あれこれごった煮と『なくもんか』  

先週10日に申請した定款変更
先週末13日に認可され、認可書が届いた。
わずか3日の早業は、
都の担当者と事前に打ち合わせ済みだったせいだが、
それにしても早い。
事務局長は前から
「お金のかからない最大のサービスは、すぐやることだ」
と言っているが、
まさに今回都からは迅速なサービスを受けた。
訂正箇所は、
文字が抜けていた一箇所だけ。

認可がされたので、
臨時総代会の決定に基づき、
特別会計に特別積立金を充当する処理。
これで本会計がずっと楽になり、
今の為替状況では黒字決算も可能になった。

為替は豪ドルは堅調であるものの、
米ドルはますますぐずぐず。
今日来訪した証券会社の方の話では、
2年後にアメリカのローンの満期が多数あり、
それまではアメリカは金利を上げられないのだそうだ。

証券会社の方からは、
更に驚くような話が聞いた。
2014年に食糧危機が起こる
その原因というのがすごい。
インドの民衆が冷蔵庫を使い始めた。
ご存知のように、
東南アジアでは、
その日の食材をその日に消費してしまう。
ところが、あの何億の人たちが
冷蔵庫で貯蔵することを覚えたら、
確かに、食糧の流通は一時的に品不足になるだろう。
更に中国でも
農村部の人々に次第に富が浸透して、
冷蔵庫を買って、
貯めるようになったら、
考えただけでぞっとする。
中国の人民がレジ袋を使うようになったら、
それだけで、石油の価格は高騰するという
信じられない話があるくらいだから、
マスの力は恐ろしい。

その中国で
オバマ大統領
若者相手に情報の自由を鼓舞したという。
中国当局にとっては痛い話かもしれないが、
こういうところは、
いいかげんに中国も目覚めないと。

そのオバマ大統領は、
日本で天皇陛下や首相と会食する際に、
宗教上の理由やアレルギーの関係から
外務省が事前に、食べられないものがあるか、を聞いたところ、
「神戸ビーフとマグロが食べたい」という回答が来たそうだ。
食べられないものではなく、
食べたいものを伝えて来るのは異例だというが、
こういう前向きな姿勢も若さだろうと、好感を持った。

そのマグロ、中でもクロマグロは国際的には
乱獲が抑制される方向らしい。
モナコは漁獲ゼロを主張し、(なぜモナコ?)
その批判をかわすために、
日本は削減案を出すという。
もしかすると、
マグロの刺身が貴重になり、
寿司が高いものになる日が来るかもしれない。

話はまた中国に戻るが、
去年上海に行った時、
マグロの刺身を載せた日本料理店の広告を見て、
マグロのうまさを中国人民が覚えたらどうなるかを考えて
ぞっとしたことがある。
中国の発展は、
やがて食糧危機につながるかもしれない。

話はどんどん変わるが、
普天間移設問題での民主党のチグハグはいただけない。
どうも結果としては、
もとの日米協議の案に落ち着きそうな流れ。
それはそうだ。
長年担当者が米軍と地元の間に立って、
調整に苦労した末に至った合意。
それを何も知らない人間が口を出せば、
先人の苦労が水泡に帰してしまう。
政権交代は革命とは違う
前の政権の作ったものの上に
次のものを構築すればいいんで、
政権交代したからといって前の約束を守らなかったら、
相手国の信頼を失うだろう。
民主党政権は、
この問題では、合意して出来た案を推進した上で、
次の時代についての提言をしていけばいいのだ。

まあ、こういうことを通じて、
民主党も反省し、学習することだろう。

反省といえば、
11月13日、自民党本部で、
「前・元国会議員、前公認候補者との懇談会」が開かれ、
そこで、大島幹事長は、
前回総選挙敗北の原因として、
@党の団結が国民には見えなかった
A自民党としての将来ビジョンが見えなかった
B党としての草の根選挙活動が不足だった

の3点を上げたという。
つまり、
「我々は間違っていなかったが、
広報の仕方で失敗した」

と言っているようだ。
これを聞いて、多くの国民は笑うだろう。

前から事務局長は、
「反省するのにも才能が必要だ」と言っているが、
まさに自民党は反省する才能がない
解党的出直しとか、抜本的改革などと言っているのは
口ばかりで、
自民党の体質が問われていることに、
まだ気付いていないらしい。

