『ビリー・エリオット』(リトル・ダンサー)  

事務局長は全国食肉公取協の専務をしていた頃、
地方の組合に招かれて
表示講習会の講師を沢山した時期があります。
広島→大阪→名古屋の3日連続とか、
同じ日に金沢と岐阜で講習会をやり、
台風と競走するようにして翌日徳島に飛んだり、
今思うと、よくあんなことをしたもんだと、なつかしい。

おかげで、地方の組合の職員さんと仲良くなりました。
事務局長は、
どうも上の方の人より、
下の方の人たちとの方が体質が合う
ようです。

そういった地方の事務局職員の悩みは、
安い給料もさることながら、
上の人たちが職員の仕事を理解せず、評価せず、
軽んじることだといいます。
たとえどんなに辛い仕事でも、
一言「大変だねえ」「ありがとう」と感謝の言葉をもらえば、
疲れは吹き飛ぶのに、それがない。

ある県では、千円でもいい、
給料を上げてくれないか、と頼んだら、
「下げたいくらいだ」
と言われて、やめた方もいます。

ごく最近、ある組合で、
理事長がそこの事務局長を叱責した時、
「あんたは使われている身だよ」
と言いました。
本音が出て、正体が現れた感じですが、
何という時代遅れ、何という錯誤
「使用人」などという言葉は死語だというのに。
悲しい。

御存知のとおり、今日は京葉線がストップ
浦安に住む事務局長はもろ影響を受けて帰れず、
なかなか復旧しないので、
大手町から東西線で帰りました。
京葉線ができるまでは東西線で通っていましたので、なつかしい。

↓東西線浦安駅

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駅前にある↓手打ちラーメンの店を、昔よく利用しました。

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カミさんが股関節の手術で4ヶ月入院した時は、
毎週日曜日、娘とお見舞いに行った帰り、
ここでラーメンと餃子を食べました。
思い出しても、泣けてくる。

↓うま煮麺。

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[ニューヨーク便り]

2日目の夜は、ホテルの隣にあるINPERIAL THEATRE、
つまり、帝国劇場へ。

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作品は『ビリー・エリオット』(リトル・ダンサー)

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子供が主役なので、トリプルキャスト
パンフレットには、今夜は誰が演ずるかの紙↓が入っています。

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↓劇場入り口にも貼り出されています。

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↓メールで送ってきたE-チケット。

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座席は、オーケストラのC列109番
昨日のブログでアメリカの劇場の番号の付け方を知った方は、
↓1階の前から3列目の中央、と分かると思います。

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値段にびっくりする方もいるでしょうが、
ブロードウェイの劇場は大体3段階位の値段。
しかし、その上に、プレミア席というのがあり、
2〜5割高くても良い席を、という人を相手にしているのですが、
それにしても、3倍もする、この値段は異常。
それだけ人気があるということなのですが。

↓は、プログラム。トリプルキャストの3人の少年が写っています。

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この作品は、今年のトニー賞でミュージカル作品賞はじめ
10部門で受賞
特にトリプルキャストの少年が3人まとめて主演男優賞という
前代未聞の結果となりました。
本当に、この子たちがすごいんだ。

ビリー・エリオットというのは、主人公の少年の名前。
日本では、『リトル・ダンサー』という題名で公開された
2000年の英国映画の舞台化です。

1984年のイギリス北部の炭坑町。
炭鉱夫一家に育った11歳のビリーは、
通っていたボクシング教室のホールに
バレエ教室が移ってきて、
ふとしたことからレッスンに飛び入りし、
バレエに特別な開放感を覚える。
先生もビリーに高い才能を見出し、
ビリーの父親に国立バレエ団を受けるように薦める。
しかし、炭鉱は経営難が深刻で、
ストライキと首切りにあけくれており、
ビリーの学費を稼ぐためにスト破りをしたビリーの父は、
仲間たちから爪弾きにされる・・・

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という社会的な題材を見事にミュージカルとして昇華。

舞台中央でバレエの稽古をしているところをはさんで、
労働者と警察官が衝突する様をダンスで表現したりします。

ビリーが夜中に白鳥の湖を踊ると、
奥に成人したビリーが現れ、
踊りがシンクロし、
やがてビリーは未来の自分と一緒に踊る
そして高揚を迎えると、
ビリーのからだが空を飛ぶ。
圧巻。

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機動隊の盾に囲まれたビリーが苦悩のダンスを踊ると、
それがそのまま当時の炭鉱労働者の苦悩を表現するものになっていく。
この第1幕の幕切れは、
呆然とするほど素晴らしい

これぞ舞台。これぞミュージカル。

後半はスト破りをした父をなじる兄との葛藤、そして和解。
貧しい中から献金してくれた仲間のおかげでロンドンに出たビリーは、
バレエ団の面接でバレエへの思いを語り、
それが次第に踊りに変化していく。
ここも目を見張る素晴らしさ。

合格したビリーは
エレベーターで地下に潜っていく炭鉱夫たちから夢を託され、
旅立っていく。
映画では、大人になってプリンシパルになったビリーまで描くが、
舞台はそこまでは描かず、
親友に送られて客席を通って去っていくのがラスト。

カーテンコールでは、男も女も若いのも年寄りも、
全員がチュチュをつけて踊る。
3時間。やや長いが、全く飽きさせず、
後半は数々の感動の風船がはじけて涙を誘う。

ドラマと音楽とダンスが融合した、
まさにミュージカルという表現形態でしかできない舞台。
志を立て、技術で実現し、個々の実力が高い。
こんなすごいものを観たら、
顔ぶれだけでお茶をにごす日本のミュージカルなど観られない。

スティーヴン・ダルトリーの演出は空間と時間を融合させて秀逸。
(トニー賞演出賞受賞)
父親役のグレゴリー・ジュバラもうまい。(助演男優賞)
脚本賞・振付賞・編曲賞・装置デザイン賞・照明デザイン賞・音響デザイン賞など、全て順当。

4年前、ロンドン初演を観た時、
「ここ数年で最高のミュージカル体験」と書いたが、
再び同じ賛辞を捧げよう。

興奮状態で劇場を出ると、
タイムズスクエアは、
12時近いのに喧騒の中。

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tktsの上の階段には赤い光が入っており、

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階段の上に登ってみました。


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