ワープロの故障と『ホフマン物語』  

何回かワープロの衰亡について書いていますが、
今日は、S次長のワープロがついに壊れ、
フロッピィが次々に破壊されるという重傷だったので、
ついに、パソコンに切り換えることになりました。
ただ、緊急の文書の対応ができないので、
その間の同時作業用に
中古OA機器の会社でワープロを購入。
その展示場には、
昔見たことのある型が沢山並んでいます。
富士通だけでなく、ルポだとか
そういうものも。
ワープロの製造が終わって何年たつか忘れましたが、
やはり専用機の便利さを求めて、
ここに買いに来る方も多いようです。
事務局長のワープロも頑張れ。
あと2年半のご奉公だ。

夕方から、東劇へ。
METライブビューイングの今期4作目、
『ホフマン物語』です。

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自分の劇場を持ち、
そこで100曲もオペレッタを上演した
オッフェンバックが作曲した唯一のオペラ
しかも最後のオペラにして、未完のオペラ
(死因が痛風というのもすごい)
友人の作曲家が補筆したものの、
楽譜が散逸して、決定稿がないため、
様々な演じ方がされている謎のオペラだ。

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内容も詩人ホフマンが酒場で語る
3つの話というオムニバス形式。
機械仕掛けの人形に恋する話、
胸を病む女性が歌ったために息絶える話、
高級娼婦に自分の影を奪われてしまう話、
それぞれが全く異なる趣向で、
夢と現実を行き来して、謎めいている。

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昔、どこかの来日公演で観た記憶があるが、
全く印象が残っていない。
たしかその時は第2幕と第3幕が逆に演じられたような・・・。
流れからすると今度の順番が妥当で、
第3幕冒頭の「ホフマンの舟歌」は、
聴けば、誰でも分かる有名な曲。

数年前、ブロードウェイで『南太平洋』を新生させ、
トニー賞演出賞を受けた
バートレット・シャーによる新演出で、
これが秀逸。
舞台の造型的なイメージが豊かで、
人間の配置も絶妙。
特に、舞台手前と奥との対比を上手に使っていた。
隅々まで配慮が行き届き、
完璧に制御された舞台が現出している。
幕間インタビューで
「カフカとフェリーニを参考にした」
と言っていたが、納得。

ホフマンを演じたジョセフ・カレーハは、
哀愁のある役を上手に演じていた。
この役を当たり役の一つにしたプラシド・ドミンゴが
初日は客席にいたというから、
大変なプレッシャーだったろうに、
よくやりとげた。

自動人形オランピアを演じたキャスリーン・キムは、
韓国人でもろアジア系の体型と顔だが、
これをはねのける好演。
超絶のコロラトゥーラを披露して観客を圧倒する。
ここで気付いたが、
日本人歌手がこの大リーグ(メトロポリタン)で活躍したという話は聞かないな。

ちょっと太めになった
アンナ・ネトレプコ
劇的な役を熱演。
幕間のインタビューの向こうでおどけてみせるなど、
この人は活発な人なのに、
こういう病的な役がよく似合う。

4つの悪役を大車輪で演ずる
アラン・ヘルドはすさまじいバリトンを聴かせる。
アカデミー賞で言えば、助演男優賞もの。

指揮のレヴァインは、
今期のMETライブビューイングでは初登場。
この人の指揮はほんとに素晴らしく、安心していられる。

METライブビューイングは、
数年前に比べると浸透度を増したようで、
平均年齢は高いが、観客も増えた。
ずっと東劇で観ていると、
それを実感する。
『トゥーランドット』はついに動員新記録を達成したそうだ。
このあとも人気作が続くので、期待。
特に新演出の『カルメン』はすごくいいそうで、
ヨーロッパの同時上映では、
新記録だったそうだ。

大変良い時間をすごしました。
来週は、『ばらの騎士』。
長いので、体調を整えて行かなければ。

↓は、数日前に出ていた新聞記事。

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まさに我が意を得たりだが、
今日の『ホフマン物語』の新演出は
この批判を超えている。


