早や3月  

昨夜はダウンで、ブログをサボりました。
一週間の疲れが出たようです。

ハワイで傷めた肩の痛みが取れないので、整形外科へ。
入ってびっくり。
お年寄りのたまり場でした。
どう見ても70〜80歳の人たちが、
常連同士らしい会話をしています。
話の内容は、
病気自慢。
ボケ自慢。

今日は月替わりなので、
保険証を持って来なければならないのに、
全員が忘れています。

レントゲンの現像を待つ間、
マイクロウェーブ照射でリハビリ室に入ると、
ここにもお年寄りが沢山。
主に腰、膝に機械を当てて、じっと動かずにいます。
マイクロ波で暖めると
痛みが取れるようです。
腰が痛い、膝が痛い、
と毎日辛いでしょうね。
自分の10年後の姿かと暗澹たる思いにとらわれました。
どうやら毎日来ているらしく、
痛みとの闘いが日課になっている様子。
治療費も110円だの200円だの、かなり安い。
安いから毎日来れるのでしょうが。

で、事務局長の方は左の肩板(けんばん)というのが損傷しているそうです。
原因はハワイで物を掴む時に力がかかりすぎたため。
治療に2〜3週間かかり、
その間、腕を90度以上上げないように注意されました。
従って、エアロビクスは3週間禁止。
痛みが取れたら、
逆に腕をまわさなければならないそうです。

例の睡眠時無呼吸症候群以来、
病院にはあまり行かない事務局長ですが、
今日は日本の高齢者医療の実際に触れて、
大変貴重な経験をしました。

病院が浦安魚市場のそばだったので、
その後、魚市場へ。
前にも書きましたが、
ここに来ると、猫であった前世の血が騒ぎ、
大量に買い物をして帰りました。

新浦安の市の施設では、いろいろ文化行事をしています。
たとえば、下のようなもの。

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浦安に、そんなに落語好きがいたとは。
↓こんなポスターを見つけ、

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既に始まっていたので、最後の30分だけ聴きました。
講演中は撮影禁止のはずなので、
紹子さん退場の時に撮った写真が、これ↓。

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200席の会場、丁度満席。
さすがにテレビに出ている人の吸引力は違います。
事務局長は後に立って聴きました。

この人は一種の話芸を持っており、
話はオウムからイラク、朝昇龍、母子殺人事件へと広がっていきます。
選挙にどう関連付けるのかと思ったら、
「一方的情報に惑わされず、
自分の判断で行動を」
ということでした。

オウム事件で江川さんが活躍していた頃、
事務局長は手紙を出したことがあります。
ああいえばなんとかの主張に
こう対抗したらどうか、
という激励と助言の内容。
彼女からは丁寧な返信がありました。

[映画紹介]

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デンゼル・ワシントンラッセル・クロウという
二人のオスカー俳優を配した
リドリー・スコット監督の作品。

ニューヨークのハーレムで
死んだ親分の仕事を引き継いで、
東南アジアのヘロイン密輸ルートを確立した男と
一切の汚職から遠いところにいて捜査に腐心する男との対決の話。

麻薬販売は
人の人生を台無しにしてしまう点で
最も憎むべき犯罪だが、
その犯罪組織を作り上げていく過程を
実録的に描いて魅力一杯。
追う者(捜査員)と追われる者(麻薬王)の経過が並行して描かれ、
接触するのはたった2箇所という
ストーリー展開も巧み。

それまで潜行していた麻薬王の姿が捜査線上に浮かぶのが
妻が贈った派手な毛皮のコートを着て人前に出てしまったから
という皮肉も効いている。
そのコートを着たのが
モハメッド・アリの世界戦というのも
ますます味付け濃厚。
浮上したターゲットへの捜査で
アジアからの最後の密輸が
あぶりだされて来るところもスリル満点だ。

両オスカー俳優の演技合戦は、
悪役の方が魅力的という鉄則通り
デンゼル・ワシントンの方に歩がある。
腐敗にまみれたニューヨーク警察の中で
潔癖さを貫くラッセル・クロウの方の
存在証明がない分、
役柄が曖昧
になった。

この作品がリドリー・スコットの演出力で
十分見せたにもかかわらず、
もう一つ感銘に至らないのは、
最後の麻薬王対捜査員の対決が
あまりにさらりとしている
こと。
あそこは、金の力で動かない人間がいることに気付いて
麻薬王の世界が崩壊するところまでちゃんと描いてくれないと、
それまでの積み上げが何のためかか分からなくなる。
まして刑期を終えて出て来た麻薬王が
全然老けていないのはやはりおかしい。
刑務所を出て来た時
時代に取り残された
かつてのギャングスターの孤独
をちゃんと描いてくれないと。

そういうわけで、「5」に近かったのに、
最後のツメが甘く、
5段階評価で
「4」

もう一つ。

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現役の医者・海堂尊のベストセラーの映画化。
ミステリー映画としてはそこそこ面白い

心臓の筋肉の拡張を
一旦心臓を止めて切り取って小さくし、
縫合して戻した後、
心臓の収縮運動を再開するという
「バチスタ手術」を巡る話。
その手術の様子がリアルに描かれるので、
女の方や心臓の弱い方は見ない方がいい。
随分乱暴な手術とは思うが、
一旦止めた心臓がもう一度動き始めるかどうかが
サスペンスを呼ぶ。

成功率60パーセントにもかかわらず、
26連勝した優秀なチームが
3回続けて術中死で失敗。
その原因を探るために
外科手術には全く素人の
心療内科医が指名されて捜査を始める、
という全く新趣向が興味を呼ぶ。
事件を巡る病院内の人間模様も面白い。
何より手術シーンの張りつめた描写が映画として優秀だ。

一旦「問題なし」と結論付けようとしたのを、
厚生労働省の役人が関わって、
「これは殺人だ」と
再捜査を始める後半は、
安部寛の役柄が賛否を呼ぶだろう。
ミステリーなのかコメディなのか。
ま、両方でもいいんだが。

ただ、今までのミステリーとは違う新機軸に
事務局長は楽しく観た。
役者の中では
執刀医役の吉川晃司がなかなか巧く、感心した。

とはいえ、「4」は上げられず、
5段階評価の「3.5」





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