利率決定と癒しの夜  

今日は、
新年度最初の仕組債の利率確定日

ところが、ゴールドマンの問題等があって、
金曜日の夜から急激なドル安に。
豪ドルは2円50銭も下落。

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ざっと計算して、380万円も利息が減ってしまいました。

例のごとく、3時になると、パソコンの画面に集中。

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結局84円50銭前後で決まり。
想定為替である82円より、これも同額の380万円ほど多い。
この仕組債、昨年は極端な豪ドル安だったため、
利息はゼロ。
それに比べれば、
1700万円 (税引後は1370万円) の実入りは大きい。
と、思えば、納得出来ますが、
人間は欲張りですから、
何だか損した気分になっています。
愚かだね。


先日、事務局長が痛風発症直前、
とのブログを読んだ組合員の方が、先日おいでになり、
痛風や神経痛の原因は、金銭問題
もっとおおらかに構えるべし、
とアドバイスしてくれました。

確かに肉体は心の反映ですから、
そのとおりとは思いますが、
職務上仕方なく、
事務局長、まだまだ人間が出来ていませんので、
しばらくは悩まされそうです。
ただ、冬までは仕組債の利率確定はないので、
少しはゆったりすることにしましょう。


人間が出来ていないと言えば、
今日は2度ほど電話で口論にあいなりました。
もう少し人格的な対応は出来なかったものか、
と反省はいたしましたが、
最近、まともで誠実な会話が出来ない人が増えているような気がします。
この1年で急速に進んだような気がするのはなぜでしょうか。

くだらない話題はいやだ、
もっと高度な会話をしたい、
きらめくような知的な対話の中にいたい
と渇くように思う、
惑いの午後でした。


そういう時のためのエンタテインメント。
帰途、「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」
を観て、少し心が柔らかくなりました。

感想は今度書きますが、
これほどクラシックがあふれる日本映画があったでしょうか。
演奏場面以外でもバックに流れる曲の選曲のセンスが良く、
コミカルで軽い映画なのに、
本気度が感じられます。

特に、クライマックスに演奏される
ショパン「ピアノ協奏曲第1番ホ短調」は、
こんなに良い曲であったかと改めて感じ入り、
(演奏は、世界的ピアニストのラン・ラン)
家でCDを聴いて、再び胸を打たれ、
いやなことを忘れました。

癒しの夜
事務局長にだって、
そんな夜は訪れます。




ブロック総会  

今日は、夕方からお出掛け。
城南ブロックの総会に出るためです。
休みの日でも、夕方から出掛けるとなると、一日落ち着かない。
夜のお仕事の方などは、毎日大変でしょうね。

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総会そのものは、
総務担当の方の努力もあって、
円滑な進行。
それでも、規約制定などあって、
40分かかりました。

懇親会の方は、
いつものとおり、カラオケが始まった段階で帰国の途上に。

精肉店の仕事は朝早く起きるため、
例の「幻のブログ」を読んだ方が多く、
驚きました。


全然話は変わります。
土日は報道番組を見ることが多いため、
自然政治ネタへの関心が高まり、
そこで、床屋政談

普天間移設問題は、どうやら5月決着が困難になったようで、
民主党は予防線を張り始めた。
平野官房長官は記者会見で、
「合意の解釈には幅がある。
この候補地でもっと具体的に詰めようという
土俵が出来ることが合意だ」

などとのたもうた。

よくこんなことが言えますね。
男として、恥ずかしくないんだろうか。

この理屈がまかり通るなら、
「合意できないという
合意が出来ました」
というのも「幅」の一つになるだろう。

国民が受け取っている「決着」の意味は、
政府が候補地としてあげた移設先候補地が受け入れ、
アメリカ政府が「そこでよろしい」
と認めて、
具体的に移設のタイムテーブルが動き始める
ようになることだ。

それが5月末に無理なのは誰の目にも明らか。
だから、アメリカは普天間継続使用を決めた。
普天間市民の不安は解消せず、
つまり、根本的問題は何も解決していない

ついに最近は「辺野古浅瀬案」というのが登場して来た。
現行案 (日米合意案) から南に少しのところに滑走路を作るというもの。

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本質的には現行案と変わらず、
小手先で変えただけ。
それでも現実性はある。
つまるところは、現行案が適切だったことになる。
前に何度も書いたが、
長期にわたって検討してようやく作った現行案をいじる必要はなかったのだ。
「政治に振り回された」と地元が怒るのは当たり前だ。