ところで、今、娘はソウルにいます。
東方神起のジュンスの出ている
ミュージカル『モーツァルト !』を観るため、
一泊で出掛けました。
DNA恐るべし。
「すごかった」という興奮した電話をかけてきて、
その後、鍋を食べに行ったという。
食べるのが大好き。
DNA恐るべし。
来週、事務局長もソウルに出掛ける。
DNA・・・・



経済講演会  

午前中は連絡事項で忙殺。

午後から外に出掛けました。
お昼時だったので、赤坂の↓鰻屋さんで

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ひつまぶしを。

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ここは娘がファンの東方神起が来た店です。
メンバーの一人、ジュンスはひつまぶしが大好きです。

日本食肉消費総合センター、日本食肉協会、
全肉生連に用事で立ち寄り。
ついでに全肉連にも挨拶しておきました。

その後、社団法人日本専門新聞協会主催の
新春講演会へ。
会場は↓霞が関ビル。久しぶり。

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一時は日本一高いビルだったのに、
↓今見ると、35階は随分低く感じます。

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それでも上からの眺めはなかなか。

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会場の↓東海大学校友会館は、確か二番目の姉の結婚披露宴の会場。

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講師は↓三宅久之さん。
テーマは、「民主党政権と今年の経済見通し」

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講師が人気だと、↓こんなに人が集まります。

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「期待を担って鳩山内閣が出来たが、困ったものだ。
この迷走ぶりは目に余るものがある。
鳩山さんはいい人だが、総理大臣の資質はほぼ皆無に近い。
本人の自覚がないのがもっと困る」

などと始まって、
鳩山評、小沢問題、谷垣評等々と、
タイムリーな問題を中心に語りました。

今後の見通しとしては、
支持率が下がって、
予算成立と引き換えに鳩山さんは退陣。
次は菅直人。
4年間、衆議院は解散しないが、
最後に小沢さんが総理になって、
衆参同時選挙をする。

既に民主党は減速して
風向きも変わっているので、
7月の参議院議員選挙は微妙。
しかし、今自民党に帰るわけもいかない。
かと言って、新党の動きも鈍い。
案外、台風の目となるのは、みんなの党で、
ここは官僚政治の打破も言っているので、
国民の期待を担える。
反民主・反自民の受け皿になる可能性がある。
民主党が過半数を取れなければ、
みんなの党がキャスティングボートを握る。
そうなるには、人の目を引くような人物を全国区に立てるのが必要。
それがうまくいけば、
2桁の議席が獲得できるだろう。

そんな話で終始して、
結局、肝心の経済の話はなし

三宅さんは硬骨漢で、独特の語り口を持っており、
大変勉強になりました。

このように、たまには、
高い位置から流れて来るものを受けるのは大切です。




ブロック新年会  

今日は、夕方から中央ブロックの新年会へ。
この時期、組合にある6つのブロックでは、
それぞれ新年会が行われており、
事務局長がここに出るのは、
中央ブロック選出の理事の形を取っていることと、
研修旅行でしばしば講師をつとめている関係です。

会場は東京ドームホテル
窓からは、↓後楽園遊園地と

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↓東京ドームが見えます。

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42階のオリオンという部屋。

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和気あいあいとした2時間。
「仲間たち」とは嬉しいもので、
共通の社会的環境を共有しています。
「業種の集まりの良いところは、
前提無しに話が出来ることだ」

とどこかで読んだ記憶があります。

組合顧問の保坂三蔵さんもお見えになり、
熱弁をふるいました。
自民党は今、不遇の時代ですが、
その時だからこそ訴えたいことが山ほどあるようです。

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「今、有効に動いている経済対策は、
みんな自民党時代に作ったものだ」

