年頭所感と『ロデリンダ』  

「三が日」にゴロゴロしていて、
今日、自転車で駅に向かうと、
すっかり体がなまっていることが分かりました。
体は正直です。

新年賀詞懇親会の後処理をしてみると、
結局、出席者は219名
出席者名簿にあるのに来ない人、
名簿にないのに来た人、
差し引きでこの勘定になります。

新聞の新年号の顧問の年頭所感
三役の年頭所感、
その他の記事を書き上げ、
編集のAさんに。
あとは大物が待っています。


結局、今年最初の「映画」は、
METライブビューイングとなり、
夕方から、東劇に向かいました。

↓は、今日の歌舞伎座。

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巨大なものが建ちつつあります。
一体どんなものが出来上がるのでしょうか。

今日のMETライブビューイングは、
ヘンデルの「ロデリンダ」

バロック・オペラと呼ばれるもので、
バロック音楽とは、
ヨーロッパの17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽の総称。
通奏低音の使用と、感情に則した劇的表現が特徴。
今日のオペラの原型や、
声楽から独立した形での器楽は
この時期初めて確立されました。
代表的作曲家は、
ヴィヴァルディバッハヘンデルなど。
事務局長は、一番好きなクラシックは
バッハの「マタイ受難曲」などと言っていますから、
好きな音楽のジャンル。
ヘンデルは40ものオペラを書いており、
現在、再評価されつつあります。
編成が小さいので室内向けとされてきましたが、
最近ではMETのような大劇場でも上演されます。

「ロデリンダ」は、
7世紀の北イタリアのロンゴバルド王国を舞台に展開される
権謀術数の物語。
今度の演出では、
ヘンデルが生きた18世紀に時代を移しています。

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内容はご都合主義満載の
まさに「オペラ的」な物語ですが、
素晴らしく美しいアリアが続々と出てきます。
特に事務局長は、第2幕最後の
ロデリンダ(ルネ・フレミング)と夫のベルタリドの
「私はあなた(お前)」の二重唱がいたく気に入りました。

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お楽しみの幕間インタビューは、
デボラ・ヴォイトで、
ルネおばさんもいいけれど、
最近のヴォイトも冴えています。
答える歌手たちの音楽理論も素晴らしく、
日本のオペラ歌手でこんな問答が出来る人がいるのでしょうか。

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一番面白かったのは、
二人のカウンターテナー(アンドリアス・ショルとイェスティン・ディヴィーズ)
へのインタビューで、
地声で回答します。
あんなによく響く渋い声なのに、
どうやったら歌う時はあんな声が出るのか、不思議です。
体調管理も難しいらしく、
バリトンなら歌えるような風邪でも、
カウンターテナーでは歌えない、
という話も興味深い。 
また、バロック・オペラのアリアの3部形式を
こうして歌う、という解説もなるほど、と思わせました。

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そういうわけで、新年初の楽しみの時間を過ごしました。。
METライブビューイングは2週連続で、
今週末からはグノーの「ファウスト」が始まります。
カウフマンとパペが楽しみ。





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