あと1週間と『わが青春に悔いなし』  

今年も最後の1週間になりました。
ついこの間、新年を迎えたばかりだというのに、
もう来週は、2012年ですと。
時間のたつのが早すぎる。

毎年この時期には
新年賀詞懇親会の準備をしており、
今年も同じことをしています。
奥様孝行の4名の名前がまだ出ていないブロックが一つあり、
今日電話で催促しましたが、
それが来れば、名簿が完成です。

残念なのは、
丸川珠代さんが来れないことで、
理由は、
新聞にも報道されたので、ようやく書けますが、
ご懐妊。
めでたい理由なので、仕方ありません。

一年前にどんなだったかと思ってブログを読んでみたら、
政治に関しても、全く変わっておらず、

「今年も閉塞感ばかりの年でしたね。
特に、政治のていたらくは
目を覆うばかり」

と書いてあります。

菅さんから野田さんに代わっても、
結局政治の閉塞はなくならず、
増税にばかり「不退転の決意」を繰り返されると、
かえって先行きが不安になります。

消費税については、
国民は容認する覚悟はありますが、
「その前にするべきことがあるだろう」
というのが国民の言い分。
来年の予算案が発表されても、
小手先のやりくりをしただけで、
「こういう財政下、
全てに20%削減せよ」
という号令をかけた形跡は全くなし。

野田さんの顔が、
一時期の「真面目、沈着」から
ただの「決断の出来ない人」に変わってしまったのも、
本人は気づいていないらしい。

愚か者の意味は、
「何が重要で何が重要でないか
が分からない人」

というのは、
常々石原都知事が言っていることですが、
今すべきことは景気の回復。
ところが、消費税の値上げで
ますます景気を悪くしようというのだから、
不思議な人です。

公務員の給与削減や
議員の減員などを
それこそ「不退転の決意」でやって
国民の喝采を浴びれば、
解散総選挙で勝つ目はあるのに、
そういう戦略を立てることは出来ない。
日本の政治家の一番悪いところは、
「戦略」のないこと
で、
最近の野田さんの顔を観ると、
「頭悪そうだなあ〜」
という感じがしてしまいます。

小沢さんの一派が反対して
行き詰まって総選挙にでもなれば、
小沢チルドレンたちは全員落選、
いや、それ以上に民主党離党者が続出して、
「私は民主党ではありません」
と言って立候補する卑怯者どもが沢山出るでしょう。

今は「解散・総選挙」という爆弾で
政界再編のチャンスなのかもしれません。


この数日、わけあってブログが不規則になり、
そこにブロードウェイ・ミュージカルのことを書いたら、
ニューヨークに行ってたのかと誤解した方がいたようです。
あれは数カ月前のこと。

なぜブログが変則になったか。

いよいよ工作員の本性を発揮するしかない局面が来て、
北朝鮮に渡る算段をしていたために、多忙でした。
同行する政界の大物が、
出発直前になって
「平壤は寒いからいやだ」
とダダをこねたので頓挫し、
高速船出発間際になって下船。
痕跡を消すためにいろいろ努力していたので、
とてもブログは書けませんでした。

既にお気づきのことと思いますが、
この前の9行はウソです。
時々こういう冗談をやると、
真面目な方からコメントで叱られますが、
ご容赦を。


黒沢明のごく初期の作品に
「わが青春に悔いなし」(46)というのがあります。
カミさんと最初のデートで観た映画が
「ザッツ・エンタテインメント」で、
二度目のデートで観せた映画が「わが青春に悔いなし」。

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京大教授の娘として何不自由無く活発に育った幸枝(原節子)は、
父の教え子である野毛(藤田進)に好意を持っていた。
教授への弾圧が起こり、(滝川事件がモデル)
わき上がった学生運動が鎮圧され、
野毛は思想を捨て、普通の市民になってしまう。

社会人になって教授の家を訪れて来た野毛の
俗物化した姿を見たくなくて、
隣室で苦悶する幸枝の姿や
帰り道、同行した友人に
野毛が「来るんじゃなかった」
とつぶやくシーンに、
事務局長はしびれました。

しかし、野毛が何かを隠していることを感知した幸枝は
野毛の後を追って東京に出て、結婚する。
時代が戦争へと流れていく中、
官憲が野毛をスパイ容疑で逮捕する。
(ゾルゲ事件がモデル。野毛は尾崎秀実がモデル)
野毛は市井の人の姿をしながら、
日本を戦争に向かわせないための情報活動をしていたのだと分かる。
獄中で死んだ野毛の意思をついだ幸枝は
野毛の故郷で家を助け、
「非国民」よばわりされながら、
農業にいそしみ、
かつての大学教授令嬢の姿をかなぐり捨てていく・・・。

特別な使命を与えられて、
普通の市民生活を送り、
ある日、突然、使命の遂行を命じられて、
国家転覆にかかわり、
妻や家族を驚かせる、
そういう人を「スリーパー」と言います。
それまで眠ったふりをしていて、
命令が来て覚醒して使命を果たすのですが、
自分の心の中に確固たる思想があるから、それが出来る。
その時に日常生活に決別する気持ちはどんななのか、
興味があります。

「わが青春に悔いなし」
はそれを描く作品。
事務局長、青春の一本。





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