総代会資料郵送と『おっぱいバレー』  

午前中に総代会資料が印刷所から届いたので、
150名の総代と常務会メンバーに郵送。
予定では来週月曜日に送るはずでしたが、
今日午後2時までに送れば明日土曜日に届き、
月曜に送ると、火曜日になってしまいます。
つまり、3日の差が生ずる。
一日でも早く届けて、
目を通してもらう方がいいと思い、
一挙に作業を終えました。

前にも書いたかもしれませんが、
「お金をかけずに出来る最高のサービス」「時間」
ちょっとの努力で仕事は早く進み、
かつ、相手に喜ばれる。
しかもコストがかからない。
「もうやってくれたんですか」
という驚きの声を聞くことほど嬉しいことはありません。

[映画紹介]

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予告篇で、
ダメばかりの集まった中学男子バレー部が
新任の女性教師との間の
「勝ったらおっぱいを見せる」
という約束につられて
頑張り始める、
という話だと知って、別に見たくないなあ、
と思っていた。
第一、チケット売り場で、
「おっぱいバレー一枚」なんて、恥ずかしくて、言えない。

ところが、友人から「『・・・・バレー』、いいですよ」のメールが。
友人も『・・・・』の部分は書きづらかったらしい。
もらった株主招待券もあるし、で観に行った次第だが、
チケット売り場で何というかの関門が。
この劇場、以前は株主招待券を出せばそのまま入れたが、
指定席制になってから、一度引き換える必要がある。
窓口で一瞬ためらうと、
先方が先に「『おっぱいバレー』ですか?」と言ってくれた。
後で知ったことだが、
どうやら東映は、
男性客が来たら、先にそう言うように指示が出ていたようだ。

さて、肝心の作品。
これがなかなか拾い物の、
何ともいえずなつかしく、かわいらしく、感動的な小品に仕上がっていた。

冒頭、新任の国語教師(綾瀬はるか)が朝礼で挨拶する場面で、
高村光太郎の『道程』に触れると、
少年たちがそれを「童貞」と連想して騒ぐシーンから笑わせてくれる。
ああ、そういえば、あんなだったな、と。
中学生の頃、頭の中がいやらしいことで一杯になってしまう時期がある。
見るもの聞くものことごとく性的な連想を呼ぶ。
事務局長も当時、「痴漢」だの「妊娠」だの「花柳病」などの言葉に
いちいち反応した時期があり、なつかしい。
「女体の神秘」なんて映画のポスターを横目で見ながら、
女体にはどんな神秘があるのだろうと、想像したものだ。

『11PM』を密かに見るシーンも、そうだったろうなあ、という感じがする。
今のように性的情報があふれているのとは違うのだ。
バソコンを操作すれば、いくらでもそういう映像を見られるわけではない。
『平凡パンチ』や『プレイボーイ』が貴重な時代だった。
それだって、せいぜいセミヌード。
隠す方が奥ゆかしく、想像力を刺激する。
観客の笑い声が主に男性から起こっていたのは、
そういう経験が反映しているのだろう。

知らないうちに、
勝ったらおっぱいを見せることになってしまった女教師が、
頑張ることを教えて勝たせてあげたい、
でも勝ったら、おっぱいを見せなければならない、
という矛盾に悩む姿も面白い。
このあたり、綾瀬はるかの良い資質が出ている。
リビドーの力はおそろしく、
彼らが次第に力を付け始めてしまう頃には、
映画の中にすっかり引きずりこまれていた。

彼女には、昔、
生徒に「嘘つき」と呼ばれて信頼を失った過去があり、
「嘘つき」と言われないために
約束を守ろうとする女教師の姿もけなげだし、
彼女が教師になるきっかけとなった過去の出来事、
その隠された真実が明らかになる部分も感動的だ。
男女の愛も親子の愛も美しいが、
子弟愛はもっと美しい
やはり人を育てる仕事は立派な仕事だ。
先生たち、誇りを持ってくれ。

恋人にブラウスの前を開かれそうになって、はっと気づき、
「これはあの子たちの夢なの」
と拒否するエピソードもなかなかいい。
後半、こうした小さな感動が一つ二つとはじけていき、
最後の大きな感動になっていく構成も巧み。
上手な脚本だ。
それも深刻になったり、
無理やり泣かせようとしないところがいい。
このあたりのさじ加減の良さが監督(羽住英一郎)のセンスだろう。

落涙はしなかったが、
両目の脇から涙がにじんだ。
さわやかな、ここちよい後味
良質の青春グラフティが出来上がった。

友人がほめたとはいえ、
いくら面白くてもせいぜい5段階評価の3止まりだろうと思っていたら、
意外や「4」
題名に負けず、是非沢山の人に観ていただきたい。







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