岩カキとイエスの骨  

昨夜新聞の原稿を仕上げてしまったので、
今日はゆっくりできました。

山形屋の除名が迅速に決まりましたが、
最近決定が早いのは、
「様子を見よう」という人が役員の中にいなくなったからです。
昔はそういう人がいまして、
決断力の無い隠れ蓑に、すぐ「様子を見よう」と言いだしました。
もうひとつが「行政にお伺いを立てよう」というやつ。
要するに、自分で決断できる胆がないだけのことです。
今回は、
「相手がごねた場合、臨時総代会を招集することになりますが、いいですね」
と確認し、
みんなが腹を固めたので、脱退するぞ、と迫ることができ、
相手が受け入れたので、
総代会を招集する手間ははぶけたのです。
ぐずぐずしていたら、
組合の姿勢が問われることになるところでした。

[今日の写真]

↓の石みたいなものは何か分かりますか?

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岩カキです。
一般的に流通するマガキとは違う種類で、
しかも、いただいたのは、
正真正銘の天然もの
サイズは10センチかける17センチ、厚さ7センチの巨大さ。

↓貝むき用のナイフも付いています。

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説明書には、貝のこの位置を金槌の釘抜きの側で砕け、と図示してあります。
というわけで、↓金槌の登場。

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一体どこが貝なのかよく分からないままにベランダで砕いてみると、
ようやく穴があいたので、
何層にもなった貝の年輪(?)をペンチでメキメキと取り除き、
ナイフを差し込んで、貝柱を切ると、
ようやく、貝が口を開きます。
砕く場所の指定があったのは、
そのあたりに貝柱があるからのようです。

貝を開くと、ご覧のとおり、「本体」がベッドに寝ています。
10センチ×7センチの豊満な体を
一糸まとわぬ姿でさらしています。
穴が開いているのは、貝柱のあった場所。

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カキにしてみれば迷惑な話で、
何年もかかって堅固なマンションを作って寝ていたのに、
突然外から壁を崩されたようなもの。↓

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有無を言わせず、下の貝柱も切られて引きずり出され、
その上、ぺろりと食べられてしまうとは。

それでもカキは何も言いません。
英語で、「カキのような人」というのは、
口の堅い人のことです。

[書籍紹介]

↓本日読み終えた本。

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題名だけで内容がほぼ見当が付くのは困りもの。
原題も同じ。

その上、「腰巻き」に、さらに追い討ちが。

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内容が分かっている本をなぜ買ったかというと、
実は、事務局長、このテの話が大好きだからです。
もしかすると、題名で種明かししてしまっているのは、
最初からそういう「愛好家」を対象にしているのかもしれません。

キリストにまつわる珍奇な話というのは
「ダ・ヴィンチ・コード」が最も成功した例ですが、
実は、山ほどあります。
5番目の福音書が発見されたとか、
イエスは実は死なず、日本に渡ったとか、
(実際、岩手県の「戸来」(へらい=ヘブライに通ず)には、
「キリストの墓」というのがあります。
旅行者が2千年前のエルサレムにタイムスリップしてしまい、
そこで撮影したビデオにイエスの映像が写っており、
その「聖なる鏡」を継承する秘密組織があって、
やがて、現代に至って、そのビデオカメラ (ソニー製) が発見される、
なんていうのもありました。
ドラキュラとはイエスを裏切ったユダだった、
なんていう映画もありました。
イエスの骨が発見されたという話は、
映画でも観たことがあります。

そういう意味で、全然新味なし
ただ、エルサレムの神殿の下から強奪された骨箱が
ヴァチカンに運ばれ、
二人の学者によって検証されていく過程は、
そこそこスリリング。

お約束の「テンプル騎士団」も登場しますし、
最後はおきまりの結末。

テンプル騎士団について知りたい方は、↓をクリック。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3

なぜイエスの骨が問題になるかというと、
新約聖書の記述では、
イエスは死んだ後、蘇り、
最後には天に昇って行った、
と書いてあるからです。

イエスの骨が実際にあると、
教義上、問題になる。
つまり、キリスト教二千年の歴史が崩壊してしまう、
というわけです。

死体の行方が分からない、というのは
神秘的で想像力を喚起します。

たとえば、自殺したと言われるヒトラーの死体は行方不明。
だから、ヒトラーは逃げて、生き続けたという「伝説」が発生。
モーツァルトの墓、というのがウィーンにありますが、
実際は共同墓地に葬られたので、そこに遺体はありません。
聖徳太子の骨も所在不明。
モーセのお墓も不明。

そうしたわけで、こういう話があると、
事務局長は、
また本屋の書棚に手を伸ばしてしまいそうです。





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