外出と『千両花嫁』  

今日は私用半休の申請をして、午前11時から2時まで外出。
わけあって、暑い中、背広で出かけました。
エレベーターのところで前の事務局長に行き会うと、
「珍しいじゃない。ネクタイなんかして」。
そんなに珍しいですかね。
6月から9月まではクールビズで
事務所内ノーネクタイ、開襟シャツが許され、楽ですが、
それ以外の季節は一応ネクタイを着けているのですが。
つまり、印象として、ノーネクタイの印象なのでしょうね。

その前後の朝や夕方、いろいろありましたが、
このブログでは何でもかんでも書いているわけではなく、
取捨選択はしています。
これはまだ早い、
これは影響がありすぎる、
これは私的心情に過ぎる、
など、結構気は使っています。

家ではIP電話を解約して、
ケーブルテレビの回線に切り換え。
来月からNTTの基本料金はかからなくなります。
今までもNTTで通話していないのに、
基本料を支払うのはなんとなく納得がいかなかったのですが、
何十年も使っている電話番号を変えるわけにもいかず、そのままでした。
しかし、番号ポータビリティで、移動が可能に。
NTTもこれから大変だね。
加入権を確保しておくために、
休止の手続きを取るよう勧められましたが、
「加入権」など、今は二束三文で、事実上の死語と化しています。

夜中にIP電話のアダプターを外したところ、
ネットが出来なくなり、焦りましたが、
一度電源を落としてみるなど、
工夫してみたら、復旧。
うちの娘は、
「パソコンがなかったら、死んでしまう」
と言っていましたが、
今やパソコンは必需品。
こんな時代が来るとは思ってもみませんでした。
それでもパソコンなど触れたことのない人も多いのは、
首都圏に住みながら、
一度もディズニーランドに行ったことがない人
(最近、そういう人に何人も遭遇しました)
がいるのと同じですね。

[書籍紹介]

クリックすると元のサイズで表示します

先の直木賞候補作の一つ。

京都三条に道具屋を開いた若夫婦の物語。
主人公の真之助は、
奉公先の娘・ゆずと相思相愛の仲になり、
「来年の桃の節句までに、
四間間口(よんけんまぐち)の店を構え、
千両の結納金をもって迎えに来たら
娘はお前にくれてやる」
という主人の無理難題に挑戦して
それを果たすが、
主人は約束を違えてしまう。
そこで駆け落ち同然に一緒になり、
自分たちの店「とびきり屋」を盛り立てていく。

というのが主筋になって、
これに幕末の時代が押し寄せて来、
勝海舟や坂本龍馬、高杉晋作、近藤勇、芹沢鴨らが絡んで
物語が進展する。
全体を貫くのが道具の「目利き」「見立て」で、
この部分が興味津々。
真実や価値や人間の見立てに通じているのが面白い。

娯楽作として気楽に読めるが、
直木賞は無理だったな。
ゆずがあまりに理想的に描き過ぎているのが難か。
しかし、読後感はすこぶる良いので、お勧め。






AutoPage最新お知らせ