祝80円  

今日から上着なしで出社。快適。

昨日一時1万円を回復した平均株価は
今日は終値でも1万円をキープ。
このまま回復軌道に乗ってもらいたいですね。

一方、組合決算に大きな影響を持つ豪ドルは、
昨夜80円を突破
最高80円41銭までありました。
今は79円後半に戻っていますが、
節目となる半値戻しの80円を回復したことで、
今後のさらなる高値が期待されます。

新聞の方は一段落付き、
あとは日曜の行事を入れて、
週明けには発行。
落ち着いた週末が過ごせそうです。

[書籍紹介]

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以前紹介した「トイレのポツポツ」の作者・原宏一の短編集。
「新奇想小説」とうたわれているように、
ちょっと風変わりな作品が並ぶ。

「床下仙人」・・・郊外に一戸建て住宅を買ったために、ほとんど家庭生活を送れなくなったサラリーマンが、床下に住みついた仙人風の男に、不在中の家庭を乗っ取られてしまう。「俺はお前たちのために働いているんだ」と怒るサラリーマンに、「あの人は家にいてくれるのよ」と言い返す夫婦喧嘩が象徴する男と女のずれが哀しい。

「てんぷら社員」・・・支社から本社に転勤してきた中年男。しかし、同僚が調べてみると、支社にそんな男は存在していない。だが、会社の人事管理データはちゃんとそうなっている。実はその男は「てんぷら学生」(死語)ならぬ「てんぷら社員」。コンピューターおタクの息子を使って会社のデータを改竄したニセ社員の魂胆は・・・。

「戦争管理組合」・・・長期海外出張から帰ってみると、マンションの規約が改正され、住人である女たちによって猟銃で管理され、男社会に戦争をしかける要塞になっていた。リーダーの女性理事長は、男たちが主導している企業社会を解体する、といきまいているが・・・。

「派遣社長」・・・派遣社員があるなら、社長も派遣でいかがですか、ともちかけられたある会社が、派遣社長を受け入れる。業績はあがるが、妙なやり方に反発した正社員が次々と会社をやめ、最後は社長も社員も全員派遣、という会社ができあがる。つまり、派遣会社によって乗っ取られてしまったのだ。それは次々と波及し、一握りの派遣会社が全世界の派遣尽くし会社を一元管理する時代がやってくる・・・。

「シューシャイン・ギャング」・・・リストラされ、家族からも追い出されたホームレスが、渋谷で強引に靴を磨かれ、その女の子と一緒に強制的靴磨きの仕事を始める。女の子の父親はリストラされて自殺していた。こうして、家庭を失った中年男と女の子が疑似家族を作って暮らし始める・・・。

といった、
思いつきそうで、
なかなか思いつかないようなストーリー
の5篇。
そのどれもが、
仕事仕事にあけくれる現代サラリーマン社会の現状を切り取っていて、
どこか哀しい。

中でも「床下仙人」「派遣社長」はうまくできている。
この作家、注目。











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