10年たっての繰り返し  

本日の臨時三役会の準備をしている中、
資料を調べていたら、
↓のようなものが出て来ました。

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これは、平成13年秋のBSE騒動の際、
全頭検査以前の国産牛肉を買上げ保管する補助金事業について、
組合が実施するかどうかを検討した際の検討資料。

この買上げ保管事業は、
後に
保管したものを全て焼却することになり、
その中に該当牛肉でないものが
大量に、
しかも意図的に混入されていたことが判明、
逮捕者が出て、
一大補助金詐取事件に発展していったのは、
ご存じのとおり。


このたびのセシウム事件で
進行しつつある補助金事業は2つあります。

一つは、
汚染稲わらを給与された牛の牛肉全てを買上げ焼却する「処分事業」
もう一つは、
出荷規制のかかった4県(岩手・宮城・福島・栃木)から
規制前に出荷された牛肉で
流通段階に滞留している牛肉(ただし部分肉のみ)の
保管料(ただし営業倉庫のみ)、
冷凍費、冷凍差損(冷凍することにより商品価値の落ちた分)
等を補助する「保管事業」

昨日来、
事務局長がこのブログで「デ・ジャブ」(既視感)を訴えているのが
この事業です。

上記の古い検討資料にあげられている「問題点」も
微妙な違いがあるものの、
やはり既視感に満ちています。

大きな違いは、
10年前のBSE騒動の時の置き土産、
「個体識別番号」で現品確認出来るという点。

この補助金事業への対応については、
東京食肉市場内部も動き出し、
全国団体も動き始めたようですが、
問題点が払拭されているとは思えない。
しかも、事務費が無しだから、
会議を開くにも金がない。


我々食肉業界は、
10年前、
BSEという「100年に一度の」災厄に見舞われました。

10年経って、教訓は生きたか。
稲わらの管理についての農水省の失策は
当時の肉骨粉の取り扱い措置の失敗の繰り返しだし、
消費者は同様にパニックを起こし、
風評被害は同じように広がり、
汚染されてもいない牛肉が危険視され、
「消費者の安心のために」隔離され、
燃やされる。

10年たっても何も進歩していなかった。
個体識別番号という偉大な置き土産以外は。


10年前、
わが組合は、
この補助金事業は小売対象のものではない、と判断し、
事業に参加しませんでした。
その後の補助金詐取事件発覚の中で、
その判断が正しかったことは証明され、
賞賛されました。

今度も、この事業は小売対象のものではない、
という同じ判断が
臨時三役会ではなされました。
それが後にどう評価されるかは
歴史に委ねられるでしょう。


というわけで、
事務局長の上には、
この10年の歳月の重さが
どんよりとのしかかって、
やや気分が重い
何だか愚かしくて。

夕方からは、
映画鑑賞サークル「CCS」の月1度のティーチ・インに参加。
「スーパー8」「コクリコ坂から」「127時間」などをテーマに
好き勝手にしゃべくる会合で
ストレスを解消しました。

CCSは今年40周年で、
今回は記念食事会を香港で開催するという大企画。
事務局長は行くのか行かないのか。

↓は、出席者の一人が首からぶら下げていた線量計。

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持っている本人がどれほどの放射線を浴びたかが示されます。
只今の数値は13マイクロシーベルト。(累積)
この機械の値段は3万円。
かなり高価なお遊びです。


↓は、本日購入したMETライブビューイングのセット鑑賞券。

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1本3500円のところを
3本9000円ですから、
1500円のお買い得。

カウフマン、ネトレプコ、クヴィエチェンという
台頭著しい若手スターを並べての華麗な鑑賞券です。

↓は、METライブビューイングアンコール上映をしている東劇

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↓は、今日の歌舞伎座跡地。クレーンはもうありません。

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↓旧歌舞伎座の脇の道。

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ここに巨大建造物があったと思うと、不思議です。







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