厚生部会とカン  

今日は厚生部会
組合の福利厚生を扱う部署の会議です。

@団体保険三制度の現在の加入状況
A共助事業の今年度の状況
(12名が亡くなり、火災が1件)
を確認した後、
B平成23年度の厚生部事業計画と予算の立案をし、
特に新年度前半の重大課題である
C共済年金の終了へ向けての措置を検討。

というわけで、
年金制度はなくなり、
「福祉三制度」は「二制度」に姿を変えます。
もっと昔は「四制度」で、
時代と共に組合も変わって行きます。


話変わって。
今朝の産経新聞に、
田村秀男さんという編集委員が日本経済のことに触れ、

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その終盤でこのように書いていますす。

「政治家は別に経済専門家である必要はない。
が、政策の優先順序とは何かをかぎ分けるカンと、
決断する能力が欠かせない。
最優先すべき必達目標を定め、
情熱を持って反対者を説き伏せ
全体的な合意に持っていく。
企業規模の大小を問わず、
すぐれた経営者に共通する手法である。」


今の政治家に徹底的に欠けているのは
このことで、
国民の顔色をうかがい、
エサを投げ与えることに汲々としている姿は
政治家としてはまさに落第。

今鳩山さんの
「方便」発言が問題になっていますが、
こんな人を国のトップに置いておいたことが
今になってみると、恐ろしい。
この人「政治家をやめる」という発言をさっさと撤回しましたが、
この際、選挙区の有権者は、みんなで落選させるしかないでしょう。
ある調査では、
今総選挙をやったら、
菅さんは落選するそうです。
こういう無能な人を選んだ選挙区の方々も
恥ずべきです。
ついでに小沢さんも落選させたらいかがか。

「政策の優先順序をかぎ分けるカン」
と田村さんは書きましたが、
そのアンテナを磨いて、
時代の流れを受信し、
国を正しい道に導くことを期待して、
国民は国会議員に高い歳費を支払い、
様々な特権を与えているのです。
菅さんは、名前は「菅」なのに、
このカンがない

「何が重要で、何が重要でないかが分からない人を愚者という」
とどなたかが言っていました。
今の政治状況を見ると、愚者の集まりとしか見えません。

「すぐれた経営者に共通する手法である」
というのを読み、 
「和民」の渡邉美樹さんの都知事立候補宣言を聞くと、
既存の政治家ではなく、
経営感覚を持った人にやらせてみたい、
という気がします。
韓国のイ・ミョンバク大統領も経営者でした。

田村さんは、続けて、

「単に政権交代や総選挙を繰り返しても
時間と予算の空費である」


と書いています。
まさにそのとおりで、
自民党も「早期解散、総選挙」などと
かつて自分がやられていたことの仕返しをしているのではなく、
本気で政策提言し、
本気で与野党連携をはかって、
政治を前に進めるべきです。






空振りの「交通戦争」  

↓は、事務局長のマンションから見た、今朝の景色。

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夜中に雪があがったおかげで、
「通勤戦争」を予想したのに、すっかり空振りでした。

以前、暴風か何かの時に、
やはり京葉線が全面ストップで、家にいる時、
「そうだ、羽田に行けばいいんだ」
とひらめきました。
新浦安のホテルからリムジンが出ており、
羽田経由で品川に回れば楽勝。
そこで、ホテルに予約電話を入れると、
同じことを考えた人がいたらしく、
既に満席状態。
結局、午後まで自宅待機。

今回は、その失敗を避けようと、
夜中に電話をすると、
システムが朝5時にならないと動かないので、
明日の朝かけてくれとのこと。
ネットで予約しようとしても、
夜中の12時から6時までは休止状態。
(信じられない。コンピューターに睡眠を取らせるとは)

朝4時50分にめざましをかけて、起き、
電話をかける前にパソコンで交通運行状況を見ると、
何のことはない、
どの路線も動いています。

というわけで、空振りのまま、
京葉線で1時間前に出勤。
↓は、今日の新浦安駅。

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おかげで一日中、眠いこと眠いこと。                       
それでもちゃんと仕事をして、
明日明後日の2つの会議の準備は完了。

