監査会とエラソーな電話とシベリア  

本日は監査会
決算内容と最終四半期の監査を受けました。
専務理事は
三役会・常務会・監査会・理事会・総代会と
同じ内容を5回も説明しなければならないから、大変です。
民主主義は時間がかかります。

旧約聖書には、
モーセに率いられてイスラエルの民が荒野で生活している間、
「モーセの家族だけ良い暮らしをしているのではないか」
という疑惑をかけられ、
モーセが怒って、
「じゃあ、ちゃんと報告しよう」
と会計報告をした、という話が出ています。
何千年も前から会計報告は存在したのですから、
小さな集団から大きな集団まで、
お金の使い方については厳しい監視が必要です。

さて、本部にはいろいろな電話がかかってきますが、
大変不愉快な電話もあります。
今日も一本、ありました。
ある課題について、質問してきたのですが、
大変決めつけた、
偉そうな口ぶりの電話。
何であんなに威張るンでしょうねえ。
威張るというのは、
精神の貧困を証明している
だけなのに。
本当に自信のある人は威張りませんよ。

もう数ヶ月前になりますが、
ある区の元区会議員の方もひどかったな。
高圧的で見下した言葉使い。
区の職員に威張っていた癖が出たのか、
組合の職員にも威張ります。
その人の底の浅さが分かるだけなのに。
誰も威張られたら、喜んで従いません。
相当なお年 (70歳くらいか)なのに、
70年間、ああやって生きて来たとしたら、
随分貧しい人生だったな、
と思って気の毒に思いました。

優越的立場を利用して
威張る人ほど悲しい姿はありません。
そういう人は、上に対しては卑屈な態度を取るのでしょう。

賢人・曽野綾子さんの母親はとても偉い人で、
娘を育てる方針は、
「乞食に対しても威張ることなく、
天皇様の前でも卑屈にならない人間に育てること」

だったそうです。
賢い人の母は、やはり賢い。

[書籍紹介]

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昨年末に亡くなった、
愛知県の組合の重鎮で、
全国団体でも重要な役をしておられた方の書いた本です。
この方も、決して威張ることのない人でした。

若い頃にシベリア抑留された時の経験談。
葬儀に際し、配付されたものを
いただいたいので、
読みました。

辛くなる体験ですが、
こうした方々の苦労の上に
今の日本がある
のを忘れてはなりません。

それにしても、
あの厳寒の地で、
よく生き延びたものです。

ああした特殊な環境の中でも
捕虜が組織化されたり、
改善の交渉をしたり、
段々生活が効率化されていくなど、
やはり日本人は素晴らしい。

シラミにたかられて全身かゆく、
衣類をストーブの上で叩くと、
シラミが落ちてパチパチと胡麻を煎るような音をたてて焼け焦げ、
卵を取るためにシャツを飯盒に入れて煮沸、
その同じ飯盒で食事をしていた、
などという描写には、
震えあがりました。
そうやってシラミを退治しても、
一晩寝れば、隣の人のシラミが移って来るそうです。

そういえば、子供の頃、
学校で頭にDDTをかけられた記憶があります。

笑ったのは、ソ連兵をからかった時のこと。
ソ連兵が「東京にも太陽があるのか」と聞くので、
「東京には太陽が二つあるぞ」と冗談半分にからかうと、
「ふうん」と信じたという話。

話題は食べ物と故郷のことばかりだったといいます。

写真や挿絵が沢山あるので、
当時の様子がよく分かります。
近藤金治前理事長も抑留経験者。
他に数人知っていますが、
どんどんお亡くなりになって、
やがて歴史の中に埋もれてしまうのでしょう。





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