映画6本  


[映画紹介]

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コンピューター・グラフィックスの進歩で
最も恩恵を受けたジャンルはSFとファンタジー
昔は困難な表現が可能になったことで
次々と有名ファンタジーが映画化されている。

これもその一つで、
ファンタジーに興味の無い方には無縁の作品だが、
見所は素晴らしい特殊効果
今年のアカデミー賞の視覚効果賞を受賞。
もし予想投票前に観ていたら、この作品を予想していただろうに。
全ての人間の脇に付き添っている守護動物とか、
雪原を行く白くまとか、
全編SFXの無いカットはないのではないかと思うほど。
二頭の白くまの対決シーンでは
カメラ(視点)がぐるりと一周してしまう。
今の映画がどこまで進化しているかを観たい方はどうぞ。
5段階評価の「3.5」

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眼中になかったので、チラシの収集はしておらず、
↑のような状態。

これは意外な拾い物。
ある大学のプロレス研究会が舞台。
そこに入って来た新入部員は、
在学中に司法試験の一次試験が通っているという秀才。
なのに、技の覚えが悪い。
「安全第一」のできレースの段取りがなかなか覚えられない。
そういう日常が描かれていて、
実にくだらない。

と思っていて、3分の1ほど経つと、
思いがけない事実が明らかになる。
ああ、そういう話だったのか、
と予備知識の無かった事務局長は驚愕。
それで、謎が解ける。
なぜ彼が覚えが悪かったのか、
なぜいちいちノートを取るのか、
ポラロイドカメラを常時携行し、記録に残すのか、
同じギャグに何度も笑うのか、
なぜリングネームでみんなを呼ぶのか。

こうしてその「秘密」を知っている者と
知らない者との
彼を取り巻く
何ともいえなく切なく優しい物語が展開していく。
その切なさに、事務局長、不覚にも泣いてしまった。

実は、主人公はある「障害」を抱えているのだが、
これについては、
もうあちこちに公表されているが、
あえて事務局長は書きません。
実際に観て、驚いて下さい。
実は先行作品が二つほどあり、
その題名を明かしただけでカンの良い方は分かってしまうので、
それも書きません。
「博」と「メ」です。

元は芝居だったという。
どんな舞台だったのだろうか。
「スマイル」同様、大甘の「4」

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衆人環視の中での大統領銃撃事件を巡り、
現場に居合わせた8人の人物の視点で描く、
という鳴り物入りの予告編に、期待は高まる。
8つの視点が重なり合う時、
驚愕の新事実が現れるのだろう。
きっと史上初の斬新な描き方に違いない。
・・・と、期待し過ぎてしまった。

一人の人物の視点が終わると、
ギュルギュルとビデオテープが巻き戻されるようにして、
次の人物の視点で描かれる。
はじめのうちはいいが、
これが5回も繰り返されると、
いささかもどかしい。
しかも、視点が重なり合うことによって判明する新事実、などではなく、
要するに並列。
しかも半分くらいでこの方法を放棄し、
後は、ある集合地点に行くまでは
普通のやり方。
編集のリズムがいいから、
ノンストップで一挙に見せるが、
ただそれだけだし、
登場人物の行動も間抜けだったり、
理解不能だったり。

さて、この映画、
大体半分あたりで
驚愕の事実が明らかになるのだが、
WOWOWの「ハリウッド・エクスプレス」で
その肝心の部分を見せてしまった。
WOWOWのセンスを疑う。

というわけで、「3」

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これはなかなか面白い。
映画ははじめアニメ(伝統的な手書きアニメ)で始まって、
主人公のお姫様が魔女の計略で井戸に落とされると、
行った先がニューヨークのタイムス・スクエア。
ここから実写となり、
お姫様は雑踏の中、お城を捜して歩く。
後を追って来た王子や魔女らもニューヨークの街でてんやわんやの大騒ぎ。
「おとぎ話のプリンセスやプリンスがニューヨークに現れたら
面白かんべえ」
というアイデアを
実際面白く仕上げるのだから感心する。

おとぎ話からやって来たお姫様は
現実の街ではただの変わり者だし、
お得意の歌も通用しなかったり、
というのがおかしい。
アニメの世界よりも生身の人間の方が
段々良くなってしまう、というのも
皮肉が効いている。

随所にディズニー・アニメの引用がちりばめてあり、
かつて「シュレック」でさんざん笑い物にされたが、
「それくらい自分でやるよ」
とディズニー自らパロディーにしてしまう。

しかし、なんといってもプリンセスをやった
エイミー・アダムスのキュートさが映画を引っ張っている。

才能ある集団はなにをやってもやりこなす、
という典型。
「4」

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空間移動(ジャンプ)の能力を身につけた男が
全世界をまたにかけて人生を楽しむが、
こうした「ジャンパー」たちは多数いて、
それを狩る集団も昔からいて・・・
という話。
スフィンクスの頭の上で食事をしたり、
などという映像が面白い。
日本にもやって来る。
地下鉄の銀座駅から出ると、そこは渋谷。
別にジャンプしたわけではなく、単なる編集上の無頓着。
外人には、よほど渋谷駅前のスクランブル交差点が興味深いらしい。

で、映画の出来ばえだが、
空間移動などというやりつくされた題材だから、
よほどひねりのあるストーリーと
SFXのうまさが問題。
どちらもあまり高級とはいえない。
事務局長好みのダイアン・レインが母親役で出てきても半端な扱いだし、
どんどん話が分からなくなる。
全てが中途半端。
「2」

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長い間疎遠になっていた3兄弟が
長男の呼びかけで再会、
インドを横断する汽車の旅に出かける。
そこで強烈な個性がぶつかりあって・・・
という話で、
3兄弟を
オーウェン・ウィルソン、
エイドリアン・ブロディ、
ジェイソン・シュワルツマン
が演ずる。
監督はウェス・アンダーソン
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の監督なので、
期待して観たが、
なんだか、ぱっとしない。
でも、きっとこの映画を好きな人は沢山いるだろう。
インドの列車事情が分かって、それは興味深かった。
映画のプロローグとして、
短編「ホテル・シュヴァリエ」付き。
「ナタリー・ポートマンに良く似た女優だな」
と思っていたら、本当にナタリーだった。
「3]







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