常務会へ向けて  

月のはじめの方はいつも常務会の資料作りに追われますが、
今回は、3日前に出来てしまい、驚きました。
毎月これくらいだと余裕があるのですが。

余裕があったおかげで、来年10月の関ブロ東京大会という、
1年半も先のことに想いを馳せることが出来ました。
5年前にやった全国大会よりはずっと小ぶりになりますが、
150名ほどの関東甲信越各県から集まった方々に
「来てよかった」と思っていただけるような行事にしたいと思います。
腹案はいろいろありますが、
今後、正規の手続きで
決めるべきことを決めていかなければなりません。
まず日程、会場。
そのための資料集めをしたり、
各県に電話して、曜日の要望を聞いたりしました。

話は変わりますが、
産経新聞に月1回載っている
石原慎太郎東京都知事のコラム「日本よ」に良いことが書いてありました。

都知事はアメリカの経済が虚構の上に成り立っていることを非難し、
マネーゲームに携わって巨万の富を追求する風潮の中で
もっと本質的な大切なもの、
人間の「実直さ」を毀損してしまうと指摘する。

その一連の批判の中で、
日本にやって来たアメリカのあるファンドの若い代表が
ある優秀な工作会社の年配の社長に、
会社にとって大切なものはあくまで株主であって、
その利益のために株を解放すべきだ
と説きつけた場面が紹介されている。

それに対して老社長は
「私はそうは思わない。
会社にとって大切なものは
社員とその家族、
そして開発してきた技術だ。
故にも株の解放は絶対にしない」

と答える。

この社長の言葉に、目を覚まさせられた思いがした。
日本が戦後の瓦礫の中から復興して来たのは、
こういう「ものづくり」をしてきた会社、
その技術を育てて来た職人さんたちの集団、
それを支えた家族たち、
まさに「個人企業」であって、
それを大切にしなければ、
日本の発展はない。

バブル以降、
才覚さえあれば巨万の富を瞬時にして獲得できる
ことにあこがれてしまった若者が
こうした「実直な」「ものづくり」の現場をないがしろにするのではなく、
大切にする思いを養うことから日本の改革は始まるだろう。

そう思って中小企業支援のために「新銀行東京」を立ち上げた都知事だが、
実際はうまくいかなかった。
それも貸し付けノルマの圧迫の中で、
「実直な」審査を忘れてしまった当時のお役人体質が生んだものだ。

以上の話、
仕組債の利息を獲得して運営している今の組合の立場から
言うのは少々気が引ける。
本当は組合の共同購入事業の中で
「実直に」利益を生み出していけば一番いいのだが・・・。

以上、都知事の文章を読んでの
事務局長、自戒の気持ち。

石原知事のコラム、
読むと、いつも多くのものを示唆される。
嫌う人も多いだろうが、
やはり、教養の豊富さ、歴史観、地政学、視点の高さ等、
並の政治家の足元にも及ばないものを感じる。
一度首相をやらせたかったが、
もはや状況が許さない。







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