なぜそうなったか。
鳩山さんが「県外」を口にしたメンツにこだわったこと。
「県外」どころか「国外」を主張した社民党と連立を組んだこと。
つまり、連立政権の体質の問題だ。

鳩山さんの「腹案」はまだ分からないが、
もしかしたら、
「やはり現行案でいきましょう。
その責任を取って、私は辞任します」
なのかもしれない。

そうやって自分を十字架にかけて解決するほどの
腹があればいいのだが、
そんなもの、あれば、元々こんな混乱はしていない。

いまだに支持率が20〜30%あることの方が不思議。
鳩山政権の最大の罪は、
「政権交代すれば、日本の政治が変わるかもしれない」
という国民の最後の望みを
無残に砕き去った
ことなのだ。

絶望的なのは、
平野官房長官の言い訳のような、政治家の体質。
よくあんなことを言えるものだ、と既に書いたが、
この国の政治家は本当に「恥知らず」だ。
男らしくない
町内会であんなことを言えば信用されなくなる。
会社でだって、即座に取締役辞任だ。
小学校だって「約束は守りましょう」と教えるではないか。

このような、立案能力も遂行能力もなく、
「言い逃れ」の術ばかりたけた人しか残れないのが日本の政治だ。
それは、予算委員会等で
くだらない質問にうんざりして
言質を取られない回答をする技術だけを磨いた結果、
そうなってしまう。
そんな無益なことにエネルギーを使いたくない賢い人は、
さっさと政治の世界から足を洗って、
実業の世界に行ってしまう。

こういう構造が日本の政治の不幸、
つまり、国民の不幸。

「首長連合」は、実務にたけた人たちだから、
そこに期待せざるをえなくなるが、
なんとなく同床異夢という感じで、
前途多難そうだ。



一段落と『月に囚われた男』  

何ですか、今日の寒さは !
天気、しっかり仕事をしろ !
納入期限を守って、春をちゃんと持って来い !
という感じですね。
夜は雪まで混じって驚きました。


昨日の理事会で承認された総代会の議案
印刷所に渡しました。
この段階でも小さなミスが発見されたりして、修正。
手を抜いた時に限って大きなミスが出るので、
注意が必要です。

ミスの原因は、たいていは「思い込み」。
予防方法としては、
その資料を一度声を出して読んでみるのが一番いい。
理想的には、これを二人でやるのがベスト。
というのは、読む方は読むことに神経を奪われるので、
それを耳で聞きながら目で見るという
客観視する存在が必要だからです。

結局一人ですることになりますが、
やはり読んでみるとミスは見つかります。

新聞原稿の方は読みませんが、
画面だけで書くのではなく、
必ず一度プリントアウトして読んでみるのも、
文章を客観視する、
という意味で、必要です。

こちらも入稿して、一段落。
こういう週末はいいですね。


高校生の頃、中間試験や期末試験の後は
必ず映画を観たように、帰路は映画館へ。
恵比寿ガーデンシネマで上映中の
『月に囚われた男』

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舞台は近未来の月。
地球の資源が枯渇した時、
月でクリーンな代替エネルギーが発見され、
その採掘のため月面基地「サラン」が作られている。
(「サラン」は、基地の壁に同音のハングルが書かれており、「愛」の意。
コンピューターが韓国語をしゃべったりするのはなぜか。)

その月面基地には今、
サム(サム・ロックウェル)が仕事についており、
エネルギー源である鉱石を採掘して、地球に送っている。
3年間契約でたった一人で従事し、
話相手はコンピュータ(ケヴィン・スペイシーが声の出演)だけ。
交信装置の故障で、
地球との通信が出来ず、
妻との古いビデオレターを繰り返し見ては孤独を癒している。
しかし、任務終了までいよいよ2週間となり、
サムは地球に戻って妻子に再会する日を楽しみに待っている。

そんな時、サムは採掘の現場で事故に遭い、
鉱石の中に閉じ込められ、
頭を打って失神する。
気付いた時は基地のベッドに寝ており、
その側には、自分そっくりの男が立っていた。
どうやらその男に救出されたらしい。
しかし、その男はどこから来たのか。
この基地には何か秘密があるようだ。
自分の使命は何だったのか。
そもそも自分とは何なのか。