というのは、確かに、そのとおりですね。

この会合にお見えになるのは、
元々このあたりの文京区や台東区が地盤だったからですが、
7月の参議院議員選挙は、
全国比例区から立候補します。

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全国比例区というのは、
「政党名」もしくは「個人名」で投票。
政党名の投票数と
その政党の属する候補者への個人名での投票数を合計し、
その得票数に応じて各政党への議席配分が決まります。
そして、その議席数を
「個人名」での投票数の多い順に当選者が決まります。

つまり、「保坂三蔵」と名前を書かれた票が多くないと、
当選することが出来ません。
当選ラインは25万票で、
25万人の方に「保坂三蔵」と書いていただかなければなりません。
「保坂」だけですと、
民主党にも保坂姓の人がいますので、
按分されて2分の1票にしかなりません。
「三蔵」や「さんぞう」はOKですが、
「三蔵法師」などと書くと、無効になります。

このことを組合員に徹底して、
顧問の先生には当選していただきたいものです。

外に出ると、
↓きれいなイルミネーションが輝いていました。

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総務部会準備と映画の会  

来週の総務部会のための資料作りに没頭。
組合はこの時期、
この総務部会をはじめとして、
各部の会議を順次開催して、
次年度の事業計画と予算作りをしていきます。
他の部会が2月の常務会以後であるのに対して、
総務部会を1月に開催するのは、
2月から5月へかけてのスケジュールを作って、
2月の常務会で提出する関係から。

特に今回は
来年の新年賀詞懇親会の会場ホテルの選定という内容もあります。

予想より順調に進んだので、
明日、責任者に事前に渡すことが出来そうです。


夕方バタバタした後、
新橋経由で東銀座へ。
映画観賞サークルCCS (シネマ・サークル・スコープ) の
ティーチ・イン (月例の映画批評会) に出席するためです。

しばらくご無沙汰でしたが、
今回久しぶりに出席したのは、
今、強度のストレスに陥って、
砂漠の中を歩いている感じなので、
映画について語り合う仲間たちのオアシスに立ち寄ってみたくなったこと、
もう一つは、
テーマ作品 (その日の討論作品) の一つに
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」があったからです。

この「THIS IS IT」、
2週間限定上映だったのが、
あまりの人気に4週間に延び、
その後も (多分、映画館の要望で) アンコール上映が始まり、
DVD発売まで続く模様。
興行収入50億というのは、
この種の映画としては異例中の異例。
それもファン以外の人を集め、
かつ感動させ、
何度も足を運ばせたからで、
マイケルのファンではなく、
年間に2、3本しか映画を観ないような人が
3回も観た、
などという話が披露されていました。

そうなると、「マイケル教」の家族会員なのに、
3回しか観ていないのが恥ずかしいくらいです。

ティーチ・インのやり方は、
司会者が順次指名して、映画の感想を述べる中、
他の会員がチャチャを入れていく、という、
気の弱い人だと会話に加われないやり方ですが、
全員気のおけない仲間ですので、
無口で内気な (あ、これは、前理事長のキャッチフレーズか) 事務局長でも
話の輪に入っていけます。

テーマ作品は、他に
「沈まぬ太陽」「2012」「パブリック・エネミーズ」
をやって、又来月へ。

映画好きな仲間たちとの楽しいおしゃべり。
癒されました


娘の勤め先はこの会場の近所なので、
一緒に帰ろうかと思って電話をすると、
「まだ、ムリ」とのこと。
今夜も午前様のようです。


その後、別な人から電話がかかってきて、
銀座の裏通りで
寒い中、
延々とお話をするはめになりました。

実は事務局長、今、人身攻撃を受けており、
その内容がやはり嘘であったか、
と電話で分かってほっとした次第。
嘘を平然とつく人は恥ずかしくないのか、
と思いますが、
恥ずかしくないから嘘をつけるわけで、
結局は、人間性の問題に行き着きます。


