合気道同期会  

今日は、夕方から珍しい会合に出席。
大学時代の合気道部の同期会です。

えっ、事務局長、合気道などしていたのか、
と初耳の方もいるでしょうが、
それは事実です。

大学に入ってすぐ入部し、
厳しい稽古と合宿に耐え、
「昇段試験」を受けて、
ようやく黒帯をいただいた1年半の頃、
事情があって、
事務局長は武道の道から遠ざかりました。
3年生になってキャンパスが変わったこともあり、
合気道部の仲間たちとは音信不通。

そして45年
どうして今頃、同期会に出席することになったか。
そのいきさつは、2月21日のブログに書いてあるのですが、
その部分を再録します。


☆☆☆☆☆ 再 録 ☆☆☆☆☆

さて、今日、とても不思議なことが起こりました。
午前中、組合に一本の電話があり、
「おたくの組合のブログを書いている人は、
大学の時一緒だった人のようだが」

と言っている、というのです。

電話を代わると、
何と大学時代の合気道部で同期だったKさんではありませんか。
一瞬のうちに記憶が蘇り、
人の良さそうな顔が浮かびます。

それにしても、ブログを見て、どうして分かったのか不思議で、
聞いてみると、
合気道部の先生であったT師範の名前で検索していたら、
このブログに行き着いたというのです。
そういえば、
以前、亀井静香の件を書いた時に、
大学の合気道部の先輩だということで、
T師範に触れた部分があり、
後で調べてみると、
本日、確かにT師範の検索ワードでブログを訪問した形跡が残っていました。

Kさんは、これを読んで、
茨城県の橋本昌知事が一学年先輩と書いてあるので、
このブログの筆者は、自分の同期ではないかと気づき、
更に、
当時バンカラで学生服と下駄で大学に通っていた、
と書いてあるのを読み、
これはもしかして消息不明のアイツではないか、
と思い至って、電話をかけてきたというわけなのです。

その日のブログは、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20091005/archive

そこに書いてあるとおり、
私は黒帯を取った段階で退部しましたので、
OB名簿には載っていません。
なのに、わずか1年半しか所属していなかった人間のことを覚えてくれていたとは。

当時、毎日昼休みに稽古していましたので、
1週間のうち6日は顔を合わせ、
合宿ともなれば、
寝食を共にした仲間。
18歳から20歳くらいの、
多感な青春の時代でしたから、
記憶にとどまっていたのかもしれません。

時々、同期で集まっているそうで、
私の消息を探してくれていた幹事のKさん(別なKさん)に連絡してくれ、
午後、今度はそのKさんから電話がありました。
彼とはクラスも一緒。
「41ST13B」というのが、そのクラスの名前。
「41」は入学年度、「ST」は理科一類の意、
「13」がクラス番号で、「B」は、第二外国語がドイツ語であったの意味。
40年も前のクラスの番号など、
頭の中のどこにしまってあったのでしょうか。

話の中でも、なつかしい名前が次々と飛び出します。
中には、小山台高校で菅直人と同期の方もいます。
みんなどうしていたのか。
定年を迎えた人もいるようです。

駒場の道場の汗臭い匂い、
本郷の七徳堂の荘厳なたたずまいが、
一挙に記憶の中から蘇ります。

↓七徳堂。

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他の写真は、↓をクリック。

http://www.ee-tokyo.com/kenzoubutsu/toudai/shichitoku/shichitokudou.html

思えば、悩み多き学生時代でした。

Kさんは、直ちに同期会のメンバーに
「消息判明」とメールしてくれたようで、
私の自宅にも、それが届きました。

40年も交わりがなかった人からの突然の電話。
しかもブログの文面から推理しての、ビンゴ
面白いことが起こるものです。

☆☆☆☆☆ 再録終わり ☆☆☆☆☆


とういわけで、
2年前から行われているという同期会に出席したわけです。

場所は銀座の刺身居酒屋。

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料理は、こんな感じで、

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普段事務局長があまり食べないジャンルです。

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当時のメンバー12名のうち、
10名が出席するという出席率の良さ。
中には、岐阜や愛知、三重から来た方も。
60代前半の小父様たちの会合です。

既に定年退職した方もおれば、
現役の社長や教授もいます。
某協会の理事長もいます。
その中で、食肉組合の事務局長は、かなり異色。

10人のうち3人は、大学初期に顔が出来上がっており、
残りの7人は面変わりしていて、
道ですれ違っても分からないでしょう。
事務局長も分からない方の7人の1人で、
みんなから言われたのが、「太ったな」
なにしろ当時は62キロでしたから、
14キロも余分な肉をまとったことになります。
口の悪い人は「肉襦袢を着ているのかと思った」ですと。
「綾小路きみまろに似ている」とも。
「よく言われるでしょう?」
初めてです、そんなことを言われたのは。

まあ、そんなことがあっさりと言える仲は、ありがたい。
他に、
「キミは、あの頃、コーラばかり飲んでいた」と。
変わりませんね。今はジンジャーエールですが。
「『カムイ外伝』という、変わったマンガを読んでいた」
ああ、そういえば、当時『ガロ』という雑誌がありました。
「『メリー・ポピンズ』のことをよく話していた」
には、赤面。

当然、
「お前は一体、その後、何をしていたのだ」
という話になりますが、
その部分は、
事務局長の人生の秘密に関わるので、割愛。
まあ、若気の至りの青春の蹉跌です。
立ち直って、こういう会合に出れるようになっただけでも、
ありがたい。


二十歳前の時期に、
毎日稽古場で顔を合わせ、
汗の匂いを嗅ぎながら過ごした青春の仲間。
45年の歳月を隔てて、
立派な社会人の姿で再び目の前に現れるのは、不思議です。
それぞれ45年の歳月を背後に抱えての再会。
何だか切ないですね。

話は多岐にわたりましたが、
フィンランドから輸入した木材でログハウスを建てた人、
ストラディバリウスの演奏を最近聴いた人、
海外旅行が好きで、既に50カ国も行った人、
(事務局長、負けました。)
この方は、小山台高校で菅首相と隣のクラスで、
「恥ずかしくて人に言えない」は事務局長と同じ感想。
近くフランクフルトに赴任する人。
(「来年はフランクフルトでやろう」という声も)
浦安在住で、家が100分の1傾いた人。
(100分の1点いくつかで三半規管に障害が起こる、すれすれのところ。
近所には100分の5傾いた人がいて、
中に入ると、坂道に立っているかのようだそうです。)
そして、今も合気道の師範として、
武道の道を探究している人。
この方は、主将でした。
「何段ですか」と訊いたら、
「段は関係ありません」と言われました。
「町でやっている合気道道場は、ダンスみたいなもの」とも。
それも道を究めているからこそで、
そういう人生もちょっとうらやましい。

などなどで、
あっという間の3時間。
あまり過去を懐かしむタイプではなく、
いつも「今が一番いい」事務局長ですが、
今日の会合は楽しかったな。

ただ、一人健康を損ねている人がいて、
「皆さん、定期検診は必ず受けて下さい。
早期発見すれば治るのですから」

と血を吐くように言ってくれた言葉が胸に響きました。

最後は記念撮影。

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人生で何かをなし遂げた人たちの顔は、ふくよかです。
同じ学年ですから、同い年(浪人した人は少し年上)のはずですが、
どう見ても、事務局長が一番若い。

一人多いのは、
2年後輩の方が特別参加したため。
この方はオペラが好きだそうで、
その上、一番好きなオペラが「トゥーランドット」。
そんな話をしながら帰路に着きました。






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