この続きを書くと、殴られるので、書きません。
後は自分でお確かめいただきたい。

実に面白い
今公開中の「第9地区」と並ぶ面白さ。

「第9地区」は、
南アフリカのヨハネスブルグの上空に宇宙船が現れ、
故障で母星に帰れない異星人が難民となる。
居住区がスラム化したので
強制移転の話が持ち上がり・・・
という中で
現代の難民問題や人種差別の問題が二重写しになる。

一方、この「月に囚われた男」は、
真相が究明される中で、
現代の世界が抱えるある問題
やはり二重写しになって来る。
その経過は実に巧み。
原作はなく、オリジナルの脚本(ネイサン・パーカー)。

ほとんどが月面基地内で展開するが、
全く飽きさせない。
監督はダンカン・ジョーンズ
デヴィッド・ボウイの息子だそうだが、
親の七光など関係ない、堂々の才能。
PV経験ありとはいえ、
映画初監督でこれだけの作品を作るのだから、たいしたものだ。
英国映画も奥が深い。

ビデオレターなどの映像画面で
他に俳優は出て来るが、
基本的にはサム・ロックウェルの一人芝居
それでこれだけのサスペンスとスリルが生まれる。
ほとほと感心する。

ワン・アイデアを上手に生かして
現代を切り取って震撼させる、知的満足度の高い作品。
たった一つの食材を使って、
調味料と腕だけで
うまい料理を食べさせてくれる匠の技だ。

原題は「MOON」だが、
趣旨をくんで、うまい日本題をつけた。

「惑星ソラリス」や「2001年宇宙の旅」などを彷彿とさせながら、
それとは違うユニークな世界を
しかも低予算で作ってみせた。
睡眠不足なのに、後半は瞠目して観た。
脱帽。
5段階評価の「4.5」




理事会  

本日は、理事会

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47名中、38名の出席。他に5名の書面議決書提出。
つまり、無連絡欠席は4名で、
あとできくと、内2名はご病気だったようです。

運営側は何事もなく終わればいいのでしょうが、
やはり質問や疑問が出て、
適切な回答がなされて、
それで参会者の理解が一層深まる
というのが理想です。
だってそのために、わざわざ集まっているのですから。

仕組債についてより詳細な説明を求められて、
事務局長が出ていくはめになりました。
それを求めた人は、
自らも資産運用をしている方で、
常日頃から組合の運用の仕方をほめてくれている人なので、
好意で提起してくれたようです。
更に安井潤一郎常務から
この資産方法を行政から認可されたことについて
補足説明がありました。

これで理事会は終り。
ちょっとほっとしました。

理事会は総代会の議案を審議する場ですので、
この結果は総代会資料としてまとめられます。
明日印刷所に発注して、
総代会までは1カ月
この間に総代に案内を出し、資料を送り・・・
というのが事務局の仕事。

あと2週間もすれば、
日本列島がお休みムードになり、
一方で普天間の決着時期が近づき、
政治の季節が巡って来ます。


来期(2010〜2011)の新国立劇場のチケットが
長い帯となって送ってきました。
演目は
「アラベッラ」「フィガロの結婚」「アンドレア・シェニエ」
「トリスタンとイゾルデ」「椿姫」「マノン・レスコー」
「ばらの騎士」「コジ・ファン・トゥッテ」「蝶々夫人」

の9本。
座席は、↓のとおり。

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コンピューターが選んでくれました。
ど真ん中もあり、端もあり。
一定のエリアに集中しているのは、
会員自身の指定によるものです。

こんな贅沢も、今年で多分終りです。




新聞編集と『ハムレット』  

朝、国際フォーラムの地階から地上に上がる途中、
にぎやかなブラスの響きが聞こえてきました。
中の広場で、↓若者たちが演奏しています。

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どうやら、↓の宣伝らしく、

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↓しかし、何なのか、よくは分かりません。

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朝から生の音楽を聞いて、何だか得したような気分になって出勤です。


今日はずっと新聞の編集ですが、
中途の来客や電話が多くて、
時間がつぶされました。


夕方は、東劇へ。
METライブビューイング「ハムレット」を観るためです。
昨日は「シェイクスピア・シークレット」の紹介をしたばかりですね。

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アンブロワーズ・トマ作曲のこのフランスオペラ、
大変上演機会が少ない。
事務局長の持っているオペラ解説本上下2巻には、
計230本のオペラが紹介されているが、
トマのところは、「ミニョン」しか掲載されておらず、
その上、「ミニョン」の解説には、
「当時の人気歌劇作曲家トーマの作品中、
現在も世界で上演される唯一の歌劇」