で、その後食べたのが、↓。

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上は、「貝づくしセット」。
下は、「冬の味覚セット」。
これ以外にも炙り物くじらなどを食しましたが、
出るもの出るものみんな写真を撮るのも
粋ではないので、この1枚のみ。
あんまりおいしいので、
くじらは2回注文してしまいました。
しかし、本当に
寿司は日本の食文化の芸術ですな。


カレーに毛が  

実は、一週間ほど前に
地方のご婦人から電話が入りました。
「東京に住む息子の嫁が、
このカレー、美味しいよ、と
お宅の組合の『東京カレー』を送ってきて、
食べたら、毛が入っていた」

というものです。
至急現物を (配送料着払いで) 送っていただくように依頼し、
2日後、組合に宅配便が届きました。
たしかに、15,6センチの毛髪のようなものがありました。
メーカーに連絡すると、
すぐとんで来て、
検査機関で検査すると持ち帰りました。

(メーカーというのは、製造メーカーのことです。
組合がカレーの工場を持っていて、
カレーを製造しているわけではありません。
こういうのをOEM (相手先ブランド供給) といい、
地方の組合などでしているのも、
ほとんどがこれ。
食品に限らず、電器製品などでも
○○電器の製品でも、
実は中身は○○製などというのは、よくあります。
ただ、消費者に対する責任は、
販売者である組合にあります。)

消費者の方に電話をして、
「現物を受け取ったので、検査機関に渡しました。
結果が出るまで数日かかると思いますので、
お時間を下さい」

と伝えると、
「そんな大変なことなのですか。
かえって迷惑になりましたね」

という話。
とてもいい人のようです。
「いいえ、教えていただいてありがたいです。
一番こわいのは、
こんな不潔なもの二度と食べない、
と一言もなしに信用を失うことです。
教えていただかないと、改善も出来ません」

とお話しました。

そして、数日経って、結果が出ました。

@レトルトの中のカレーに浸った状態でいると、
毛髪がカレーの香辛料に染まるが、
それが見られない。

A中に入っている状態で
レトルトの最終段階の殺菌加熱処理を受けると、
毛の空気が抜けてしまうが、
今回、過酸化水素水につけたら、発泡した。

という2つの理由により、
この毛は、レトルト内に存在したものではない、
という科学的証明がされました。

メーカーは一安心。
組合も安心しつつも困惑。
さて、どう伝えるか。

というのは、この結果を知らせるということは、
「この毛は、貴方の家で入ったんですよ」
と言うのと同じ。
少々お伝えしにくい。

大変気を使った文章で、
レトルトの中に入っていたものではないことは分かったが、
では、どこで毛がついたかは、
判断の材料がない、
というような表現で納得していただくことにしました。
良き警鐘として、
メーカーには食品安全体制に厳密に取り組むよう要請した、
ということも附記しました。

もちろん、
組合の商品で不快な想いをさせたわけですし、
商品を送っていただくという手間をかけさせたのですから、
代替商品の『東京カレー』を沢山付け、
お菓子を添えて送りました。
(カレーとお菓子はメーカーが提供)

以前には、食べたらすっぱい味がした、
というクレームもありました。
同ロットの商品からは
他にクレームはなく、
原因はピンホールで、
そこから菌が入って発酵した模様。
これもメーカーは出荷時に検査をしており、
製造過程に原因があれば、
袋がふくらむはずなので、
やはり原因は別のところでした。

食べるものを扱うと、
クレームへの対処は気を使います。

しかし、さっきも書いたように、
クレームはありがたいことで、
無言の離反が一番こわい。
クレームが来れば対処できますが、
そうでないのは、
信用だけ失い、
かつ、お客様を失うわけです。

レストランなどもそうで、
まずければ、
あるいは店員の態度が悪ければ、
または不潔感があれば、
お客様は、何も言わずに、
「二度と行かない」
という形で「復讐」するわけですから。

事務局長は結構クレーム、
ではなく、「教えてあげる」方です。










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