資料送付と『菅原伝授手習鑑』  

毎日同じ話題で恐縮ですが、
今日は常務会資料の中の
事業計画・収支予算部分を印刷して、
常務会メンバーに郵送
各部長には他の議案も同封。
これで安心して休みに入れます。

他に年度末の重要計算。
為替を睨みながら。
そしたら、夜10時半過ぎに、突然↓の事態。

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関連して豪ドルも↓のとおり。

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アメリカの経済指標が良好だった、
というだけでは説明出来ません。
それとも神が組合を守っている?
いずれにせよ、
来週月曜日の第2回利率確定まで続きますように。


夕方から歌舞伎座へ

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今月は↓3部構成なので、
夜の部は6時からで、ありがたい。

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観たのは、「菅原伝授手習鑑」(すがわらでんじゅてならいかがみ)の
二段目の「道明寺」
文殊菩薩花石橋「石橋」(しゃっきょう)。

「菅原伝授手習鑑」は、
人形浄瑠璃から歌舞伎化された大作。
「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」と共に
義太夫狂言の名作。

「菅原」とあるように、
菅原道真が太宰府に流された
平安時代の政変を題材に創作したもの。

流される途中、道真は
叔母の覚寿尼に別れを告げるために
先祖の寺・土師寺に立ち寄り、
自分の像を彫刻し、
鶏が鳴くのを聞いて、早朝に出立。
その時「啼けばこそ別れも憂けれ鶏の音の鳴からむ里の暁もかな」
と詠んだという。(実は道真の作ではないらしい)
道真の死後、寺は道明寺と改名。(大阪府藤井寺市に現存)

という伝承をうまく折り込んだのが、この「道明寺」。
天神伝説を色濃く反映している。
「菅原〜」自体、全体が長いので、
各場ばらばらに上演されることが多く、
3月の歌舞伎座は各部で「加茂堤」「筆法伝授」「道明寺」を上演。
中でも「道明寺」は立派な役者を揃えないと出来ない場で、あまりやらない。
事務局長も初めて。
特に菅丞相(かんしょうじょう。道真に当たる役名)は相当な風格のある役者でないと無理で、
13代目片岡仁左衛門の当たり役だった。
↓は、1981年11月の国立劇場公演。

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菅丞相が13代目片岡仁左衛門、覚寿が3代目實川延若
丞相の養女苅屋姫(かりやひめ)が5代目坂東玉三郎

今回は当代片岡仁左衛門(13代目の三男)が菅丞相、
覚寿が、珍しい老け役の玉三郎。
二人とも、さすがの風格です。

母子の情、陰謀、殺人、奇跡、仇討ち、父子の別れなど、
盛り沢山の内容で、
約2時間休憩なし。

↓の浮世絵は、「東天紅の場」と言われる殺人の場。

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この直後、真ん中の女性は斬られ、池に沈められる。
「東天紅」というのは、鶏の鳴き声のこと。
菅丞相の出発の時を告げるために
鶏を死体の上に置いて鳴かせる。

などという長い芝居をゆっくり楽しみました。
特に、上の写真の菅丞相と苅屋姫の別れの場面は泣かせる
実際、仁左衛門は舞台の上で、
事務局長は客席で泣いていました。
言葉にしない情の伝達はまさに日本的で、胸を打ちます。
外人は全部言葉にしてしまいますから。


歌舞伎座は4月末で一時休館し、建て替え。
来月がいよいよ本当の「さよなら公演」になります。
やはり3部制で、演目は↓。

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