雨の入院  

冷たい雨の降る中、カミさんを入院させました。
カミさんにとっては4度目の入院

27年前の先天性股関節亜脱臼の手術は
6時間の手術と半年間の入院で、
学齢前の子供を抱えて、大変でした。
日曜日のたびに子供を連れて電車に乗って遠くの病院まででかけ、
夕方トボトボと帰って来た淋しさが思い出されます。
貧乏時代でしたので、生活の不安もありました。
最初の日、泣きだした子供を母親から引き離し、
その帰り道、言い聞かせるように自分を元気付けていた娘。
「泣いたら、もう連れていかないよ」
と言う警告をきいて、
二度目は泣かず、
帰り道に
「泣かなかったでしょ」
と胸を張った娘。
毎朝、子供の手を引いて保育園に行くのもあまり楽しくない経験でした。

あの頃に比べれば、
病院は近いし、
子供は大きいし、
設備は行き届いているしで、楽と言えば楽ですが、
あまり長くない今後の人生の貴重な時間を奪われるわけで、
そういう意味では、とてもくやしい。
早く正常な生活に戻りたい。
「人生の中での良い経験だ」
と納得する年齢はとうの昔に越しています。

娘は入院経験なし。
事務局長は子供の時、交通事故で入院2週間の経験のみ。
カミさんだけ一人我が家の災難を引き受けている感じです。

一度事務所に出て、
亡くなった理事の通夜、葬儀の連絡を関係方面にし、
生花と弔電の手配を済ませ、
やり残した仕事を片づけて、
再び病院へ。
荷物を持ち帰ったり、花を持参したりで行ったり来たり。
面会時間が過ぎたので、
娘と一緒に帰り、夕食はラーメン屋へ。
そういえば、25年前、
病院の帰り、浦安駅前のラーメン屋で夕食をとるのが決まりでした。

「貴方は忙しいんだから、
3日に一度来ればいいわよ」
などとカミさんは泣かせることを言っています。
さいわい、今は忙しくない時期ですので、
できるだけ顔を出してあげます。

「弱っている姿や無様な姿は人前にさらさない」
というのが事務局長家の方針ですので、
お見舞いは一切お断りしています。

先日、花や食材の贈り物のことを書いたら、
「催促していると誤解される」
と親戚筋から注意されました。
そんなつもりは毛頭ありませんので、
お気遣いなく。
大体、人様からものをもらうのは、
心の負債となるため、
あまりよしとしない家風
ですので、ご理解ください。





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