放射性物質の説明会  

保冷材の見本を同封した文書を各支部に郵送。
今、新聞は夏の電力需要の逼迫について
深刻な報道をしていますので、
かなりの反応があるかもしれません。

総代会の資料も印刷所から到着。
明日封筒に入れて、
週明けに郵送。
これで一連の作業は一段落です。


緊急に招集された市場内の会議で
昨日まで募集していた
被災を受けた畜産関係者への義援金の報告がありました。
各団体が出した額が一覧表になっており、
わが組合が食肉市場で占める立場上、
座りの良い額で、
少々安堵。
額の問題ではありませんが、
ものごとには、バランスというものがあります。
市場各団体合わせて1400万円
切りの良い数字になったのは、
呼びかけた団体が
自らの金額で調整したようです。
これ以外に中核団体は別に2280万円ほど出しています。

下世話な話ですが、
葬儀の後、遺族はお返しの選定のために、
集まった香典の一覧表を作ります。
その場に立ち会ったことがありますが、
「あの人、これっぽっち? ケチねえ」
とか
「何よ、日頃親友だ親友だと言っていながら、これだけ?」
とか
「あの人がこんなに・・奥さん病気で大変なのに」
とか
「あの人のお父さんが亡くなった時、
いくら出したっけ」
などという会話が。
人それぞれ事情がありますので、
額の多寡を言っても仕方ないのですが、
出せる人、出せる状況にある人は
出しておいた方がよさそうです。


夕方から、
「放射性物質と食品について」の報告会に出席。
なぜ「報告会」かというと、
この前日(本日も)、
同じ名前の「講演会」が築地で行われており、
東京都と農水省の講師の講義がありました。
聞きたいが、築地まで行くのは・・・
と思っていたところ、
食肉市場の業務衛生課長が
聞いてきた内容をそのまま報告してくれる、
という、なかなか気の利いた企画です。

電話会社の調査員に対応していたために
少し遅れて会場に入ると、
ガラガラ
プロジェクターを使っているので、
会場は暗く、
60ほど並べられた椅子が
数えるほどしか埋まっていません。
本当に数えてみたら、9人
すいている映画館のようです。
築地の方は200人ほどだったそうですから、
野菜と食肉の関心度の違いでしょうか。

築地で使ったパワーポイントのデータをそのまま借用して、
更に独自に追加しているというていねいな内容。
菅さんは
「ぼくはものすごく原子力に強いんだ」
と言ったそうで、
(菅さんは東工大出身)
それを直接聞いた内閣特別顧問が記者団に、
「(首相は)原子力について
政府の中で一番知っていると
思っているんじゃないか」

と述べ、
「皮肉まじりなのは、
半可通の口出しほど
危険で邪魔なものはとないと
内心考えたからかもしれない」

などと書かれていました。
(言った顧問は、その後、口頭で注意された)
菅さんほど「原子力に強くない」こちらには、
難しい話でした。

ただ、福島県から来た人を差別したり、
「検査して証明証を付けろ」と言ったという
地方公務員ほど馬鹿ではなく、
被曝者から、つまり人間から人間に被曝が及ぶものではない
ことくらい知っています。
こういうことについては
マスコミもよく分かっていないのではないかと思える報道が沢山あります。

まして、放牧して草を食べているわけでく、
配合飼料を建物の中で食べている牛豚が危険なはずもなく、
騒ぎすぎの感はいなめません。

従って、結論は下のようなもの。

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今の状況を見ると、
10年前のBSE騒動が脳裏をかすめます。
あの時も、
枝肉と枝肉が接触しないように、
一人一人がついて押している映像を見て、あきれました。
BSE当時も今回も
感染症と混同するからこうなるのであって、
そのあたりをどう分からせるか。

ただ、BSEの時もそうですが、
一旦恐怖にとらわれた人は
「100パーセント安全」を求めますので、
話を聞きたがりません。
あの小沢さんの言った言葉の中で
これは確かにというのがあり、それは、
「説明しなければ分からない人は、
説明しても分からない」


そして最終的には、
吉野家の社長の、あの至言にたどりつきます。
「もう、食べてくれる人だけで、いいです」

講義の中で、興味深かったデータは、↓。

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左端は1953年で、
右に行くと時代が進みます。
真ん中で突出しているのは、
チェルノブイリの時。
左側ほど数値が高いのは、
1950年代後半から60年代前半にかけて
大気圏内で核実験がさかんに行われたため。
貴重な大気を汚染したわけで、
ちょっと恐ろしいグラフです。






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