証券会社が動きだした? と『利休にたずねよ』  

この数日間、米ドル、豪ドル共に下落し、
動きの激しい豪ドルは74円台にまで落ちました。
相場ですから、山あり谷あり、ですが、
今年の冬以降巡って来る
仕組債の利率確定日には
「山」が巡って来てほしいものです。

昨日は
組合が資産運用していることをどこかで聞きつけた
某証券会社の営業マンがアポなし訪問。
今日の午前中は、某証券会社の人事異動による引き継ぎ者が挨拶に。
夕方には、近所を回っていた某証券会社の支店長がアポなし来訪。
この動きは何なのでしょうか。
しばらく死に体だった証券会社が
株式市況の上昇を受けてか
冬眠から覚めて動きだしたようです。

事務局長は証券会社の人と旅行会社の人には受けが良く、
話が弾みました。
彼らが異口同音に言うのは、
景気の回復は来年半ばまでかかるということで、
どうも政府の景気底打ち宣言とはずれがあるようです。

しかし、この一年の金融危機で、
もっと我々は強く反省しなければいけないのかもしれません。
日本の良いところは、
やはり「ものづくり」なので、
その心を忘れて、
金融の中で利を追求するような社会はやはり健全ではありません。
モノを作って、売って、が正しい経済のあり方で、
コンピューターをにらんで
一瞬の操作で巨万の金が転がり込んで来ることを
是とするような風潮を変えていかなければ、
日本の再生はないでしょう。
汗水流してモノを作り、
技術を投入して良いものに成長させ、
それを売って勝負する
のがやはり正しい世の中。
株式等、投資のために必要なものはありますが、
信用取引やカラ売り等、
投機的なものは禁止するくらいの措置を
思い切ってしなければ
正常な社会には戻らないかもしれません。
まあ、相場の投機は江戸時代からあるので、
今さら変えられないでしょうが。
そういうことを強調する政治家は出ないのでしょうか。

自民党は麻生降ろしに狂奔していますが、
結局は、自分が今度の選挙で当選できるかどうかが
議員たちの物差し。
自分たちが選んだ総裁を盛り立てて、
一致団結して国民のために良い政治をしよう、
という観点はないのでしょうか。

これは野党も同じで、
いつまで足の引っ張りあいをしているのか。
不正は正すが、
それ以外のことでは、
総理を支えて良い国をみんなで作ろう
ということは考えないのか。

そういうタイプの人は政治家にはならないらしい、
と最近事務局長は思っています。

明日は全国大会で札幌にまいります。

[書籍紹介]

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先の直木賞受賞作
実に面白い。

秀吉の命令で千利休が切腹させられる日から始めて、
その前日の秀吉、その15日前の細川忠興、
その16日前の古渓宗陳・・・
と時間をさかのぼる形で
利休を取り巻く人物たちの見た利休像を描く。

その中心となるのは
秀吉対利休の確執で、
天下を掌中におさめた秀吉に対し、
美の追及においては決して膝を屈しない利休の
争いは興味津々。
秀吉は利休の茶の湯が
侘びの極致まで達しながら、
その中に艶めいたものがあるのを不思議に思う。
その謎の鍵が、
利休が秘蔵する緑ゆう(文字が出ません)の香合で、
その秘密を辿って時をさかのぼる。
その行き着いた先に見えて来たものは・・・。

見事な仕掛けに満ちた小説で、
茶道には疎い事務局長でも面白く読め、堪能した。

映画評論的に評価すると、
5段階評価の「5」
是非、読んで下さい。






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