インタビュー編集とトニー賞  

本日は、通常業務のかたわら、
新聞に掲載する理事長インタビューの編集。
録音された内容を文字にすることから始まります。
最近のICレコーダーは実に優秀で、
クリアな音質で実に聞き易い。
早送りや頭出しも自由自在。
一昔前のテープを戻し戻ししながら文字起こししたのとは時代が違います。

ところで、昨日朝(アメリカは前日夜)、
トニー賞
(米演劇界で最高の栄誉とされる賞。
ブロードウェイでこの1年間に上演された作品が対象)
の受賞式があり、
最多部門でノミネートされていた
「ビリー・エリオット」がミュージカル部門作品賞など10部門を制覇した。

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↓は、それを報ずるNHKニュース。

http://www.youtube.com/watch?v=yjsui5qInkk

英国の炭鉱町でバレエ・ダンサーを目指す少年を描いた
映画「リトル・ダンサー」(2000)を舞台化したもの。
映画版の監督、スティーブン・ダルドリーが演出賞を受賞。
エルトン・ジョンが作曲を担当した。
日本では上演不可能なのは、
主人公の少年がバレエを踊れないと出来ないからだ。
少年役は学齢のため、トリプルキャスト。
演じた10代の3人がミュージカル主演男優賞を同時受賞
これは珍しい。
13歳以下で声変わりしていなくて、
バレエもタップも歌も演技もできなければならない少年を
3人も揃えるのは、さぞ大変だろう。

2005年にロンドンのウエストエンドで初演。
その後、オーストラリアでも上演して、
このたびブロードウェイに乗りこんで、制覇した。

事務局長は評判を聞きつけて2005年秋にロンドンで観た
映画サークルの機関誌に
「ここ数年で最高の演劇体験」と書いた記憶がある。

実は、事務局長は今年の夏休みは
久しぶりに (4年ぶり) ニューヨークに行こうと思っており、
「ビリー・エリオット」の切符は既に取ってある。
ロンドンの時は前方左端の悪い席だったが、
今度は前から3列目のど真ん中を確保。
受賞後の今からでは、とてもこんな席は取れないだろう。

チケットはネットでゲット。
クレジットカードの認証後、
↓のようなEチケットが送られて来た。

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切符をネットで送ったら
コピーされて何人でも入れるのではないかと心配する方がいるかもしれないが、
右側のバーコードがミソで、
劇場入り口で読み取り機でチェックされ、
そのバーコードで誰か入ったら、
もう他の人は入れない。
日付やバーコードを一部隠したのは、
悪用を防ぐため。

今回、エルトン・ジョンは作曲賞を取れず、
代わりに取ったのが、
「Next to Nomal」という作品。
主演女優賞も取っているので、
これもネットで予約。
やや左ながら前方の良い席が取れた。
本当に便利な時代になりました。

話変わって、
6/6のブログで、
「アチャラカ」と書いたら、
コメントに
「アチャラカというのも新しい言葉です。
大衆演劇といった意味でしょうか?」

と書かれた。
そうか、アチャラカは死語であったか。

広辞苑には、
あちゃらか=ごく日常的なことを材料としながら、笑いを誘うような、ばかふざけをすること。「あちゃらか芝居」
とあり、
岩波国語事典には、もう少し詳しく、
あちゃらか=[俗](庶民的で)深い意味もなく、こっけいで、にぎやかにふるまうこと。「あちゃらかをやる」「あちゃらか喜劇」。→「あちら」(西洋)+「か」(化)の転と言う。
と語源まで書いてある。

起源は浅草オペラで、
西洋のオペラを、崩してこっけいに焼き直した。
(ずたずたの短縮版で、
ベルカント唱法ではなく、
元のオペラとは似ても似つかぬものだったらしい)

後、バリエーション豊かになり
シェイクスピアや歌舞伎の名作などを
めちゃくちゃに崩して上演した。
「雲の上団五郎一座」では、
歌舞伎の『与話情浮名横櫛』
(通称:切られ与三郎。
春日八郎の「お富さん」(昭和29年)で知られる。
古い話で恐縮ですが、
このブログの読者で高年齢の方はなつかしいでしょう)
のシーンで三木のり平が超面白く演じ、
今だに目に浮かぶ)

アチャラカの系譜は軽演劇に引き継がれ、
今は吉本新喜劇がそれと言われているが、
もっと荒唐無稽のはずで、
事務局長の印象とはちょっと違った気がする。





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