などとはっきり書いてある。
Hを発音しないフランス語で「アムレット(Hamlet)」などというので、
英語圏では受け入れられないらしく、
イギリスでの最近の上演でも不評だったという。

METでも上演は113年ぶり

2003年にバルセロナのリセウ大歌劇場で上演して大好評だったため、
同じ演出(パトリース・コリエとモーシュ・ライザー)
と主演(サイモン・キーンリーサイドとナタリー・デセイ)を
そのままMETに持ち込んだのが今度の舞台。
最近、人気急上昇のナタリー・デセイを当て込んだ企画のようだ。

そのデセイが病気のため降板、
1ステージだけ歌う予定だったマルリース・ペテルセンが、
ウィーンから呼び寄せられて、
彼女のためだけの特別リハーサルをやって初日を迎えた
というのも話題。
ただ、デセイが出ないというので、
チケットのキャンセルもあったらしい。

原作を相当改変してあり、
音楽的にも低調、
というのがトマの「ハムレット」に対する一般的な評価で、
シェイクスピア作品中では、
「リア王」の次に「ハムレット」が好きな事務局長としては、
(蜷川幸雄演出・平幹二郎主演の帝劇版「ハムレット」は、
長い間、事務局長の演劇体験のベスト3に入っていた)
少々心配しつつ観たわけだが、
とんでもない。
実に面白かった。
原作の改変もオペラ的にうまく行われている。

改変というのは、
たとえば、
ローゼンクランツとギルデンスターンも
ノルウェー王国の王子フォーティンブラスも出て来ない。
オフィーリアの父・ボローニアスは殺されないし、
最後の剣術試合もない。
毒入り酒もない。
だからガートルードも死なない。
従って、最後は死体累々というわけではない。
どころか、ハムレットは死なず、王になる。
というのは、トマの初演版で、
今日のは、ハムレットが自害する版。

幕間インタビューで、指揮のルイ・ラングレ
「トマは最初、ハムレットが死なないラストで書いたが、
英国で上演する際、
自害するのに変えた。
ハムレットが死なないと、英国では侮辱されたと思うから」

などという話をしていたのが興味深い。

後半、オフィーリアの狂乱の場から
墓堀りの場になり、
そのまま葬儀でクローディアスの殺害という展開になったのは、
「ほう」と思った。
確かにこの方が話が早い。
その上先王の亡霊まで再度出て来たのには驚いた。

前半最後の、役者を使って王の犯罪を暴き、
ハムレットが気のふれたふりをしてワインを浴びるあたり、
実にドラマチック。

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合唱とのかけあいもいい。
要するにセリフで言うのを音楽に乗せて
感情吐露するわけだから、盛り上がる。

(前半が終わった後、
ワインまみれになったキーンリーサイドをカメラが追うのは
おいしい映像。)

なによりハムレット役のサイモン・キーンリーサイドがはまり役で、
しかも演技力抜群
抜群などという表現が足りないくらい、すごい。
本当はシェイクスピア役者が歌も歌っているのではないかと思えるくらい。

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オフィーリアのマルリース・ペテルセンもいい。
特に狂乱の場は、「ルチア」より切ない。
こういう人がサブの配役だとは、METの層の厚さが分かる。

演出は不要な装置を排し、
壁だけの表現。
それで役者(歌手)への集中度が高まった。
この演出はいい。

音楽はところどころ安っぽくなったが
でも、高揚感はあった。
シェイスクピアとオペラと二つ同時に楽しんで、
得した気分で家路に着いた。

ピーター・ゲルブ総裁が
来期のMETライブビューイングの紹介をした際、
「ニューヨークから銀座まで」
と言っていたが、
その「銀座」とは、まさに東劇のこと。

来期紹介の↓チラシが劇場に置いてあった。

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なお、ニューヨーク在住のオペラファンで、
収録日当日と初日の様子をレポートしている方がいるので、
それを読みたい方は、↓をクリック。

収録日
http://blog.goo.ne.jp/madokakip/e/6b5132d3229d7b5bc09fde641dacdd67

初日
http://blog.goo.ne.jp/madokakip/e/5b7d2cc3f5358b6483d0e7320cf20dc5

他に、
以前、「ハムレット」の舞台となった
デンマークの城を
事務局長が訪れた時の写真や記事を見たい方は、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070820/archive






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