人物の彩りも鮮やかで、
会話も弾む。

最後の謎解きの部分は、
サスペンス度が高くなり、
アクションも存在。

エンターテインメントとして読みごたえは十分だ。


バルト三国2日目  旅行関係

ホテルのWiFiが無料なので、
バルト三国2日目の様子を
人差し指一本で送ります。
世界遺産ヴィリニウス旧市街を観光。
聖ペテロ•パウロ教会の彫刻、
夜明けの門の祈祷所に
大変感動しました。
ゲディミナス塔展望台では
美しいヴィリニウスの町に
しばし時間を忘れました。
郊外の美しい城、トラカイ城は
なかなか見事でした。
世界遺産ケルナヴェを観てホテルへ。
バルトの国は
中世の面影を残した
美しいたたずまいです。




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