韓豚屋と『レスラー』  

水曜日の総務部会の準備があるので、
今日は大残業を覚悟で出勤したのですが、
難物かと思っていた表彰規定の改正案がすんなり出来たり、
意外や順調に進んでしまったので、
小残業で済みました。

そこで、帰りに日比谷で映画を観ることにし、
指定席を確保した後、
先日、コメントに韓豚屋有楽町店のことを書いてくれた人がいたので、
夕食はそこで取りました。

↓店は線路の下にあります。

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↓正面。おかしな豚の看板。

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↓線路の下ですが、地下になっているので、こんなに広々。

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↓内装は、まさに韓国の居酒屋。

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↓頼んだのは、豚の三点セット。

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↓斜めになった厚い鉄板の上で焼きます。

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↓焼き上がると、ハサミで切ってくれます。

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そうやって脇に置いて、順にサンチェで巻いて食べます。

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置いておく間に、冷めるし、固くなります。

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焼きながら焼きたてを食べる日本式焼肉の方がおいしいと思います。
何か間違っている。

↓韓豚屋だけの限定デザートのストーン・アイス
かちかちに冷やした石の丼に
アイスやイチゴ、バナナ、キウィ、リンゴなどが乗っていて、
このまま食べたらおいしそうなのに、

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混ぜちゃいます。

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ひたすら、混ぜちゃいます。
石焼きビビンバ、アイス版。

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↓最後はこんなになってしまいます。

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まさに韓国の「混ぜる食文化」の面目躍如。
韓国ではかき氷もこんなにして食べます。
なにしろ、
韓国ではカレーライスもぐちゃぐちゃに混ぜて食べるそうですから。

食感は、日本人の事務局長には、おいしく感じられませんでした。
何かが間違っている

フランス料理は素材の原形をなくしてしまいますが、
日本の食文化は、
素材の一つ一つを味わって食べる文化。
一方、韓国は何でも混ぜてしまう。

アイスクリームを食べたり、
イチゴを食べたり、
素材を確認しながら食べるのからおいしいのであって、
何も胃袋でする作業を外ですることはないではないか。
と、日本人である事務局長は野暮を思いましたが、
韓国風の雰囲気を味わえるので、店は満杯。
どちらかというと、
チゲ系、麺系、辛い系の方がおいしいようです。
チャプチェもおいしい。

ところで、アイスを混ぜてくれたのは、
人の良さそうなおじさん。
ここの社長でした。
「これは女の人が好みます。
(運んで来たら)男の人だったので、驚きました」
と言いながら、
楽しそうに胃袋の代わりの作業をしていましたので、
ひょっとしたら、
このメニューを開発したのは社長かも知れません。
注文が来ると、自分で作り、
お客さんの前で混ぜるのも、店員にはやらせない。
そんな気がしました。

韓豚店有楽町店は、
有楽町駅から線路を左に見ながら新橋方面へ。
日比谷の交差点を渡りしばらく歩いた左にあります。

観た映画は↓「レスラー」

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これはすごい映画。

冒頭、試合後の控室でうずくまる一人の男の姿が
低い位置のカメラで映し出される。
中年のレスラー・ランディ。
試合の疲れが残り、ギャラも少ない。
カメラはその後を追いかけて、
彼の日常を描写していく。
人気と栄光は過去のもので、
今はトレーラーハウスの家賃をためて締め出されるような毎日。
試合の合間にはスーパーで力仕事をしている。
家族も失い、たった一人で、
密かに想いを寄せている年増ストリッパーとは、店でしか会えない。
命を縮めるようなすさまじい格闘を演じながら、
ついに倒れて、
心臓の手術をしたランディは、
娘との関係を修復し、
引退して、ストリッパーとの生活を夢見るが・・・

そのおいぼれレスラーの姿をミッキー・ロークが見事に演ずる。
自ら自業自得と断ずる生き方が
死を意識した途端に
すさまじい孤独感にさいなまれ、
人生を建て直そうとする。
それでも結局は
自分の家族とも思い、
舞台ともいえるリングに帰っていく。
愚かでも、そういう生き方しか出来ない一人の男の姿は、胸を打つ。
行き場所と死に場所が交錯するのが、
まさに男の戦場だ。

小説でも映画でも全てそうだが、
要するに、人間が描けているかどうか
評価の分かれ目だ。

その点、この映画は、
一人の人間が見事に生きている。
かつてセクシーシンボルと言われたスター俳優が
渾身の演技でみっともない姿をさらす。
男の哀愁がほとばしり出て、
画面から一瞬たりとも目が離せない。
まさに、鬼気せまる演技とは、このことだ。
この演技を見るだけでも、この映画を観る価値はある

最後の試合での彼のスピーチは感動モノだ。

年増ストリッパーを演ずるマリサ・トメイが、またいいんだ。
あちらの場末のストリッパーは、
出番の間にホステスもこなす。
若者からは「母親みたいだ」と敬遠されたり
チップ目当てで踊りを披露しようとしても客に断られたりの
屈辱の毎日の中で
ランディに惹かれていく揺れる心を見事に演ずる。

ミッキー・ロークもマリサ・トメイも
アカデミー賞の主演男優賞、助演女優賞にノミネート。
受賞は逃したが、
ゲイの演技など、全く感受性のない事務局長は、
個人的にはショーン・ペンよりミッキー・ロークに賞をあげたい。

若いダーレン・アロノフスキー監督の演出も
臨場感があふれる。
ミッキー・ロークの後を必死に追いかけるカメラもいい。
志の高い監督と
それに応えた名優、名女優の演技バトル。
映画の面白さを堪能できる。

5段階評価の「5」

日比谷シャンテで、始まったばかり。必見。








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