本気の政治家  政治関係

通勤してみると、
デスクの上に大量の郵便物と書類が。
ある方が事務局に下さったの箱が置いてある。
更にお通夜のお清めまで。
実質わずか3日しか休んでいないのに、
この状態で、
午前中は書類整理と電話に追われ、
戦線復帰初日から残業。
明日は夜用事があり、
できれば土曜日は休みたいので。

話は変わりますが、
福田首相の辞任は、
ザイオン国立公園の帰路、バスの運転手からの情報で知りました。
WEB版の新聞を手に入れて読むと、
あの福田さんのきょとんとした顔が一面に。
それを見て、
ああ、嫌気がさしちゃったんだな、と納得。
人が仕事を投げ出すのは、
嫌気がさした時
ですからね。
国会では「可哀相なほど」と自分をあわれむまでにいじめられ、
サミット後も支持率は上がらず、
内閣改造しても何も好転せず、
ほとほと嫌気がさしたのでしょう。

こういう時、泥をかぶってでもという覚悟のないおぼっちゃん政治家はダメで、
国民より自分のプライドの方が大切にしてしまいます。
細川さん、安部さん、みんなそうです。

しかし、この国はおかしな国だなあ。
これほど世界に遅れを取った国難の時に、
相変わらず足の引っ張り合い。
会社でも団体でも、トップを支えて前に進むのがあるべき姿なのに、
政治だけは違う。
トップの邪魔し放題。
邪魔された方も「百万人といえどもわれ行かん」の気構えがないから、
あっさりやめてしまう。
これだけ政権がころころ変わる先進国も珍しい。

前にも書いたが、
この国には、
「首を取ったら手柄」という
戦国時代からの慣習に支配されている。

ねじれ国会を作り出したのは国民だから、
その結果の不便も受けなければならないが、
ねじれが解消されないと、
このままの状態が続くだろうことにはうんざりさせられる。

そこで、いっそのこと、
民主党に政権を取らせて
ねじれを解消
したらどうかという発想も国民の中に浸透しつつある。
今の自民党のままでは何も変わらないことに国民はよく知っている。

それにしても、
地方回りを綿密に繰り返して参議院選挙を勝利に導き、
その後は、何から何まで政局化して
政権党を追い込み、
次の選挙で政権交代が現実に可能と見せつけているのは、
小沢一郎という一人の男の力だ。
菅、鳩山では、とてもここまではできない。

ついに民主党は対抗馬さえ出すことかできずに
小沢が党首に座り続けているのは、
「この男についていけば政権が取れるかもしれない」
と、アンチの人たちをも惹きつけているからだ。
これほど嫌われていながら、
頼られる指導者は珍しく、
それは彼の実力だ。

かつて自民党から政権を奪取し、
その後の紆余曲折で一度は後に退きながら、
再び政権を取るところまで到達した小沢一郎。
たいした男だ。

この男の今やっていることは、
とにかくひたすら政権をいじめ、
邪魔をし、
機能不全に持ち込んで、
総選挙に追い込むこと。
その手法は紳士的ではないし、
国民にとってはいい迷惑だが、
そう分かっていても、
否定しきれないのは、
この男の「本気」を感じてしまうからだ。

かつてそういう一人の政治家がいた。
小泉純一郎はその「本気」を感じさせた。
だから、参議院で否定された郵政民営化を
衆議院解散という奇策で達成しようとした時、
普段は投票に行かない若者たちまでもが、
「選挙に行かなければ」と足を向けた。
小泉が本気で、それを応援しないと国があやうくなると感じたからだ。

国民がなぜ政治不信に走るかというと、
政治家が本気でないと感じているからだ。
どんなことも口先だけで、
手練手管にはたけていて、
自分の保身はしても、
本気で国民のことなど考えていないとよく分かっている。
議員年金一つ改革できない連中に
国の改革などできないことをみんな知っている。

もし国民に痛みを強いるなら、
まず自分たちの数を半減させ、歳費を減らし、
あらゆる特権を返上するくらいのことをしない政治家を
誰が信用するものか。
官僚支配が諸悪の根源であることが分かっていていながら、
天下り完全規制一つできず、
彼らに頼り、翻弄されている姿に、
何を言ってもその場しのぎ、と分かっている。

だが、小沢ならやるかもしれない
そう思わせるものが彼にはある。
彼なら、誰もできなかった公務員改革を本当にするかもしれない。

小泉後の二人の甘い政治家を追い詰め、
国政を混乱させ、
いよいよ解散総選挙まで持ち込んだ
小沢という男に意外と非難が向かないのは、
「こいつは本気だ」とみんなが感じているからだ。
「こいつは本気だから、
まかせてみれば、本当に日本の改革をやりとげるかもしれない」

と思わせるものが、ある。

もちろん実際に政権を取ってみれば、
自治労や諸労働組合の妨害と
今度は野党と化した自民党の徹底抗戦によって
思うにまかせなくなるだろう。
今度は小沢自身の「首」を取ろうと迫る勢力と闘うことになる。
その時こそこの人の本気が本物がどうかが分かるわけで、
自治労と袂を分かつほどのことをしないと
この人の本気も信じられなくなる。
政権奪取が目的化して、
そこで燃え尽きてしまっては困る。

来年の1月とか、年末とか言っていた総選挙は、
10月26日と、具体的日程まで上がってきた。
石原伸晃では勝てない。
事務局長は、道路公団の総裁との一件以来、この人を信用していない。
立場を優先して意見を変える人は本気ではない。
小池百合子の言葉は空疎で、知識が全般に行き渡っていないのを感じる。
与謝野馨はベテランの政策通だが、財政再建の考え方は
官僚の思考方法なので、改革はできない。
まして、あの声では、国民に希望を与えるのは無理だ。
言葉をあやつる政治家にとって、声はものすごく需要だから。
以上のように、出馬宣言した時点で
その人の政治的センスの悪さが分かる様な人はだめだ。

本気の気配が見えるのは、麻生、中川(秀直)くらい。
まだ中川の時代は来ていないから、
麻生がどれだけ本気を見せられるかによって、
今度の総選挙の帰趨は決まるだろう。

仮に小沢政権が樹立したとして、政治は流動化する。
小沢が本気を継続すれば、
その本気ぶりにおののいた民主党の甘い部分は離反して二つに割れ、
政権を失った自民党の中から
政権の中にいたくて合流する者が必ず出て来る。
もちろん公明党は連立政権に参加する。
そして、自民党は小さな野党に化していく。

こうして55年体制はついに崩壊し、
新しい政治の時代が到来する。

これが今の状況の中からの前向きの希望の道

久しぶりの政治ネタ。
事務局長、少し燃えてしまったね。

さて、ここで、俄然注目されるようになったのが、
9月11日の「新しい風」の出版記念フォーラム
総裁選の顔ぶれが決まった翌日のこの行事。
竹中平蔵の講演の前に、
あの小泉さんのスピーチがある。
総裁選前の小泉が何を語るか。
マスコミはどっと押し寄せるだろう。
また事務局長は組合役員に
良い席を確保するために、
早めに行かなければならなのだろうか?






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