裕次郎と渡  

今日も残業モードで執務。
最後の方は自分で仕事を増やした結果。
組合の今後のためには
年度内に定款変更をしておいた方がいいと考え、
理事長、専務と相談の上、
9日の常務会にとりあげることにしました。
その説明資料を作成していたわけです。

最近は遅い時間に家に帰り、
ボーッとテレビを観て、
ベッドに横になると、つい寝てしまい、
夜中または朝起きて、ブログを書くという毎日が続いています。
極めて不健康。

というわけで、今、朝。

先週末の石原裕次郎の23回法要の特別番組を見ていて、
渡哲也の裕次郎に向けた思いにうたれました。
あれこそ、「男が男に惚れる」という姿。
生還率3%の手術の時は、
殉じて死のうとまで考えたのですから、
並ではありません。

その原点が最初の出会い。
新人としてあいさつに行った時、
撮影所の食堂で食事中だった裕次郎は、
立ち上がって迎え、
「頑張って下さい」
と言ったという。
大スターが全くの新人に対してした謙虚な姿に
渡は撃たれてしまった。
一流の人間は威張らない
という典型です。

裕次郎という人は、
そういう、人の心を一瞬にして掴む
強烈な魅力を持った人で、
大学生の時の友人から
たまたまロケ現場に行きあって、
脇で見ていただけで、
裕次郎に魅了されてしまった話を聞いたことがあります。

裕次郎は俳優から実業家に転じて成功しました。
当時、三船敏郎、中村錦之助、勝新太郎らの大スターは
みんな自分の会社を作って
ことごとく失敗した中、
石原プロだけが成功を収めたのは、
やはり裕次郎の人の心を掴む魅力によるものだったような気がします。
石原プロには、小林専務という、いい番頭がいて支えましたが、
彼も裕次郎に惚れた一人でしょう。

裕次郎の場合、
周囲を感化して「男」に変えていく、
あるいは、相手の「男」を引き出す力があったようです。

一度彼に日本の総理をやらせてみたかった。
周囲を感化して、
政治家たちを「男」に変えて
日本の政治の有り様を一変させたかもしれないのに。

こういう「男同士の友情」みたいな話をすると、
すぐ同性愛に結び付けるのが
今の悪い風潮ですが、
性愛を越えた愛の姿があることを
もう一度思い出す必要があるでしょう。

裕次郎と渡の関係は、
友情よりも師弟愛が混在している
ように思います。

師弟愛もとても素敵なもので、
功なり名をとげた人が、
とっくに師を超えているのに、
「あなたは永遠に私の先生です」
と老師を訪ねる姿など、美しい。

最近の事務局長は「師」と呼べる人がいなくて
寂しい思いをしています。
もちろん「弟」もいません。
キャラクターの関係で。
人にものを教えるのは好きですが、
「先生」には成りきれない。

人間は家族愛や男女の愛をはじめとして、
師弟や友人や同僚や
様々な愛の形に包まれて生きていますので、
そういう愛の網の目を感じることがない人生は
とても寂しいですね。

そうそう、地下鉄の中で、↓のような広告を見ました。

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家族のこととも、職場の同僚とも取れますが、
松下さん、なかなか粋な広告をお出しになる。
(あ、松下なんて会社は、もうないんだ)







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