文化の日と大統領選挙  政治関係

一時期、文化の日というと、
日本テレビがシスティーナ礼拝堂の修復だとか、
ルネサンスの旅人とかいう特別番組を組んでくれたものですが、
今年はそういうことがありませんね。
夜、フェルメールについての番組がありましたが、
フェルメールは「真珠の耳飾りの少女」以外はあまり好きではないので、
見ずじまい。

そのかわり、政治討論番組を見ながら、
部屋の掃除という、平穏な一日でした。

最近、政治ネタが少ないのは、
総選挙までは何も変わらないからで、
それと、麻生さんのあの声を聞くのはどうも・・・
という気がして、
報道番組をあまり見なくなってしまったからです。
政治家や俳優は言葉をあやつる職業だから、
声というのは大切な要素
です。

3年後の消費税値上げに言及したのは、
「よくぞタブーに触れてくれた」
という評価はあるようですが、
いずれにせよ
3年後は総理をしていない(おそらく)のですから、
そんなことまで言うことはなかったはず。
聞いた方は、
将来に暗い展望を抱いてしまい、
全く景気対策にはなりません。
そういうところに一抹のセンスの悪さを感じます。

元々、消費税を3パーセントから5パーセントにあげる時、
行政改革して無駄をなくす、という前提でやって、
その約束を果たしていないのですから、
もし、ここでどうしても消費税について触れたいというなら、
消費税を上げる前に、これこれの行政改革をやる、と
数字を上げて、
その後に、
やむをえなければ、
税率を上げさせていただきたい、
という展開にしなければ。
こういう発言は自分で自分の首を絞めているわけで、
景気が良くなれば、税収は自動的に増える
ということを御存知ないのか。

それに、何度も言うようですが、
議員年金をはじめとする議員の特権をそのままにして
改革をどんなに口にしたところで、
国民は信じはしません。
国会議員の歳費削減どころか
議員定数の削減をして、
自ら血を流して初めて国民にお願いすることでしょう。

と、結局は政治ネタ。

いよいよアメリカは大統領選の大詰めを迎えており、
ペンシルベニア州の動向が結果を左右するようですが、
先日、飛行機の中で面白い映画を観ました。
「Swing Vote」というディズニーの映画で、
大統領選挙が拮抗して、
ついに、1州を残して選挙人の数が全く一致してしまう。
更に、まだ決着がついていない
ニューメキシコ州の投票結果まで票数が一致。
ところが、調べてみると、
たった一票、機械のトラブルで読み取っていない票が一票あった。
法律により、
この投票した有権者は、
10日後に再投票する権利があるという。
となると、この人の一票で大統領が決まってしまうわけで、
世界中の注目が
片田舎の一人の男に集中する。

その人物・
飲んだくれの落ちこぼれで
トレーラー暮らしの工場作業人・バドにマスコミが殺到し、
大統領候補2陣営は、何とか彼の歓心を買おうと工作する。
バドは有名人気取りですっかり舞い上がってしまう。
その娘モリーはしっかりもので、
その父親の姿を悲しむ。
一方、大統領候補者たちも、
このどうしようもない男のために
自分の政策さえねじ曲げることに次第に間違いを感じ始める。
マスコミ関係者もスクープ映像をものにしようと画策し、
自分の姿勢を問われる。
つまり、この出来事を通じて、
リトマス試験紙のように、
自分の姿があからさまになる。

バドのもとには、
全国から手紙が届くが、
それは生活の苦しさを訴え、
バドの一票で、政治を変えて欲しいと懇願するものだったが、
接待漬けにあけくれるバドは振り向きもしない。
ついに、バドだけのために両候補の討論会が開かれることになるが、
モリーの涙の訴えで初めて目覚めたバドは、
山と積まれた生活困窮者からの手紙を読み始める。

前に、フロリダ州の投票結果で当選者が決まったように、
あり得ない設定ではない。
そのあり得るかもしれない設定により、
一生に一度スポットライトを浴びてしまった男の人間ドラマ

なかなか面白い。
バドを演ずるのは、ケヴィン・コスナー
大統領候補者の一人がデニス・ホッパーだったり、
その選挙参謀がネイサン・レインだったり、
脇もがっちり固めている。

最後、どうなるかは、観ていただくしかないが、
どうやら日本公開の見込みはないようだ。
公開するなら、今しかないのに。





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