事業部会と『月と蟹』  

今日は事業部会
「事業協同組合」というくらいですから、
中心となる部だと言っていいでしょう。

まず22年度の事業をまとめ、
ほとんど縮小せずにやってこれたことが分かります。
そして、来年度もそのまま継続。
まさに組合は「巡航速度」だと言うゆえんです。

最後の議題は食肉ギフト券
最近、このブログにも
この言葉で検索して来る方が増えていますので、
世の中の関心が高いに違いありません。

夕方はその食肉ギフト券に関する、
新聞広告(公告)の内容や
ポスターに入れる内容などを作ってすごしました。
いよいよ来週に会議が迫っています。


〔書籍紹介〕 

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道尾秀介の本は、このブログでもたびたび紹介していて、

「球体の蛇」↓

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20100525/archive

「鬼の跫音」↓

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20091107/archive

事務局長の評価は高いですが、
この本はあまり買いません。
「漂砂のうたう」と直木賞を分け合った、
のが不思議。
大人と子供ほど違う。

「漂砂のうたう」は、↓

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20110212/archive

実際、「漂砂」が人生の悲哀に満ちた大人の男が主人公だったのに対して、
「月と蟹」の主人公は小学生。
父親をガンでなくし、
祖父と母と暮らす小学生の友情と初恋、
母親への思いが
ヤドカリを使った秘密の儀式の中で展開するのですが、
未成熟の子供の話など、
よほどの叙情性や憧憬や
人生の初期に出会った人生の深淵が見えてこないと、
幼稚なだけです。
道尾秀介には、子供を主人公にした良いものもありますが、
この本の主人公の感じ方も行動も実に幼稚。
作者が子供の幼稚さに甘えていては、
読む方が辛い。

そういうわけで、
一応直木賞受賞作なので紹介しましたが、
それほどの作品ではありません。

それほどの作品でもないのに、どうして受賞したか。
そこに、審査員も人の子で、
5回連続候補
に対して、
「そろそろ」という力が働いたように思えてなりません。






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