新聞入稿と『誤解だらけの「危ない話」』  

昨夕取材に行った店頭試食会の記事と写真を入れ、
更に前の店頭試食の写真も増やして、
新聞は午後、入稿
明日には郵送されます。
トップは「国産牛肉まつり実施中」で、
写真満載の
主催の(財)日本食肉消費総合センターが
泣いて喜びそうな紙面になりました。
どうせやるなら、盛り上げませんとね。
「おまつり」なんてすからね。

夕方、理事の一人が亡くなったことが判明。
逝去されたのは厚生部理事の森下安次さんで、
市場から帰って心不全でそのまま逝ってしまわれたといいます。
65歳というのは、
あまりに早いと言わざるを得ません。
最新の新聞に訃報を掲載できなかったのが残念。

現職の理事が逝去した時のことは
慶弔規程に定めがあるので、
組合はそのとおり進めますが、
現時点で通夜・葬儀の日程だけは分かったものの、
時間不明で、
しかも葬儀の会場もあいまい。
花屋さんも分からない。
結局、
土日のいずれかには事務所に出て、
生花や弔電の手配をしなければらないようです。

今朝は京葉線の人身事故に巻き込まれ、
ものすごい満員電車で通勤。
あれ以来、「事故」とか「人身」とかいう言葉を聞くと、
はっとしてしまいます。
事故から今日で10日目で、
さすがに疲れが出たのか、
食事の後、気分が悪くなって、ちょっと横に。
こういう時、このまま目覚めないのではないかと不安になったりします。

ブログの読者の方で、
「食材の足しに」とハム・ソーセージを送って来てくれた方がいました。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

その他、親戚筋からは
魚の粕漬けや手料理も届き、
他にケーキや果物など。
何だか急に食べ物が豊富になってしまいました。
事務局長の「主夫」姿は、
興味と同情の的のようです。


[書籍紹介]

クリックすると元のサイズで表示します

食品の安全に対する過剰な不安を
マスコミがいかに不当に煽り、
また、無責任であるかをあますところなく告発した本。

食肉業界もBSEの時に風評被害に苦しめられたが、
あの時、どんなに「牛肉は元々安全」と訴えても、
聞く耳を持っていただけなかった。
合理的に考えれば、
BSEの原因である異常プリオンの分布からみて、
特定部位を処理場で除去すれば、
牛肉そのものは安全なのだが、
どんなに言っても聞いてくれない。

その過程で分かったのは、
「食品に対して不安を抱く」ことが
一つの流行になっている
ということだった。

この本は、
そういう大衆が不安を抱いていれば、
それに合わせてマーケティングするのが、
商売人としてのマスコミであって、
新聞、雑誌、テレビ、書籍がこぞって
その売れ筋商品、
つまり消費者の好みに合った不安情報を販売しているにすぎないと看破する。

「牛肉が危ない」
「中国産が危ない」
「添加物が危ない」
「遺伝子組み換えが危ない」

と書けば、一定数の読者が買ってくれ、
視聴率は上がるのだから、
それは熱心にやる。
「安全」などと書いても売れないし、
第一、後で責任を取りたくないから、
誰も書かない。

こういう「危険」報道が
記者のまともな学習によって書かれているならまだいいが、
ほとんどが一過性のにわか勉強で書いているのが実際。
それはBSEの時、
事務局長はテレビの記者とさんざんやりあってよく分かった。
あきれるほど不勉強だし、
決して自分の非を認めないのがあの人種だ。

この本は
そうした食品に対する危険報道の背後にある
間違いと不勉強とやり口のメカニズムを
筆者自身の経験によって暴いてくれる。

吉野家の社長は、
マスコミや消費者団体とのバトルの最後に、
「牛肉を食べる人だけ分かってくれればいいです」
という結論に到達したが、
それはまさに正しい。

この本を読んだところで、
「不安のままでいたい人」
すぐ忘れるだろう。
しかし、食品を扱う人間が
日々さらされる攻撃に耐えるためには、
是非読んでいただきたい。
日頃感じていたことが裏づけられた気がして、
嬉しくなりますよ。





AutoPage最新お知らせ