本日締め切りの
実技講習会の出欠は、
半分も回答がありません。
一体どういうことなのか。
ちょっと嘆いています。




編集終了と会議の準備と雪  

今、外は久しぶりの雪がシンシンと積もっています。
↓は、事務局長のマンションから見た駐車場。

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ところで、今日の政府発表で、
日本が中国に抜かれて
国内総生産(GDP)で世界第3位に転落したことが確定しました。
1968年に西ドイツを抜いてから42年間、
ついに、「世界第2の経済大国」とは言えなくなったわけです。
寂しいですね。
たしかに、上海、ソウルに行っても
どこも元気一杯。
日本の疲れ果てた様子とは違います。
今の日本は全てに自信をなくしてしまいました。

なのに、政治は今だに国民不在の政争を繰り返しています。


昨日の日曜日は、泊まり覚悟で出勤しましたが、
何とか記事を仕上げて家へ持ち帰り、
今日は編集作業を横目に
水曜・木曜の会議の準備。
せっせとやって資料は出来上がり、
夕刻過ぎには編集も終わって、
8時には家路に。
そこへ、
明日の通勤が危ぶまれています。
なにしろ京葉線は風と雨と雪に弱い路線ですから。

明日の通勤戦争に備えて、早く寝ます。


休日出勤と『漂砂のうたう』  

今日は休日出勤
アンケート結果がようやく常務会で出るといった状態で、
記事化が遅れたからです。
14日が締め切りなので、
土日の出勤は覚悟していました。

誰もいない静かな職場で
音楽を聞きながらの仕事は、
大変順調に進みます。

この作業はグラフも作らなければならないので、
なかなか大変です。
半分を過ぎたところで、
後は明日にして、帰宅。


〔書籍紹介〕

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いやはや、これは素晴らしい。
この半年くらいに読んだ中で一番

明治に入って間もない根津遊廓を舞台に、
そこでうごめく人々の交わりを描く。

主人公は美仙楼で番頭をつとめる定九郎。
もちろん変名で、元々御家人の次男坊。
明治維新で身分を奪われた士族たちが
生きていく術を失って右往左往しているその一人だ。
物語の背景に、
明治維新という大きな変化に付いていけない人々の
哀愁と怨嗟があり、
時代の変化の中で失われていった
廓という一つの文化の崩壊がある。
そのやるせない思いを
定九郎の鬱々たる気持ちを抱えた毎日に託して描く。

時間を忘れた
特に終盤、人気花魁・小野菊の足抜きに関わって、
暗い計画に巻き込まれていく過程、
最後の小野菊の花魁道中のシーンは、
緊迫感と美しさがつながった、わくわくするようなシーンだ。
円朝まで出て来て、
落語の世界と現実が交錯する。

妓との遊び方には、客の人生がそのまま映る。
この男はきっと、ろくでもないものを自ら進んで取り込んでは、
犠牲者面して泣き言を重ね、生きてきたのだ。


などという苦い描写は、並のものではない。

みじめな境遇にいる兄と再会してしまい、
その兄が価値のないプライドにしがみついている様に落胆したりする。
町人に身をやつしながら、
自分の体と下駄の足跡に
武士であった時の痕跡を見つけてしまうあたり、
実に哀切。
永遠に続くかと思った武士の社会が
簡単に瓦解していった後の時代設定は、実に見事だ。

読み終えて驚嘆した。

実は、事務局長、すっかり勘違いしていた。
この木内昇(きうち・のぼり)という人、
男だとばかり思っていた。
それほど男の世界が見事に描かれていたからだ。

そして、その勘違いがもう一つの勘違いを生んだ。
今年の芥川賞と直木賞はどちらも2人受賞で、
4人で写した写真には、
知っている男性が二人いた。
で、木内昇を男性と思い込んだ事務局長は、
直木賞に落選したと思い込んでしまったのだ。
こんな見事な小説に直木賞を与えないとは、
選考委員の目は節穴か、
と思ったら、
調べてみると、ちゃんと受賞していて、しかも女性だ。
さすが選考委員、
良い作品は見逃さない。