谷垣総裁の自転車好きには、
同じ自転車族として好感を持つが、
あんな間抜けな事故が新聞ネタになるようではいけない。
自転車に乗っているヒマがあったら、
他にすることがあるだろう、
と言ったら酷だが、
ついそう言いたくなるのも仕方ないところだ。

それにしても、
日本の政治家はどうしてこうもお粗末なんだろう。
最も重要な経済指標であるGDPの速報値のフライングなど目を覆う。
発表時間が8時50分なんてことは、事務局長も知らなかったが゛、
事務局長の立場は知らなくても非難は受けない。
でも、あの立場の人が、知らなかったではすまなかっただろう。

そのGDPの速報値で、
国内の物価の動きを表す「国内需要デフレーター」が、
前年同期比2.6%減と過去3番目の下落率となったことを受けて、
菅直人国家戦略相が、
「デフレ的な状況に入りつつあるのではないかという懸念を持っている」
との見解を示したそうだ。
「懸念を持っている」
とはなんたる言いぐさだ。
菅さんは、その上で、
雇用や環境などの分野で景気回復につながる対策を打ち出していく考えを明らかにしたそうだが、
おいおい、民主党が政権を取ってそろそろ3ヶ月ですぞ。
今さら何を言ってるんだ。

自民党の時も閉塞感が高かったが、
民主党になったら、別の閉塞感が国民を覆っている。

その閉塞感は、↓の映画でも観て、笑って吹き飛ばして下さい。

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当代一の脚本家・宮藤官九郎の新作。
主演の阿部サダヲと監督の水田伸生と組んだ
「舞妓Haaaan!!!」も面白かったが、
この作品は更に進化している。

目茶苦茶な父親のせいで生き別れになった兄弟が
ある偶然で再会する。
一人は
引き取られた家で優しくされた引け目から
人からの頼まれごとを断れない
無類のお人良しで
商店街で愛される総菜屋の店主として。
もう一人は、
母を失い、親戚をたらい回しにされたあげく
人間不信の絶頂の中で、
先輩と組んだコンビが
大人気となったお笑いタレントとして。

本来なら名乗りをあげてもいい二人だが、
タレントの方はニセの兄弟として売り出した経緯があり、
その上、兄貴分の嘘八百の自叙伝で
大ヒットを飛ばしたために
血のつながった兄の存在は迷惑でしかない。
しかも、
兄の顔にへばりついている笑顔がニセモノだと見抜いて、
その兄を本心から笑わせてみたいと思っている。
ニセモノの兄弟関係を持つ男が
ホンモノの兄弟の
ニセモノの笑顔を
本当に笑わせてみたいという願望を持つアイロニー。

これに音信不通だった
総菜屋の先代の娘が帰って来、
更に、あのダメ父親も帰って来て・・・

というわけで、話が展開するのだが、
大いに笑えた
その原因は怪優・阿部サダヲの怪演が主だが、
弟役の瑛太、先代の娘役の竹内結子もいい。
瑛太の表情は、内面の葛藤をよく表して
作品に厚みを加えていたし、
竹内結子はあきらかに一皮むけて、女優として成長した。

「これは"泣ける喜劇"か!?
"笑える悲劇"か!?」

というのがコピーだが、
実際、笑いの陰に相当深刻なダークなものが隠されているのは確か。
そういう意味で、
ただ荒唐無稽な話ではない。

その象徴的なシーンとして、
戻って来た父親と兄弟が
疑似家族のような形でスキヤキを食べるシーン。
「この肉は飛騨牛だ」
というセリフがあるが、
偽装のブランドであることを意識したのかどうか。

セットのシーンは好調だった展開が
最後の沖縄の野外シーンになった途端に
無理やりになるのは、
やはり根本的にこれは
演劇的疑似空間の中で成立する話だからと思われる。
それを最後に露呈したのは、残念。

しかし、笑って泣けてのお得な作品。
5段階評価の「4」






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