韓国ミュージカル『宮』(クン)  

出張のため、二日分まとめて書いていますので、
全肉生連大阪大会の件は、
22日のブログをご覧下さい。

23日は、お休みにしていただき、
京都で途中下車しました。

大阪は、エスカレーターは東京と逆で右側にたちますが、

クリックすると元のサイズで表示します

↑京都では左側に立っています。
事情通によれば、
これは駅だけで、
駅は関東からも沢山の人が来るので、
京都の方のやさしさで、
左側に立つのだそうです。

京都駅には、劇団四季の劇場もあります。

クリックすると元のサイズで表示します

「オペラ座の怪人」を上演中。

クリックすると元のサイズで表示します

京都タワー

クリックすると元のサイズで表示します

高いところが大好きな事務局長もまだ登っていません。

暑い中、歩いて渡った鴨川

クリックすると元のサイズで表示します

万城目学「鴨川ホルモー」の世界ですね。
古い人は「ああ新撰組」か。

http://www.youtube.com/watch?v=2F6xqeO3ejE&feature=related

水がきれいなので、驚きました。

三十三間堂

クリックすると元のサイズで表示します

内部は写真撮影禁止なので、

クリックすると元のサイズで表示します

パンフレットを買いました。

クリックすると元のサイズで表示します

京都に寄ったわけは、
↓これを観るため。

クリックすると元のサイズで表示します

劇場は南座。↓

クリックすると元のサイズで表示します

正式名称は京都四條南座(きょうとしじょうみなみざ)。
日本最古の劇場で、登録有形文化財。
江戸時代、四条河原にあった7つの芝居小屋のうち唯一残っているもの。
名前の由来は、四条通りの南側にあったため。
当然向かいには北座があったが、現在は南座のみ。
松竹の直営館で、
年末に行われる
歌舞伎の顔見世公演は京都の風物詩。

その歌舞伎劇場で韓国のミュージカルが上演されるというのが面白い。

クリックすると元のサイズで表示します

「宮」は元々韓国のベストセラーコミックで、
テレビドラマ化されて大ヒット。
娘が観ていたのを、脇で私も時々観ていた。
それをミュージカル化したのが昨年秋のソウル。
その時は東方神起のユンホが主演して話題になった。

「もし、まだ韓国に皇室が存続していたら・・・」
「もし、その皇太子に、民間の高校生がお妃として嫁いだら・・・」

という、大胆な発想で、
知らない人は韓国にまだ皇室が存在していると思ってしまうかもしれないが、
実は、これは架空の話

架空の話だが、
日本で観ると生々しい。
民間からのお妃や皇位継承の話や、
日本では絶対出来ないドラマだと気づく。
それをすんなりとマンガにし、ミュージカルにし、
それが、昔天皇が住んだ京都の日本最古の劇場で上演される。
何か不思議な気がする。

正味2時間少々の中にぎっしり話がつまっており、
音楽とダンスが物語を進めるというミュージカルの定石はしっかり押さえている。
皇太子と妃がケンカばかりしながら惹かれあっていくという、
「ボーイ・ミーツ・ガール」の伝統もふまえている。

常に舞台は弾んでおり、
初めて宮中に参内した時、
ギャル言葉でラップを歌うシーンなど楽しい。
その若者文化に皇太后がすっかり染まってしまうという展開も笑える。
ひそかに皇太子に思いを寄せる内官(男)がいたり、
自分の息子に皇位を継承させようとする皇帝の義姉がいたり、
その息子、つまり皇太子の従兄弟が、
高校生のお妃に片思いしたり、
人間模様も面白い。

もちろん話が話だけに若者向けに幼稚なところや
舞台芸術として技術不足のところはあるが、
ミュージカルの命である音楽がよく、
「歌がドラマを進めたり、感情を高揚させたりする」という
ミュージカルの必然性はしっかり押さえられている。
ファンタジーや戦争ものに逃げ、
ぬるい音楽性の日本のミュージカルとの決定的な違いだろう。
西洋音楽の音符に乗らない日本語に対し、
韓国語のリズムが西洋音楽に乗る、
という点で既に勝負がついているのかもしれない。

それにしても、
東京から京都に出かけて、
韓国語のミュージカルを字幕付きで観る、
というのだから、不思議な時代が来たものだ。
                                        
松竹はこれからも韓国ミュージカルを紹介し続けるようで、
10月には、大阪の松竹座で、
↓を上演する。

クリックすると元のサイズで表示します

元々日本のコミックを韓国で映画化。
韓国での映画の題名は「美女はつらいの」だが、
日本ではコミックと同じ「カンナさん、大成功です」の邦題で公開された。

素晴らしい美声と歌唱力を持ちながら、
125キロのデブのために
ゴーストシンガーしか出来なかった女性が、
恋した男のために一大決心でダイエットし、
整形手術して、美女に生まれ変わり、
男と会うが・・・
という話。
現代的ですね。

水が高い所から低い所に流れるように、
文化も高いところから低い所に伝わって来る
テレビドラマは韓流の方が面白いし、
ミュージカルもすっかり韓国に遅れを取った。
なぜか関西から始まった韓国ミュージカル導入の動き。
早く東京にも押し寄せて来てもらいたいものだ。






AutoPage最新お知らせ