豚インフルエンザ  

また困った問題が生じました。
牛はBSE、鶏は鳥インフルエンザに長年苦しめられましたが、
ここへ来て、豚インフルエンザとは。

テレビや新聞の報道を見る限り、
不安をあおるばかりで、
決して本質を理解させる報道をしていなので、
週明けの豚肉の消費は減るだろう。
食肉業界はまた打撃を受ける。

今回の報道の中心は、

「豚の間に定期的に流行していた豚のインフルエンザが
元々は人間には感染しなかったが、
変異して人間にも感染し、
ヒトからヒトにうつるようになった。
新型インフルエンザとして、
感染が拡大するおそれがある」


というもので、
分解すると、下のとおり。

@豚のみかかるインフルエンザのウィルスが変異した

A感染した (生きた) 豚に接触した人間が感染した

Bその感染した人間から人間に感染が拡大している


AからBになった段階で、
「豚インフルエンザ」ではなくなったので、
この名称そのものが不適切。
まして、豚肉の安全性とは関係なくなっている

このことについては、次のような基礎知識が必要だ。

@インフルエンザの病原体はウィルスである
Aウィルスは細菌と違い、それ自体で増殖することはない
B感染した宿主の細胞に取りついてエネルギーをもらい増殖する
C食肉に付着したとしても、既に死んだ細胞なので、増殖せず死滅する

Dインフルエンザの感染経路は咳・くしゃみなどによる飛沫感染
E飛沫の中にウィルスがいて、経口・経鼻で呼吸器系に感染する
F従って、豚肉を食べることによって感染することはない
G万一付着したウィルスが生きていたとしても、加熱で死滅する


なのに、新聞報道では、
メキシコから帰国した人の談話として、
1週間前に豚を食べたので少し心配
などいう話を掲載している。
また、消費者の声として、
「加熱すれば大丈夫と聞くし、
国産なら気にすることはない。
でも、
夫はサラリーマン。
昼は外食で豚を食べる機会もあると思う。
大丈夫と思っても、
(外食だと)産地が分からないので心配
というチグハグな意見を掲載している。

こういう時の報道陣は
明らかに冷静さを失っています。

明日、組合としてどう対応するかを考えねばなりません。

話題が全く変わって恐縮ですが、
草なぎ剛公然ワイセツ事件は、
少々騒ぎ過ぎの感が否めません。
人気者の宿命といえば宿命ですが、
人を傷付けたわけでもなし、
男ならたまにああいうことはあります。
家宅捜索までやったのは、
警察当局に、大麻ではないか、との疑惑があったと思われ、
これは勇み足。
説諭程度で済むことを逮捕にまで至り、
コマーシャルの撮り直しなど、
マイナスの経済効果を生みました。 (ダブル需要だから、実はプラス?)

記者会見の応答は彼らしい誠実さにあふれるもので、
「それは捜査中なので」とかの
常套句的言い逃れがなく、
自分にとって不利なことまでさらけ出す
大変好感の持てるものでした。
政治家の会見もああいうものであってほしいですね。

一方男を下げたのが鳩山サンで、
おかげで、自分の事務所へ
「デブ、ブタ」というFAXまで頂戴する始末。
この方、昔はさっそうとしていたのに、
最近のわけわからんオヤジぶりは、笑いの対象。
事務局長も年齢が近いので、自戒しています。





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