是非映画にしてもらいたいと思う作品。
お勧めします。
是非、読んで下さい。



中曽根さんと『ペイ・フォワード』  

↓は、今日の産経新聞に掲載されていたコラム。

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(小さかったら、拡大してお読み下さい。)

菅首相は政党政治家と対極にある「市民政治家」であり、
信念や一貫性よりも
短期的で新鮮な反応を求められるために、
危機を「長期的視点」で乗り越えることをせず、
局所的反応で対応し、
それが支持率を落としてきた原因だ、
と断じている。

このたびの内閣改造も、
局所的な反応で、
目玉であった与謝野さんの起用も同じ。
与謝野さんにあるのは、「政策力」であり、
厳しい局面を打開するような「政治力」ではない
と、重ねて断じている。

冒頭の方では、
政治家には謙虚さが必要だが、
その一方、
揺るぎない自信と決然たる態度、
勇気、的確な判断
も必要だ、とも言っている。

さすが中曽根さん。
お年を召しても、慧眼は衰えていない。

今の政治家が小粒になったのは、
その視点が世界や国家になく、
せいぜい「市」の狭い視野で、
非常に局所的であるというのは、そのとおりだ。

菅政権が衆議院での3分の2を確保するために、
社民党との連携を模索しているのも、
まさに局所的対応。
小沢問題もそうだが、
視点が国会や永田町の中にしかないということにも、
今の政治の欠点がある。

「国家」ということで考えれば、
↓やはり産経のコラム。

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中国の昔の王が
横暴な隣国からの
駿馬を譲れ、妃を譲れという要求には、
いきり立つ側近を抑えて聞き入れたが、
増長した隣国が、
両国の間にある土地を求めて来た時、
応じようとする側近を切り捨てて、
全軍を率いて隣国を討ったという。
その時言ったセリフが
「地は国の本(もと)なり」

国というものは、
国土・国民・主権
の3つのものによって成り立っている。
尖閣問題、竹島、北方領土は
まさに国土を侵されているのだし、
拉致問題は国民の生命・財産の問題だ。
そのことに鈍感な政治家が多すぎる。
視野が市民レベルであれば、
国土の問題まで見えないのは当たり前だが。

まさに拉致問題と領土問題は、
政治家の姿勢を問うリトマス試験紙なのだ。


ここで話題が変わります。
文体も変わります。

旧聞で恐縮ですが、
「タイガーマスク」がした行為に刺激されて、
様々な善行が広がっていくのを見て、
「ペイ・フォワード 可能の王国」
という映画を思い出しました。

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ミミ・レダー監督の
2000年のアメリカ映画。
ハーレイ・ジョエル・オスメント、 
ケヴィン・スペイシー、
ヘレン・ハント
ジョン・ボン・ジョヴィ
らが出演。

ラスベガスの中学校の社会科の授業で、
先生が生徒達に、
「世界を変えるためには、何をしたらいい」
と問いかける。
生徒達が次々と幼稚な答えを述べる中、
トレバーという少年が
「ペイ・フォワード」という
驚くような提案をする。

ペイ・フォワードとは
直訳すれば「前に向かってお返しする」の意味で、
自分が受けた思いやりや善意を、
その相手に返すのではなく、
別の3人の相手に渡すというもの。

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人から受けた善意を3倍に増やして他人に回すことで、
3倍、9倍、27倍・・・と、
次々と善意が拡大して、
やがては世界を覆い、
その力が世界を変える、というもの。

同級生があざ笑う中、
教師の母親が密かにこの運動を始め、
遂にはテレビに取材されるなど、
波紋は着実に広がっていくが・・・

というストーリー。
「不幸の手紙」の善意版。
善意の思いやりを
本当に一人一人が実践すれば、
世界は変わるという、
一つの夢。
「タイガー・マスク」に倣った人たちの心の中に、
その思いが灯ったことでしょう。





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