不信任案否決と『コジ・ファン・トゥッテ』  

今日は、昨日テレビの「世界仰天ニュース」でやった
ミートホープの偽装食肉のことを書こうかと思っていたら、
不信任案否決の知らせ。
これこそ仰天ニュース。

「(負けるから)選挙をやりたくない」民主党議員たちが、
菅〜鳩山談合による
「メドがついたらやめる」にすがりついた形。
みっともない。

結局、貫いたのは2人だけか。
つまり、民主党に男は2人だけしかいなかった、ということだ。
松木は偉い。

いずれにせよ、
全ては党利党略と個利個略の結果。
国民は不在。

菅さんは「捨ててこそ〜」を体現した形だが、
本当なら、
不信任案可決→解散→総選挙で
政界再編が進むところを阻止したことになる。
それを鳩山・菅という二代にわたる
愚かな民主党総裁がやってのけた。

この二人はいつも間違った判断をするから、
今度のことも、
後になって、
大きな間違いだったことに
国民は気づくに違いない。                             


さて、夕方から初台へ。
「コジ・ファン・トゥッテ」の公演。

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モーツァルトのオペラは
「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」が三大オペラと言われ、
この「コジ」を加えて四大オペラ。
つまり、モーツァルトの中では格が一つ下。

しかし、重唱に次ぐ重唱で、モーツァルトらしさはある。
新演出なので期待して観た。
前回の「ばらの騎士」同様、
原発問題で予定していた歌手が半分キャンセルしての公演。

幕が開いた途端、げんなり。
ナポリのカフェが第1幕第1場のはずが、
舞台には、山の中のキャンプ場が出来ていて、
そこで現代のドラマとして展開する。
およそつまらない演出で、
途中で目をつぶって音楽だけ聴いたが、
歌手の力量もあってか、
モーツァルトの音楽がやせ細って聞こえる。

休憩の時点で、後半は観ないことに決めた。
家に電話すると、
「もったいない」と言われたが、                         
とんでもない。
時間の方がもったいない。
お金は働けば取り戻せるが、
貴重な時間は戻ってこない
あと1時間、不愉快な思いをして過ごすよりは、
別な形で時間をすごしたく思い、帰宅。

演出は若いダミアーノ・ミキエレット。
こんな演出プランは拒否するほどの気概が新国立にはほしい。
評価はいろいろあろうが、
高い入場料を払って、
半分を放棄して帰った観客がいるのだ。
新国立で途中で帰ったのは、
今期2度目。
やはり今年は会員を更新しないでよかった。

METライブビューイングのおかげで、
超一流に触れて、
観客の目は肥えている。
こんなことをしていると、やがては見捨てられるだろう。


そのメトロポリタンの来日公演が
明後日から始まるので、
「モーストリー・クラシック」が大特集。

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ものすごい充実した内容で、
「ラインの黄金」新演出の冒頭25分が収められたDVDが
特別付録で付いている。
これで1000円は、超お買い得だ。








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