資生堂パーラーと八月歌舞伎  

昼、銀座へ。
お盆休みのせいか、
↓歩行者天国は閑散としています。

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8丁目の資生堂パーラーへ。

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ここは、1902年、日本で初めてソーダ水を販売したところです。
1928年からレストランに。
西洋料理の食堂のはしりです。

↓エレベータのフロアボタン。こういう形は初めて見ました。

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↓中の様子。

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あの直木賞作家と一緒のランチです。
子供の頃から知っている事務局長の娘も同席。

飲み物は↓レモネード。

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ラムネというのは、レモネードがなまったものです。

食べたものは、ご覧のとおり。

↓すこぶる美味な冷製スープ。ゼリー状のコンソメがおいしい。

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ホームページには、こう解説されています。

コンソメの材料は牛すね肉、鶏、鶏ガラ、塩、野菜、そして水。
浮いてくるアクを残さず取り除きながら、火にかけること10時間。
肉と野菜の旨味をじっくり引き出し、
黄金色に透きとおるコンソメをつくるには、
手間と時間を惜しまないことが大切です。
また、しっかり取ったコンソメは、
すね肉から出るゼラチン質の働きで、
冷やすとゼリーのように固まるので、
資生堂パーラーでは冷製コンソメとしてもお出ししています。
そのままスープとしてメニューに載せるのはもちろんのこと、
ヴィシソワーズやポタージュのベースにしたり、
グラタンの下味に使ったりと、
さまざまな料理をおいしくするために欠かせない逸品です。


なるほどなるほど。

↓これは、ミートクロケット。早い話がコロッケですな。

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これは、次のように解説されています。

クロケット。ワインのコルクを模した俵型。
とろりとなめらかな口当たりの秘訣は、つなぎのベシャメルソース。
じゃがいもは使いません。
食べたときにほどよい歯ごたえを感じていただくために、
ハムとボイルした仔牛の肉を細かく賽の目状に切ります。
衣をまとわせ、油でさっと揚げ、
おいしそうな色がついたらオーブンへ。
じっくりと火を通して、
中はトロトロ、外はカリッと仕上げます。
西洋料理の基本に忠実に、
手間ひまかけてつくるミートクロケット。
材料やレシピに関して、
西洋料理店ならではのおいしさを心がけているので、
資生堂パーラーではコロッケのことをフランス流に「クロケット」なのです。
その違いは、ナイフを入れた瞬間にきっと感じていただけるはずです。


ふ〜む。こんな高いコロッケを食べたのは、初めてです。

オムレツ

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「エッグス各種」。
昭和初期のメニューに記されていたほど、
卵料理のバリエーションは豊かでした。
その歴史もあり、
資生堂パーラーの料理人としての登竜門でもあるオムライス。
こだわりのチキンライスに、
創業以来変わらないレシピでつくられる
フォン・ド・ヴォライユベースのトマトソースをかければ、
どこか懐かしい、長く愛されている半熟オムライスの完成です。


というわけで、
懐かしい味、伝統的な味のオンパレードでした。
食べ過ぎ。

↓のようなものも出て来ます。

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カレーライスやハヤシライスも食べたかった。

デザートは、↓かき氷。

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フルーツが入って一味違います。
暑いせいか、
みんな注文していました。

こういうところで、
中学時代の思い出話や
出版界の話に花が咲きました。


その足で新橋演舞場へ。
別の人との待ち合わせ。

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八月は3部構成で、
第2部の「東雲烏恋真似琴」と「夏 魂まつり」を観ました。

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「東雲烏恋真似琴」(あけがらすこいのまねごと)は、
新作歌舞伎。
G2の作・演出で、どんなものかと心配しましたが、
実に面白かった

御家人の藤川新左衛門は堅物で通っていたが、
初対面の花魁・小夜に心奪われ身請けすることに。
しかし、間夫によって小夜は殺されてしまう。
新左衛門は小夜の死んだことを受け入れることが出来ず、
人形師が作った小夜そっくりの人形を
小夜と思い込んで暮らし始める。
城勤めから帰って来ると、
小夜に話しかけ、食事し、一緒に眠る。
そのうち小夜に魂が乗り移り・・・

上方で安永八年に出版された浮世草子「実話東雲烏」 に基づいたもの。
妻を殺された男が、妻そっくりの人形と一生暮らすという話だそうな。

装置がなかなか面白く、
回り舞台が回転しながら、
様々な情景に変化する。

後半、人形と暮らす新左衛門の周囲の母や弟たちが
きりきり舞いさせられるところが面白い。

また、魂が乗り移った人形が
女の性(さが)を発揮し始め、
嫉妬に狂い、虚言を語る展開は秀逸。
小夜を演ずる中村福助の動きと声音(こわね)がぞっとさせる。
人形でも、やっぱり女はこわい。

最近の新作歌舞伎の状況はよく知らないが、
この作品は奥が深く、現代にも通じ、
大変楽しく観た。

もう一演目の「夏 魂(たま)まつり」は、
中村芝翫、福助、橋之助、国生、宜生という
親子孫三代

大文字送り火を加茂川で眺める
さわやかな情景を踊る。

芝翫さんはこの舞踊劇の12分間のためだけに
新橋演舞場にお通いになっているわけですね。

                                           演舞場に置いてあった、
METライブビューイング今期のチラシ。↓

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今期のイメージキャラクターは、
アンナ・ネトレプコ。
出世したものだ。

11本の作品については、
おととい8月12日のブログを参照。







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