アメリカ横断E・3つのミュージカル  旅行関係

ニューヨークに着いたのは、
午後4時。
ニュージャージーにあるニューアーク空港からマンハッタンへは
いくつかのルートがありますが、
42丁目にあるバスターミナルへ行く
シャトルバスをいつも利用します。

ところが渋滞にまきこまれて2時間。
リンカーントンネルがネックになって、
動きが全くストップ。
ようやく42丁目に着いたのは、
午後6時を回っていました。

バスは、道端に止まり、
荷物を持って、三々五々去っていきます。

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またもや目にする、この光景。

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「チベットに自由を!」というデモが行われていました。

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まず、「ポーギーとベス」を鑑賞。

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1935年初演のこの作品、
作曲するにあたりガーシュウィン
チャールストンに赴いて黒人音楽を研究し、
その語法を取り込んだといいます。
ガーシュウィン自身はこの作品を
『アメリカのフォーク・オペラ』と評しています。
伝統的なヨーロッパのオペラとは一線を画していますが、
現在では20世紀を代表するオペラ作品としてその地位を確立しています。
第1幕第1場で歌われる
「サマータイム」は特に有名。

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1920年代の南部の町での出来事、
足の不自由な乞食のポーギーと
給仕女のベスとの悲恋を扱っています。

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ベスの内縁の夫クラウンは賭博のトラブルから仲間を殺し逃亡し、
これをきっかけにベスはポーギーと一緒に暮らすことになります。

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ピクニックの日、
参加したベスは島に隠れていたクラウンと出会ってしまい、
島から戻ったベスは熱を出して寝込み、
ポーギーは献身的に彼女を看病する。
1週間後、回復したベスはクラウンとのことを告白し、ポーギーへの愛を誓います。

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クラウンがポーギーの部屋に忍び込み、
発見したポーギーは乱闘の末にクラウンを殺してしまいます。

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翌日、警察による捜査が行われ、
ポーギーは検死のために参考人として警察へ連行されます。
拘留がとけて帰ってきたポーギーはベスの姿がないことに気づき、
住民たちから、遊び人の麻薬の売人スポーティング・ライフがベスを誘惑し、
2人が遠いニューヨークへ行ってしまったことを知らされます。
ポーギーはベスを見つけるため、
不自由な足をおして数千キロ離れたニューヨークを目指し旅立つ。
ポーギー役のノーム・ルイスの演技が胸を打ちます。

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今年のトニー賞で
ミュージカルリバイバル作品賞を獲得。
ベス役のオードラ・マクドナルドは主演女優賞。
トニー賞受賞は5回目。

残念ながら、
私が観た回は、
代役でした。

ニューヨークの到着時間が不明だったので、
ハーフプライスチケットで席を取りましたが、
2階の最前列。
驚いたのは、2階席がガラガラだったこと。
playbillのデータでは、
この週の入りは59.2%。
トニー賞受賞作でも、
小屋(1335席)を一杯にするのは、
大変なようです。


ニューヨーク2日目は、
「ONCE ダブリンの街角で」を観ました。

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今年のトニー賞ミュージカル作品賞を取ったことが
誇らしげに看板にあります。

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元々は、2007年公開の
ジョン・カーニー監督によるアイルランド映画
全米では2館からの公開だったのが、
その後口コミで話題になり、
140館まで劇場数を増やし、
サウンドトラックは全米チャートで2位を獲得。
その上、その年のアカデミー賞で
歌曲賞を受賞。

アイルランドの首都ダブリンを舞台に、
ストリート・ミュージシャンの男と
チェコ系移民の女が音楽を通して心を通わせていく
ものすごく地味な話。

これがどうやってミュージカルになるのか、
興味津々でしたが、
出来上がったものは、
ほぼ原作どおりで
主人公のストリートミュージシャンの歌中心で
これに周囲の歌が肉付けされています。

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登場人物は12人で、
舞台の脇に控えていて、
様々な役を演じ分けます。

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舞台はライブハウスのような作りで、
全員が楽器を奏で、歌います。

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ダンスのシーンは1箇所のみで、
本当に地味な作り。

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それでもトニー賞ミュージカル作品賞に輝いたのは、
オーケストラなしで、
全て自分たちで生の演奏をするのが
高い評価につながったのではないかと
思われます。

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劇場の稼働率は、
この週は97.5%でした。
比較的小さい小屋(1058席)での上演です。


ニューヨーク3日目のミュージカルは、
「NEWSIES」

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1899年に、ニューヨークで起こった実話をもとにしたミュージカル。
これも元は映画で、
1992年のディズニーのミュージカル映画がそれ。
作曲はアラン・メンケン
公開時は大コケの映画で、日本未公開。(ビデオで発売)
しかし、そんな映画をこうして
ブロードウェイ・ミュージカルとして再生してしまうのだから、
ディズニーはすごい。

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主人公のジャックは貧しい家庭に暮らす、17歳の少年。
親の手助けを少しでもしようと、
弟のレスとともにシピューリッツアー社という
大手新聞会社から新聞を買取り、配達人として生計を立てていました。

そんなある日、ニューヨークの2大新聞会社である
ピューリッツアー社とハースト社がともに新聞の卸値を値上げすることに。
これでは生活に支障をきたすと思ったジャックは
周囲の同年代の配達人仲間を集めてストライキを起こします。
やがて、ストライキそのものが生きる証になって・・・
貧しい少年たちの日々の苦しい生活の中での
葛藤、恋愛、夢が存分に詰まった感動のストーリー。

ミュージカルとして何が素晴らしいかというと、
新聞売りたちの群舞

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それが何度となく繰り返され、
その度に、拍手が鳴り止まず、となります。

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カーテンコールで数えてみたら、
新聞売りのダンサーは18人しかいないのに、
もっと沢山出ていた感じがします。
それほどダンスが充実していたということでしょう。

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歌と踊りで物語を進める、
という意味で、まさしくミュージカルで、
トニー賞は「ONCE」よりこちらの方がふさわしい、
と思いましたが、
ディズニーは、
ブロードウェイではなかなか受けが悪い。
また「ONCE」は、
既成のミュージカルのジャンルをはみ出したくせ球で、
トニー賞は、くせ球を選ぶ傾向があります。

まあ、賞の行方はともかく、
良いミュージカルを観たという
満足感一杯で劇場を後にしました。

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この週の稼働率は、何と101.3%と、
100%を越える入りを記録しています。
つまり、2階席の一番後まで満席、ということ。
ちなみに、この週、
100%以上の入りだったのは、
この「ニュージーズ」と
「ブック・オブ・モルモン」「ライオン・キング」の
3作だけでした。

「ニュージーズ」の動画を観たい方は、↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?v=Q5wvimJFi9s&feature=player_embedded


↓の写真、夜の11時のタイムススクエアです。

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